Q.転職活動にあたって、やっておいてよかったことは何ですか?
※ミドルの転職会員へのアンケートより
「転職への備え」として、一番には「職務経歴書などの応募書類の作成」が、そして二番目には「スキル・キャリアの棚卸し」が挙げられました。それらが具体的にどのように役立ったか、ユーザーの声にも目を向けてみましょう。
職務経歴書など応募書類の作成に関して
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応募書類の作成に関しては、思った以上の時間と手間がかかるから、いざ応募しようというときに即対応できなかったと思われるので。(26歳 女性)
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応募書類に関しては、共通部分を予め作成しておいて「これは!」と思う求人を見つけたら即送付できるように準備しておいた。転職後、自分の応募書類がいち早く届いて印象に残ったと言われたので、マイナスにはならないと思う。(39歳 女性)
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自分自身の価値がどんなものなのか!書面にしたことではっきりと残り、自信が出た。(35歳 男性)
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職務経歴書は、履歴書とともに作成しておいたほうが効率的。(36歳 男性)
スキル・キャリアの棚卸しに関して
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転職活動では自分の市場価値を相手にアピールするのだから、自分が有する人生経験をまとめておかなければ短時間での説明に向かない。(43歳 男性)
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漠然と自信を持っていた「経験」だとしても、言葉や文章にして他人に伝えるためには、見直しと整理が必要。(43歳 男性)
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面接準備や職務経歴書作成のため、過去のキャリアを書き出しました。その過程で自分は今何が出来ていて何が欠けているのか、また今後何がしていきたのかが自ずと明確になってきて、転職活動はもとより今の会社での仕事においても大いに役立ちました。(37歳 男性)
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自分にどんなスキルが備わっているのかを書き出してみることは、今現在の自分自身を再認識する上で非常に重要。自分を知らなければ面接官に対して十分なアピールはまず出来ないでしょう。(34歳 男性)
また「スキル・キャリアの棚卸し」という点では、多くの方が「自分が培ってきた専門性は何か」「キャリアの柱としていくものは何か」といった、自分自身のキャリアの方向性を、あらかじめ考えておくことが有効だったと答えています。また「転職活動はもとより今の会社での仕事においても大いに役立ちました」というコメントにもあるとおり、転職する・しないに関わらず、今後に生きてくるものでもあります。
今後のキャリアについて漠然と考えている段階で職務経歴書をまとめることは、非常に有効だと言えるでしょう。