営業・マーケティング系
2014/03/17up!

WEB・PRに強く、戦略的な動きが求められるマーケティング

市場の変化

ネットの普及とメディアの変化

マーケティングは、ビジネスをつくることに直結しているため、どの業界でも採用意欲が高まっています。その背景として、「インターネットの普及」と「メディア影響力の変遷」が考えられるでしょう。

インターネットが普及したことにより、ネットマーケティングとの接合点をもつという意識が各社高まっています。特に進んでいるのが通販系。ネットの方が効果を取れるようになっているため、WEBマーケティング職の採用は活況です。また、飲食関連企業では、ネットを駆使した集客が主流に。クーポン付きの飲食店情報サイト等が広まり、フラッシュマーケティング系では、顧客獲得への効果に繋がっているか、という点が問われています。

FacebookやTwitterなど、SNSのマーケティング活動への利用、ビッグデータの活用という新しい動きに取り組む企業も増えてきました。ただ、一部の大手企業以外は、まだまだビックデータを使いこなせている様子ではないといった現状です。

「メディア影響力の変遷」で言えば、4マスの広告宣伝出稿という世界から、PRへと移り始めています。予算を抑えるために、マス媒体の広告枠よりも、情報番組・ドキュメント番組等での取材露出を重視する傾向があります。大手企業であれば、CM出演もしますが、その中にも変化が見られるように。単に面白いCMをつくるだけでなく、実購買に直結する成果が求められています。

海外での動きはどうでしょうか?各社で、北米・ASEANに進出しようという動きが活発になっています。その方面で、マーケティング職に関わりたいという人は多く、現地リーダー/新規事業・事業開発リーダーとして採用する、という動きが見られます。

求人ニーズ

ネット・WEB系とPR・戦略に強いマーケッター

市場の変化を受け、最近注目されている求人ニーズは、大きく二つに分かれます。一つ目はネット・WEB関連に精通しているWEBマーケッター。ビッグデータの流れも含めて言えば、市場データをしっかり認識した上で、整合性をもってエリア戦略・ユーザーターゲット戦略を含めたストラテジーをしっかり組める方が求められます。
二つ目が、PR側面で仕掛けられるマーケッター。経営計画・事業計画を理解した上で、そこから連結させた打ち手を設計できる経営寄りの戦略立案が求められます。

各社では、新規事業案件も増加傾向。現行のビジネスの中から何か新しくプロダクトを切り出すレベルのものもあれば、まだ具体性はないがこの領域に進出したい、という要望もあります。その中で、経営寄りの戦略を立てられるマーケッターの方は歓迎されるでしょう。
ポジションで見ると、リーダー・責任者クラスのニーズが特に増加。今後も拡大が見込まれそうです。

求められる人物像

費用対効果を戦略的に考え、実効果を出せる方

マーケティング全体の動向では、4マス系よりネット・WEB関連のチャネルを駆使して、実収益に結びつけて動かせる人が求められます。FacebookやTwitterなどを効果的に使えている企業はまだ少数なため、SNS活用を熟知した人材へのニーズも高いです。

PR側面で見れば、マネジメント・リーダー職として、実行策が取れる方が求められます。週刊誌、美容関連・生活関連等の女性誌などが売れなくなったとはいえ、雑誌チャネルの影響力は依然として強く、この点を動かせる人は求められるでしょう。

テレビ出演を狙う企業では、各局とのコネクションを持ち、企画の持ち込み、自社の魅力を的確に引き出せる人材が歓迎されます。PR観点でみると、広報職の経験者も活躍する場があると言えます。

マーケティング戦略を求める企業では、ROIを追及できる人の価値が高くなっています。経営企画・事業企画の観点から、商品・サービスおよび事業収入を客観的に判断できる人材です。

外資系企業では、データを駆使して経営戦略と接合させ、特定のセクターに対してアクションを起こせる方を求める傾向があります。アナロジーに落とし込める、ロジックに強いマーケティングマネージャー・ディレクターを担える方が求められています。

アドバイス

キャリアを積んで、活躍するチャンスを掴んで下さい

マーケティングの仕事は、ビジネスをつくるということにも直結しているため、非常に重要なポジションであると言えます。ネットに強い人、PRに強い人、戦略に強い人、とどこかにご自身の強みがあれば、選考での大きな武器となります。特に戦略系を望む方であれば、面談時に何かしらの仮説・プランを提案できるかどうか、という機転の良さも見られるでしょう。求人ニーズはまだまだ増える見込みなので、キャリアを積めば、長い目で見て活躍するチャンスが多数あると思います。
コンサルタント
井上 和幸
株式会社経営者JP
1966年群馬県生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社リクルート入社。2010年2月に株式会社経営者JPを設立し、代表取締役社長・CEOに就任する。人材コンサルタントとして、経営人材の採用支援・転職支援、経営組織コンサルティング、経営人材育成プログラムを提供。自ら7000名超の経営者・経営幹部と対面してきた実績・実体験を持つ。著書に『5年後も会社から求められる人、捨てられる人』(遊タイム出版)などがあり、メディアの出演も多数ある。
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