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24回 アンケート集計結果

「キャリアアップ」について

キャリアアップについて考えている人は「89%」。考えている理由は「年収アップ」と「自分の可能性の追求」のため。
( ※ 一番多かった回答より )
第24回目は「キャリアアップ」について伺いました。約9割の方が自分のキャリアアップについて考えているという結果になり、皆さんのキャリアアップに対する関心の高さがうかがえました。今回は、キャリアアップのために具体的に行っていることやうまくいったことなどについて、詳しくお聞きしています。キャリアアップのために何をしたら良いかわからない…、やってはいるがイマイチ効果が見られない…とお悩みの方は、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
実施期間:20071122日~ 20071219
有効回答数:836
担当:事務局 いとう
自分のキャリアアップについて考えていますか?
しっかり考えている:45%、漠然とは考えている:44%、気にはなるが、深く考えてはいない:7%、考えたこともあるが、今は考えていない:3%、考えていない:1%
1問目で「考えていない」とお答えの方にお伺いします。「考えない」理由は、次のうちどれが一番近いですか?
考えても自分ではどうにもならないため:29%、考える時間がないため:27%、考え方がわからないため:19%、考える必要がないため:11%、関心がないため:6%、その他:8%
1問目で「考えている」とお答えの方にお伺いします。「考えている」理由は、次のうちどれが一番近いですか?
<総合ランキング トップ3>年収アップをしたいから:26%、自分の可能性を追求したいから:22%、明確な目標を持って仕事をしたいから:19%
<職種別>年収アップをしたいから:(全体:26%、技術系:26%、専門職系;19%、事務・管理系:25%、営業・サービス系:30%)、自分の可能性を追求したいから:(全体:22%、技術系:20%、専門職系;23%、事務・管理系:24%、営業・サービス系:23%)、明確な目標を持って仕事をしたいから:(全体:19%、技術系:17%、専門職系;19%、事務・管理系:21%、営業・サービス系:17%)、新しい経験・スキルを積みたいから:(全体:18%、技術系:20%、専門職系;21%、事務・管理系:18%、営業・サービス系:16%)、将来が不安だから:(全体:10%、技術系:12%、専門職系;9%、事務・管理系:8%、営業・サービス系:9%)、仕事をしていく上で必要不可欠だから:(全体:5%、技術系:5%、専門職系;8%、事務・管理系:4%、営業・サービス系:5%)
1問目で「考えている」とお答えの方にお伺いします。キャリアアップのために具体的に行っていることは何ですか?(複数回答可)
転職活動をしている:41%、専門性を高める勉強をしている:39%、今の仕事を一生懸命がんばっている:34%、資格取得のために勉強している:29%、難易度の高い仕事に取り組んでいる:22%、語学の勉強をしている:14%、研修・セミナーに参加している:13%、優秀な人と一緒に仕事をしている:12%、定期的にキャリアの棚卸しをしている:8%、専門家に相談している:4%、会社に異動の希望を出している:2%、大学に通っている:2%、その他:2%、特に何もしていない:3%
「行ったことの中で効果のあったもの!」のコメントより
自己啓発を兼ねてスキルアップのための各種研修やビジネス戦略、経営戦略関連のセミナーに参加しています。講演者や他の参加者とも挨拶をし、交流も深めています。そのような中からビジネスが発生することもあり、人とのつながりが深まります。(49歳 男性 / 事務・管理系) 優秀な人と仕事をすると見習うところが日々あり、仕事のメリハリが付いてきます。優秀な人とは、単に仕事が速いとか礼儀正しいとか、表層の部分のことではなく、人間性や技能の深みを持った人のことです。(29歳 女性 / 技術系)
もともと趣味で始めたTOEICの点数が1年で130点上がったのを面接時に話したら、とても評価して頂けました。会社で取れと言われたわけじゃなく、自ら進んでした点が良かったみたいです。(31歳 男性 / 技術系) 外資系への転職を希望しているため、TOEICを受験し高得点を取得。履歴書に記載したら、スカウトが届くようになった。(31歳 女性 / 事務・管理系)
社内FA制度(小論文、面接による選考)を利用し、希望通りの部署に配属された。希望の業務に就けたことで、モチベーションも高まっています。(30歳 男性 / 専門職系) イギリスの大学院に留学して修士号を取得しました。その後、年収が倍くらいになりびっくりしました。現在も関連の勉強を続けています。(34歳 女性 / 事務・管理系)
優秀な人間と仕事をすると、常にそのレベルが求められ、自分も常にレベルアップができるので効果的である。(45歳 男性 / 技術系) 簿記等の資格取得は自分の自信になり、周りからの評価にもなり、さらに高い次元の仕事をするのに役立ちました。(33歳 男性 / 事務・管理系)
優秀な人と一緒に働くことで自分の成長度合いが変わりました。(26歳 女性 / 事務・管理系) 資格取得を実現したところ、スカウトで有利に働いた。(30歳 男性 / 技術系)
資格取得にて収入がアップしました。(47歳 男性 / 事務・管理系) 語学の勉強をしたことで、日系企業以外の会社で働くチャンスができた。(32歳 男性 / 技術系)
再就職支援会社主催のセミナー、パソコン講座、キャリアアップ講座などに積極的に参加しました。忙しく過ごすことで、何事に対しても前向きになりました。(54歳 男性 / 事務・管理系) 専門性の高い職種の中で、さらに大きな業務を経験をするために転職をし、経験・スキルを深めました。(30歳 男性 / サービス系)
キャリアアップを考える理由を職種別にまとめたところ、職種によって大きな差が見られました。理由第1位の「年収アップ」では営業・サービス系でポイントが突出していて、この項目で一番ポイントの低い専門職系とは10%以上の開きがあります。やはり、営業職はインセンティブなど実績が目に見えて年収に反映されるため、「年収アップ=キャリアアップ」と捉えている方が多いのでしょうか。一方、専門職系では「新しい経験・スキルを積みたい」と「仕事をしていく上で必要不可欠」のポイントが高くなっています。職種的に常に新しい知識・スキルをキャッチアップしていくことが求められているようです。技術系においては「将来が不安だから」のポイントが高くなっていて、慎重な技術者の心境がうかがえました。

自分と同職種の人の意見はもちろん、異職種の人の意見もぜひ参考にしてみてください。他の人がどんな考えを持って、どんなことをしているかを知ることで、キャリアアップの幅が広がるかもしれませんよ。
転職活動で資格は有利に働くと思いますか?
思う:48%、思わない:8%、資格による:44%
5問目で「資格による」とお答えの方にお伺いします。どんな資格であれば、転職に有利だと思いますか?(複数回答可)
TOEIC:39%、公認会計士:38%、税理士:31%、MBA:23%、CPA(米国公認会計士):23%、薬剤師:21%、宅地建物取引主任者:21%、ファイナンシャル・プランナー:19%、不動産鑑定士:15%、TOEFL:15%、日商簿記検定:14%、建築士:13%、MR認定資格:10%、証券外務員資格:7%、その他:7%<その他のコメントより>中小企業診断士、弁護士、弁理士、情報処理技術者
これから挑戦したい(興味のある)資格は何ですか?(複数回答可)
TOEIC:33%、ファイナンシャル・プランナー:14%、宅地建物取引主任者:13%、税理士:10%、MBA:10%、日商簿記検定:10%、公認会計士:8%、TOEFL:6%、不動産鑑定士:6%、CPA(米国公認会計士):4%、建築士:4%、証券外務員資:2%、MR認定資格:2%、薬剤師:1%、その他:18%、特にない:19%<その他のコメントより>中小企業診断士、社会保険労務士、通関士、介護福祉士、証券アナリスト
これまでに「キャリアアップできた!」という経験・エピソードをお持ちであれば、お聞かせください。
新卒で外資系銀行に入り、カスタマーサービス部所属になったのですが、経理の仕事がしたくて、英語もついでに勉強できるのでイギリスの大学院で修士を取得しました。日本に帰ってきてまた外資系銀行に就職したのですが、念願の経理部に所属でき、その上年収が倍になりこれぞキャリアアップ!と喜びました。(34歳 女性 / 事務・管理系) 前職は小売業の最前線で働いていたが転職し、現在は商品バイヤー・物流・在庫管理などを経験しています。小売という括りの中で一通りの流通の流れを理解し、経験出来たことで、将来、独立し一人でもやっていける自信になった。(30歳 男性 / サービス系)
自分の能力以上に深い知識が必要な会社に入社してしまい、必要に迫られて仕事を覚えていくなかで、気づいたらかなり幅広い知識を身につけていました。当時は辛かったですが、今となっては良い経験でした。(30歳 女性 / 技術系) 事務の経験が長かったが、電話対応はとても苦手だった。しかし、現在ヘルプデスクの仕事で諦めずに顧客の声に耳を傾けるうちに、次第に自分の得意分野となるまでにレベルアップすることができた。(27歳 女性 / 事務・管理系)
外資系企業に在職していた時にセールストレーナーの資格を持つきっかけがあり、それ以来セールストレーニングやマーケティングに関する仕事を手掛けられるようになったことです。(55歳 男性 / 営業系) マネージメントについてはあまり欲がなかったのですが、会社の命令で経験することになり、大変で困難ではありましたが、自己のスキルアップに大変役に立ち、自信にも繋がりました。(39歳 女性 / 営業系)
一貫してアパレル業界で働いており、現場→現場管理→企画→運営管理→経営部門ときちんと段階を踏んで役職をこなせてきたのは、ある意味でキャリアアップではないかと思います。(36歳 男性 / 専門職系) 会社から資格を取れと言われていて、仕事をしながらその資格に一生懸命挑戦してきた。勉強する中で仲間やライバルに刺激されながら、やり遂げた時に自分の力になったと思った。(51歳 女性 / 専門職系)
エンジニアである私は新技術、新サービスに積極的に携わることでキャリアアップを経験しました。またライン(定例)業務では改善を考えることで、到達感を感じていました。(43歳 男性 / 技術系) 優秀な人と一緒に仕事をする事で専門性の高い学習をした結果、他の場所でその能力を具現化でき、高い評価を得られた。(39歳 男性 / 事務・管理系)
いきなり難易度の高い仕事を任され、3年経ってプロになってくれればいいと言われ、必死に頑張ったところ、仕事に対する基礎が身につきました。(38歳 女性 / 技術系) 年2回、マナースキルアップ・店舗管理研修を受講し、実戦的な知識を吸収し、業務に反映することが出来た。(35歳 男性 / サービス系)
宅地建物取引主任者と行政書士資格で収入アップした経験があります。(47歳 男性 / 事務・管理系) 自身の過去の経験を活かして、会社の新規事業部門担当として採用された。(44歳 男性 / 営業系)
様々なキャリアアップエピソードをお寄せいただきました。どれもすばらしい内容ですが、「キャリアアップしようとしてできた」というケースよりも、「苦手なものに取り組んでいるうちにキャリアアップしていた」や「最初は乗り気ではなかったけど、与えられた仕事をきちんとやっていたら、認められて昇進できた」というようなケースが多くありました。キャリアアップは計画してできるものではなく、目の前の仕事に一生懸命取り組んで成功したり失敗したりした結果できるものなのかな、といろんな方の体験談を読んで思いました。

会社勤めをしていると、どうしても自分のやりたくない仕事・苦手な仕事をしなくてはいけないことがあります。そんな時でも、経験の幅が広がる!苦手分野を克服できるチャンス!と前向きに捉え、その仕事に取り組んでみてはどうでしょう。その仕事が終わる頃には、少しキャリアアップできている自分がいるかもしれませんよ。
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