前職は食品メーカーの営業をしていました。転職のきっかけは社内の異動に際し、単身赴任での異動が認められないルールだった為、急きょ次の仕事を探すという感じになりました。
前職に就職の際、人材紹介会社某社を利用した事があったため、今回も人材紹介会社に登録して探そうと思い活動を始めました。しかし、昨今の大不況や自分自身の年齢も考えると、2年前の状況と明らかに紹介してもらえる案件そのものが不足していました。職務経歴書作成については前回の書類をベースに作成したこともあり比較的早めに作成が出来ましたが、なかなか公開求人に応募しても書類選考すら通過しません。
就職して約15年、食品業界一筋で来た私にとって経験を生かすとすれば同じ食品業界でという考えもありました。今回、結果的には全く別業界においてコンサルタント営業職として転職が決まりましたが新しい業界への不安は正直残ります。ただ、営業職として何かしら人との関わりを持ち続けたいという自身の希望がもっと密接に関わっていく業界だという事です。年齢だとか経験業界だとかで自分自身の可能性を狭めることなく、違った視野を持ってみるのも逆転の発想でいいかもしれません。
30代の転職といえば、即戦力もしくはマネジメント経験を問われる先がほとんどだと思います。実際多くの会社はその通りです。自分自身の今までの経歴で、同業界や同職種でないと経験を発揮できないと思う事も少なくありません。しかし、本当に自分がしたいことは何か。私の場合は営業職だったため、食品を通じて人との関わりを持ち続けたいというのが原点でした。でも、食品でなくても人と関われる仕事はたくさんあるんだという事に気づけたのがよかったと思います。発想の転換もありかもしれません。
今回お世話になりました、アソート株式会社の中村様。
食品業界中心だった私の前に他業界を含めた3社の案内を出していただいたとき、自分の中で新しいことにチャレンジしたいという気持ちが出てきました。実際他社の紹介会社の案件も並行していましたが、途中から自分で優先順位がはっきりしたのもいいアドバイスをいただけたからでした。
最終面接前にも最後のアドバイスをもらえたことで気分的にも楽になり無事転職が決まりました。今後とも素晴らしい出会いをプロデュースしてあげてください。今回は本当にお世話になりました。