事前の準備が今後のキャリアを決める!

将来的に転職するかもしれない人へ

誰にとっても転職が身近なものになってきた現在。仮に現時点で転職を考えていないとしても、今のうちから職務経歴書を作っておくことはムダなことではありません。転職にあたってはもちろん、将来のキャリアを考えるツールとして、「職務経歴書」を作成しておくことをご提案します。

その1いざというときの「転職」に備えよう

グローバル化の進展や、急速な技術革新などによって、経済や社会を取り巻く環境が複雑になってきています。そういった中で、多くの企業にとって、将来の先行きは不透明なものになっています。

働く私たちにも、その影響は及んでいます。M&A、事業統廃合など、ひとつの会社に長く勤められる保証がなくなりつつあります。誰にとっても転職というものが身近なものになってきました。

いざ転職の必要性が生まれた時に、あわてず、しっかりと将来を見据えた決断を行なえるようにするためには、日ごろから必要な準備をきっちりとしておくことが大事です。

では、一体何から手をつければいいのでしょうか?
実際に転職活動経験のある方に「転職活動にあたって、やっておいてよかったこと」を聞いてみました。
Q.転職活動にあたって、やっておいてよかったことは何ですか?
転職活動にあたって、やっておいてよかったこと
※エン ミドルの転職会員へのアンケートより
「転職への備え」として、一番には「職務経歴書などの応募書類の作成」が、そして二番目には「スキル・キャリアの棚卸し」が挙げられました。それらが具体的にどのように役立ったか、ユーザーの声にも目を向けてみましょう。
職務経歴書など応募書類の作成に関して
  • 応募書類の作成に関しては、思った以上の時間と手間がかかるから、いざ応募しようというときに即対応できなかったと思われるので。(26歳 女性)
  • 応募書類に関しては、共通部分を予め作成しておいて「これは!」と思う求人を見つけたら即送付できるように準備しておいた。転職後、自分の応募書類がいち早く届いて印象に残ったと言われたので、マイナスにはならないと思う。(39歳 女性)
  • 自分自身の価値がどんなものなのか!書面にしたことではっきりと残り、自信が出た。(35歳 男性)
  • 職務経歴書は、履歴書とともに作成しておいたほうが効率的。(36歳 男性)
スキル・キャリアの棚卸しに関して
  • 転職活動では自分の市場価値を相手にアピールするのだから、自分が有する人生経験をまとめておかなければ短時間での説明に向かない。(43歳 男性)
  • 漠然と自信を持っていた「経験」だとしても、言葉や文章にして他人に伝えるためには、見直しと整理が必要。(43歳 男性)
  • 面接準備や職務経歴書作成のため、過去のキャリアを書き出しました。その過程で自分は今何が出来ていて何が欠けているのか、また今後何がしていきたのかが自ずと明確になってきて、転職活動はもとより今の会社での仕事においても大いに役立ちました。(37歳 男性)
  • 自分にどんなスキルが備わっているのかを書き出してみることは、今現在の自分自身を再認識する上で非常に重要。自分を知らなければ面接官に対して十分なアピールはまず出来ないでしょう。(34歳 男性)
「職務経歴書の作成」と、そのための「スキル・キャリアの棚卸し」は、思いのほか時間がかかるもの。実際に転職活動に入ったとき、スピーディーに対応していくために、あらかじめ準備をしておくことは有益です。

また「スキル・キャリアの棚卸し」という点では、多くの方が「自分が培ってきた専門性は何か」「キャリアの柱としていくものは何か」といった、自分自身のキャリアの方向性を、あらかじめ考えておくことが有効だったと答えています。また「転職活動はもとより今の会社での仕事においても大いに役立ちました」というコメントにもあるとおり、転職する・しないに関わらず、今後に生きてくるものでもあります。

今後のキャリアについて漠然と考えている段階で職務経歴書をまとめることは、非常に有効だと言えるでしょう。

その2まずは「キャリアの棚卸し」を!

自分のキャリアを振り返る第一歩の「キャリアの棚卸し」。そのポイントを、キャリアコンサルタントの方々に伺いました。ぜひ以下のような点を意識して、ご自身の経歴を振り返ってください。
Point
1
漠然と考えるだけでなく、書きだしてみる
ご自身のやってきたことを、目の前に全て見えるようにすること、そこから「スキル」として評価できる部分を抽出することが必要です。

これまでの自分のキャリアを振り返って、きちんと文章にすることは、非常に大変です。しかし、これは重要な作業でもあります。棚卸しができていないと、網羅性も分かりやすさも確保できません。転職活動を始める段階で、十分に時間を取って棚卸しをしてください。
Point
2
成果・実績に加えて、その成果を挙げた経緯を振り返る
実績をわかりやすく、できれば具体的な数字で記入しておきましょう。また、成果や実績だけでなく、プロセスを含めて振り返ることで、その成果が、今後再現性があるものかどうか判断できるようになります。
Point
3
主たる業務以外の仕事にも注目する
業務改善の経験や、横断型のプロジェクトの経験など、「ルーチン以外」の仕事での実績を整理しておきましょう。仕事に対する柔軟性や、マネジメント力・ヒューマンスキルといった力を分析することができます。
Point
4
主体的に工夫・創造した経験に注目する
職種に関わらずいま最も求められているのは、創造的な仕事が出来る方です。いかにご自分で工夫して仕事をやってこられたか、という具体的な事例をまとめておきましょう。
Point
5
役割・ポジションが変化した節目を意識する
役割の変化、特に実務担当からマネジメントポジションへの変化は、重要な節目です。経験・スキル・心境に、どのような変化があったかをしっかりと整理しておきたいところです。

業務内容はもとより「役割(実担当かマネジメントか)」や「チーム構成(どの部分を担当したか)」などが、具体的にわかるようにしておくと、振り返るときに役立ちます。
現在までの実務経験を振り返り、自分の専門分野やキャリアの柱を考え、今後の仕事人生に活かしていくこと。それは、将来の転職に備えるだけではなく、今後の仕事人生をより豊かにする上でも重要なことです。

「職務経歴書」というフォーマットに基づいて、考えてみることをお勧めします。

なお、業界・職種ごとにどんなポイントを押さえて書けばよいか、それぞれの分野の専門コンサルタントにお聞きしてまとめたものもあります。こちらも、ぜひ参考にしてください。

その3転職市場における「他者評価」を知る

その後、実際に転職を検討する段階になったら、自己評価に加えて「他者評価」(転職市場での評価) を知ることが重要になってきます。

そのために有効な機能は「 スカウト」です。コンサルタントに履歴書・職務経歴書を公開し、求人のオファーを待つという機能です。

転職の専門家であるコンサルタントが、自分自身のどこに興味を持ち、どんな内容の提案をおこなってきたのかを知ることで、他者から見た自分の姿がより明確になります。

その4自分のキャリアを、自分で作る時代

エンプロイアビリティー(employability)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

これは、「個人が企業に雇用され得る能力」のことを指します。

終身雇用の環境下では、その会社で通用するキャリアを積むことが大事でした。つまり、会社側から提供されたキャリアプランにのっとっていけばよかったといえます。

しかし、今は、転職が当たり前になりつつある時代。個人が自己責任の下で「エンプロイアビリティー」を高めていくことが求められています。だからこそ、節目の時期に今までの自分の歩みを振り返ること、自分自身でこれからの行く先を考えることが大事なのです。

職務経歴書を単に転職活動に備える目的だけでなく、現在までのビジネス経験を振り返る目的でぜひ活用してみてください。
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