貿易商社に勤務していますが、同族会社のため、将来のポストや給与の限界が見え、転職を決意しました。前職は営業職に従事していたのですが、もっと企業経営に携わりたい、自分の成果を正当に評価して欲しいという想いが強く、経営コンサルタントを志すようになりました。
まず、経営コンサルタントを志望するにあたり、業界未経験であることが非常に高いハードルになりました。書類段階での落選や面接においても落選を味わい、何やら自分自身の過去を否定されているような気持ちになり大変落ち込みました。
しかし、どうしても経営コンサルタントになりたいという気持ちが捨てきれず、最終的に1社に絞り活動を続け、何とか内定をいただくことが出来ました。
未経験ではありましたが、経営コンサルタントになりたいという私の想いを、どのようにしたら企業に伝えることができるのかを色々と思案した結果、面接をしてくださった方にお礼の手紙を出しました。その手紙に、自分がコンサルティングを行った場合の提案書をまとめ提出するという行動に移すことで入社への想いを伝えました。これが決め手になったのかは分かりませんが、自分の想いは間違いなく企業に伝わったと思っています。
現職に対して迷いを持たれている方には、正直転職はお勧めできません。転職に対する強烈な気持ちがなければ、途中途中で訪れる苦悩に耐え切れないからです。
転職は、その期間にどれだけ自分と真剣に向き合ったか、その度合いで転職の際の満足度が左右されるのではないかと思います。人生を左右する決定事項になるので、十分に自分自身と向き合っていただきたいと思います。
アクシスコンサルティングの山尾さんには長い期間に渡ってアドバイスをいただき大変感謝しています。結婚を9月に控えた私のプライベート面にもお心遣いをいただき、また途中で気持ちが折れそうになるところを何度も励ましていただき、毎回勇気付けていただきました。
転職先で存分に力を発揮し、「御社からの紹介者は一味違うな!」と企業担当者に思わせることで、恩返しが出来ればと思っています。