転職を考えたきっかけは簿記の資格取得を機に、一般事務という立場から経理にキャリアチェンジをしたいと考えたためです。
簿記の2級まで取得したものの、実務未経験でしたのでとにかく経理実務のスキルを身につけたいということが一番でした。更にせっかく転職をするのならば年収アップを目標にしていました。
2006年末にミドルの転職に登録し、翌年1月に各人材会社よりスカウトの連絡をいただき、登録を開始しました。
ただ、資格は持っているものの、実務がまったくなく未経験だったために書類選考で落とされるケースが多く苦労しました。
初めの私はとにかく「簿記の資格をとって経理職につく」ということを目標としていましたが、人材紹介会社との面談の中で、「経理職」への転職は経験者重視で未経験者への門戸が狭いということを教えていただきました。
なので、少し見方を変えて、「経理」という名称にこだわることなく、「総務部」や「管理部」という名称でありながらも、実務内容に請求書関係や決算書類の作成が含まれていて、その他に庶務や人事関係の仕事も含まれるような求人にも間口を広げて探しました。
面接では、簿記の資格を保有していて、今後は実務を身につけていくという強い決意をアピールしました。実務経験については、本当にポテンシャル・やる気を評価していただく以外になかったので、会社経営に数字の面から携わりたいという強いアピールをしました。
幸い、内定した会社はポテンシャルを重視して採用し、人材を育てていくという社風の会社だったので、未経験でありながらも経理職に携わりたい私を育てていくつもりで採用して下さったのだと思います。
転職活動を始めた頃は漠然とキャリアチェンジしたいと思うだけで、自分でもどのような会社が良いのか、どういうことを今後入社した会社でしていきたいのか等があいまいでした。
ですが、活動を進めていくうちに自分のビジョンが確立されてきて、目標を見失ったり妥協をしたりせずに努力をし続けたことが結果的には良い方向に運んだのだと思います。
私は3ヶ月ほど時間がかかってしまいましたが、漠然と「転職がしたい」と思っている方でも自分に合う人材紹介会社を見つけ、きちんとしたカウンセリングをすることで自分の進みたい道が見つかるかもしれません。上手に人材紹介会社を使って、自分の納得のいく転職をしてくださいね。
とにかく魅力的な案件をたくさん紹介していただきました。面接のアドバイスなども的確で、とても参考になりました。また、私の人柄を評価していただき、応募先企業に対して、人物面でのアピールに力を入れていただいたことにも感謝しています。本当にありがとうございました!
今後もそのキメ細やかなサービスを続けていって欲しいと思います。