技術系(機械・メカトロ・自動車)
2014/05/02up!

自動車業界の新技術に求められる異分野の技術経験

市場の変化

新たな技術への移行が加速

自動車の動力源が、ガソリン・ディーゼル等の化石燃料から電気自動車・燃料電池等に徐々に移行しております。エミッションの低減や燃費向上など、より環境に優しいエンジンが必要とされ、より丈夫で軽い、単価の安い部品が求められ、材料の改革が進んでいます。
また、安全性向上の為、先進運転支援システム(ADAS)やカメラ、画像処理等の新たなシステムの開発が進み、今まで自動車業界にいなかった異分野の技術者が重要な役割を担うようになってきています。ドライバーアシスタント分野の知識と経験がある人のニーズは今後、増加していくでしょう。車載部品の知識と経験があれば即戦力として高いニーズがあります。

求人ニーズ

新しい技術開発に対応できる技術者

新しい技術開発に対応できる技術者が必要とされている中で、求人ニーズは、大きく2つに分かれてきています。
一つは、従来の機械・電子・電気等、自動車開発関連で経験を積んだ技術者。しかしながら求められる技術者ニーズが大きく変化してきている事も確かで、理由としては、今まで油圧式だった自動車のブレーキやステアリング等の電子化が挙げられます。電子技術を持ち尚且つ車載部品の技術経験がある人は、非常に重宝されます。
もう一つは異分野の経験者で、自動車の新しい分野で活躍できる技術者。最近、化学メーカーが自動車業界に進出してきている例もあります。 新材料技術者が自動車関連企業に、又自動車関連技術者が化学や材料関連の企業に採用される事も多くあります。
年齢別のニーズの違いとして、30代前半の方は、電気・電子関連の技術経験もしくはソフトウェアの経験を持っていれば、採用される可能性は高いです。35歳以上の方は、何か問題があった時に対応できる経験が前提になるので、自動車技術の経験が重要視されます。

求められる人物像

組織への適応力とポジティブシンキング

職種問わず、求められる人物像は、組織の中に入っていける適応力とポジティブな視点を持っている人。
具体的には、雇う企業側の上司に雇いたいと思わせる、すなわち、その会社のどこが好きでどの様な貢献ができる等をきちんと説明できる事。
特に、面接まで行くとスキル、経験も大切ですが、性格、やる気(意気込み)等が大きな比重を占めます。 聞かれたことに対して、常にポジティブに考え、返答することを薦めます。
自動車関連以外の業界にいる人でも応募案件に自分の経験が生かせるのであれば、どの様に生かせるか具体的にアピールするようにしましょう。
外資系企業や海外関連業務を考えている方は、職種問わず、業務上で海外とのやり取りが必須になるので、英語力は一般的に、担当技術者でTOEICで言うと700点レベル、マネージャークラスの方は850点以上が要求されます。ただし求人により技術力最優先の案件であまり英語力を求めないケースもあります。
外資系で重要な役割は、本国と日本国内顧客とのギャップを埋めることも大きな仕事でそれを理解する事も大切です。国による文化の違い、考え方の違いはあるものと思って入る事を薦めます。

求職者へのアドバイス

研究職・量産職、どちらの職種に自分の経験を活かすことができるのか

研究職・量産職等同じ部品を扱っても求められる経験、スキルは異なりますので、どちらの職種に自分の経験を活かすことができるのかきちんと案件内容を確認する事も大切です。研究職(物の深堀)と量産職(量産品を開発から立ち上げまで品質・コスト・時間等を満足させる)で求められる経験が異なる為、自分の経験がどこに生かせるのかを確かめてから応募することが大切です。
また、面接では転職理由はあくまでも自分のキャリアアップであり、前又は現職の職場環境の不満、愚痴は出さない事。何事もポジティブに考えマイナスな発言を控えるようにしましょう。
コンサルタント
岩田 進
マークラインズ株式会社
米国テキサス州立ヒューストン大学機械工学部卒業。
自動車関連企業(国内、外資系)に40年強勤務。 外資系自動車部品会社デルファイ(元GM)には25年勤務(日本国内及び米国本社勤務を経験)。サービス、品質、設計、アプリケーション技術、PM、営業、及びそれぞれのマネージメントなど複数の職務を担当。現在は、自動車産業ポータルのマークラインズ(株)でExecutive Search Consultant担当をしている。
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