転職活動を始めたきっかけは、一言で言えば「2代目のお世話に疲れたこと」と言えます。会社や事業の先行きについて、思いや見通しを従業員に伝えることを避け、課題や問題の解決を従業員に委ねるが、提示された内容が自分の思いと異なっている場合には批判的に応えるなど、結局、この会社をどうしたいのか、社員をどの方向に導きたいのか、最後まで自分にはわかりませんでした。転職活動を始めて間もなく、自分の職務と重複する立場の者をメインバンクから顧問として迎え入れ、また、来春には3代目となる子息の入社も発表され、転職のタイミングとして間違っていなかったと思います。
自分の転職活動は、まず、あるエージェントに登録することから始りました。そのエージェントの担当者と面談し、いろいろ話をする中で、webサイトの登録も並行しておこないました。また、webからハローワーク求人もまめに確認していました。
登録したエージェントからの紹介は4社、ハローワークを含むwebからの情報での応募は5社、また、このサイトからの紹介(エージェント経由)は2社でした。
実際に面接に至ったのは、ハローワークの求人で応募した1社と今回内定をいただいた会社の2社になります。
最終的に内定をいただくまでの期間はおよそ半年位かと思います。希望する職種や自分の年齢、活動期間、面接回数など、自分はかなり幸運だったと思っています。
年齢的に、自分が何ができるか、ということを自分がどれだけ分かっているか、ということが前提になるかと思います。自分の場合、中小企業での管理系職務キャリアが長く、管理系:総務・経理・労務・給与・人事など、実務を含めてなんでもできるということを強みと思っていました。
自分が歩んできた道のりを振り返り、どのような経験をしてきたか、そのような場面でその経験を生かしてきたか、それを踏まえて、新しい環境でどのように自分が役に立てるか、ということを具体的にイメージして、それをエージェントの方と共有して、会社、仕事の紹介に繋げられるといいかな、と思います。
転居や単身赴任とならず、それほど大きい規模ではない(100名程度)管理系の職種、できれば建設業、というわがままな希望に合う会社をご紹介いただき、最終的に内定につながり、感謝にたえない思いです。