農林水産省|経験者採用(キャリア採用)

化粧品メーカーから農林水産省へ。「食」をテーマに、社会により大きなインパクトを

公開日:2026/01/13NEW更新日:2026/01/13
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多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍の場を広げている農林水産省(以下、農水省)。今回は輸出・国際局で、日本の「食」による海外から稼ぐ力の強化を担う海老勇吾さんを取材した。もともと前職は化粧品メーカーで働いていた海老さん。なぜ、次なるキャリアに農水省を選択したのか。そこには「食を通じ、社会にインパクトを与える仕事をしていきたい」という思いがあった――。

  • 事業企画
    総合職(技術系)◆食料の安定供給を支える政策の企画・立案/幹部候補生/業界経験不問/霞が関勤務
    農林水産省
    450万円~799万円東京都
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    一般職(技術系)係長級◆食料の安定供給を支える政策推進/業界経験不問/霞が関・全国の農政局等で勤務
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    450万円~799万円北海道、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、石川県、愛知県、京都府、兵庫県、岡山県、福岡県、熊本県、沖縄県
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「社会にインパクトを与えられる仕事がしたい」

前職は化粧品メーカーで勤務していた海老さん。大阪支社での営業、本社での営業企画、そして新規事業に挑戦するなどのキャリアを築いてきた。順風満帆にも見えるが、なぜ、農水省への転職を決めたのか。その経緯から話を聞いた。

前職でも「社会に新たな価値を生み出していく」といった手応えがあり、とても充実していました。一方で、個人的に持っていたのが「このままの環境で成長し続けられるのか」「この会社でのやり方は身についたが、他でも通用する経験を積むことができているのか」という危機感でした。また、民間企業である以上、どうしても自社の利益が最優先となり、社会における「全体最適」を実現していく難しさや限界も感じていました。もともと農学部の出身ということもあり、食料問題に取り組みたい、食に困っている人たちの助けになりたい、仕事を通じ、社会にインパクトを与えていきたいという考えも。それらを叶えていく場所として合致したのが、農水省での選考採用(キャリア採用)でした。全く新しい領域に挑戦するならば早いほうがいい。そう考え、農水省への入省を決意しました。

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海老 勇吾|輸出・国際局輸出企画課品目団体班品目団体企画係長
2018年に新卒で化粧品メーカーに入社後、営業や企画、新規事業開発業務に従事。その後、2024年2月に農水省に入省し、農産局農業環境対策課に配属。2025年4月より現在の所属。大学・大学院時代に「イネ(稲)」の遺伝子組み換えの研究を行っていた海老さん。「就職のタイミングで、実験を重ねる研究のプロセスよりも、その先にある結果、社会への貢献に興味があり、より生活者との距離が近いBtoCの業界で働くことにしました。現在は「化粧品」から「食」へと携わる領域が変わりましたが、BtoCという軸や社会への貢献といった思いについては変わっていません。」と話す。

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日本の「食」を世界へ。オールジャパンで挑む輸出拡大

こうして農水省に入省した海老さん。現在の担当業務について話を聞くことができた。

現在は輸出・国際局の輸出企画課に所属しており、主に国が認定している「品目団体」の活動支援などに携わっています。例えば「牛肉」や「茶」などそれぞれの品目ごとに輸出拡大に取り組む団体があり、省内の担当部局と連携しながら、全体の統括役を班として担っています。予算の配分含め、国として何ができるか。農林水産物・食品の輸出をいかに拡大していけるか。政策全体の推進が重要なミッションとなっています。前職時代に経験した企画業務にも通じる部分もあり、例えば、販売企画や人事、経理といった様々な部署と連携を取り、調整していく。それらは民間企業での経験やスキルが応用できているところかもしれません。

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輸出・国際局 輸出企画課 品目団体班について
農林水産物・食品の輸出拡大に向けた総合的な政策の企画・立案を担う部署であり、その中でも品目別の輸出促進を担う団体(いわゆる「品目団体」)に関する制度・施策を所管している。

農水省は、輸出重点品目ごとに、生産から販売までの関係者が連携して輸出の促進を図る法人を「認定農林水産物・食品輸出促進団体」として認定する制度を設けており、輸出企画課はこの認定制度の窓口業務を担う。認定を受けた団体は、国の支援のもと、認定を受けた品目の輸出拡大に向けた取組を進めることが可能となり、中小企業信用保険法の特例やJETROなどによる援助も受けられる。

また、輸出企画課の所掌には、認定品目団体などを対象とした補助事業(品目団体輸出力強化支援事業)が含まれ、輸出重点品目について生産・流通・販売の業界関係者を取りまとめて行う、輸出課題の解決や販路開拓等の取組を支援している。これらの業務を通じ、品目別に関係者を束ねながら、日本産農林水産物・食品の輸出促進を制度面・事業面の双方から支える役割を果たしている。

(参考)
▼輸出・国際局(各課)※輸出企画課の所掌(総合的政策の企画立案)
https://www.maff.go.jp/j/org/outline/dial/yusyutu_kokusai_ka.html

▼品目団体輸出力強化支援事業(補助事業)について
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/progress/hinmoku_dantai.html

入省後、特に印象に残っている仕事、そしてやりがいとは――。

個人的にとても印象に残っているのは「青果物」の輸出拡大に向けた取組です。そもそも、どうすれば日本の「青果物」を諸外国のスーパーマーケットでより多く扱ってもらえるか。品目団体・省内の局と連携し、供給体制を整えるというチャレンジです。

具体的には、スーパー側に「8月にだけこの野菜を置きたい」と提案しても、短期間しか供給ができなければ、仕入れ、棚の確保などさまざまなコストや手間がかかり、取り扱ってもらえません。一方、長期的に安定的な供給ができれば取り扱ってもらえる可能性が高い。そこで南北に長い日本の地理的特性を活かし、季節ごとに産地を切り替える、いわゆる「産地リレー」で産地をつなぎ、品目団体や農産局と協力をしながら長期安定供給の仕組みを構築できたということがあります。

こういった仕事を通じて感じたのが、「仕事」と「社会の動き」がダイレクトにリンクしていくやりがいです。「日本の青果物の海外人気が高まっている」という報道などを目にすることもありますが、まさに直結していますよね。また、現在の異動まもなく、米国による関税措置が大きな話題になりました。省内でも対応策について議論を交わす中で、品目団体への予算事業を通じた対策、財務省をはじめ関係各所との協議などに携わることができました。世の中を動かす大きなニュースに対し、「自分だったらどうするか」と考え、実際の行動へと落とし込んでいける。これらは農水省で働く大きな魅力だと思います。

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やりがいの一方で知っておくべき「厳しさ」について「仕事一つひとつの影響力が大きく、慎重さ、そして粘り強さが求められる点は知っておいてもいいかもしれません。」と話をしてくれた海老さん。「民間企業に比べ、いわゆる決裁までのルートが長く、もどかしさを感じる場面があるかもしれません。また、議論の末に当初の案から大きな方向転換が余儀なくされることも。ただ、それでも粘り強く関係各所と合意形成していく。そういった経験を自らの糧にしていくことが、向き合い方、考え方含めてとても大切だと思います。」

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「この政策があってよかった」と思ってもらえる仕事を

そして取材後半に聞いたのが「仕事を通じて実現していきたいこと」について。

現在、輸出・国際局に在籍していることもあり、個人的にはさまざまな国際関連業務に携わっていきたいです。例えば、海外駐在や日本大使館勤務、また、二国間や多国間で貿易ルールを決めていく国際交渉などにもぜひ機会があれば参加し、経験を積んでいきたいと考えています。

より大きな視点では、国民にとって本当に利益がある政策を立案していきたいですし、それを実現できるのが農水省で働く醍醐味でもあります。政策は未来にも残っていくものなので、いつか誰かが振り返った時に「この政策があってよかった」と言われる、そして一人でも多くの人の幸せにつながるようなものにつなげていければと思います。

の思いの裏側には、海老さん自身の経験があると振り返る。

私自身はごく普通の家庭で育ちましたが、勉強をがんばることで高校、大学へと進学することができました。ただ、それも「食」をはじめ、「勉強ができる環境」や「挑戦できる土台」が整っていたからこそです。そういった社会への恩返し、というと大袈裟かもしれませんが、少なくとも誰もがスタートラインに立てる社会を実現したい。そういったインフラを整えていくような仕事に取り組んでいければと思います。

最後に海老さんにとっての「仕事」とはどういったものか。仕事に対する価値観について聞いた。

あまり考えたことはなかったのですが、私にとって仕事は「人生のうちの一部」なのかもしれません。だからこそ、心から「おもしろい」と感じられることを仕事にしたいですし、そうすることで自分自身の人生もより豊かになっていくのだと思います。あとはいかに自らの案やアイデアが認められ、多くの人の知恵を借りながら、社会の仕組みとして形にしていけるか。それらを通じ、自分のみならず、誰かの人生の豊かさにつながるような仕事を志していければと思います。

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