募集要項
- 募集背景
- 増員のため
- 仕事内容
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主に港湾分野の土木設計業務をお任せいたします。(1)港湾・漁港施設の設計
船舶の安全な航行、係留、荷役(貨物の積み下ろし)、漁船の出入港、水産物の水揚げなどを目的とした施設を設計します。
岸壁・桟橋: 船舶を接岸・係留させるための構造物。
防波堤: 港内に波浪の侵入を防ぎ、静穏度を確保するための構造物。
泊地・航路: 船舶が安全に停泊したり、港内に出入りしたりするための水域を深くする浚渫(しゅんせつ)計画・設計。荷さばき施設: 倉庫や上屋、ターミナルなどの設計。
(2)海岸保全施設の設計(高潮防潮堤、離岸堤)
高潮や津波、波浪などによる災害から、後背地の住民や財産、国土を保全するための施設を設計します。
高潮防潮堤(堤防・護岸): 高潮や波浪の陸上への侵入を防ぐために、海岸線沿いに設置される構造物。
離岸堤: 海岸から沖合に離して設置される構造物で、波のエネルギーを減衰させたり、後述の漂砂を安定させたりする効果を持ちます。
突堤(ヘッドランド): 海岸から沖に向かって直角に出る構造物で、砂浜の侵食防止などに使われます。
(3)海岸の漂砂調査、解析及び浸食対策設計
海岸線の浸食(砂浜が削られる現象)の原因を究明し、砂浜を元の状態に保全するための対策を設計します。
漂砂調査: 潮流、波浪、風などの自然条件を観測し、海底の砂や土砂がどのように移動しているか(漂砂現象)を調査します。
解析: 収集したデータや数値シミュレーションを用いて、浸食が発生しているメカニズムを解明します。
浸食対策設計: 離岸堤や突堤などの構造物による対策、または人工的に砂を供給する養浜(ようひん)といった非構造物対策など、最適な対策工法を設計します。
(4)港湾・海岸施設の点検・調査、長寿命化計画の策定
既存の港湾・海岸施設(防波堤、岸壁、護岸など)の老朽化に対応し、施設の機能を将来にわたって維持するための計画を立てます。
点検・調査: 施設を目視、打音、水中カメラなどを用いて定期的に点検し、ひび割れ、変状、鉄筋の腐食などの健全度を診断します。
(5)港湾・海岸施設の補修・補強設計
目的: 上記の点検・診断結果、および長寿命化計画に基づき、施設の機能を回復・強化するための具体的な工法を設計します。
- 応募資格
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- 必須
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【必須】
■港湾に関する設計業務経験(10年以上)
※下記いずれか必須
■技術士(建設部門:港湾及び空港)
■RCCM(港湾及び空港)
- 歓迎
- 港湾に関する設計業務経験
- フィットする人物像
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周りの方と円滑にコミュニケーションがとれる方
失敗を恐れず、経験として活かせる前向きな人
何事にも目的を持って取り組む向上心旺盛な人
- 雇用形態
- 正社員
- 勤務地
- 福岡県福岡市
- 勤務時間
- 8時45分~17時15分(所定労働時間7.5時間、休憩時間60分)
- 年収・給与
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年収:600万円~800万円(例:35歳~55歳)
月収:35万円~45万円(例:35歳~55歳)
※経験・能力・年齢等を考慮の上、同社規定により決定致します。
※上記金額には手当等が含まれております。
残業代:別途支給
賞与:年2回(6月・12月)+業績連動賞与
昇給:年1回
- 待遇・福利厚生
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社会保険(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)、退職金(確定給付企業年金)、慶弔金・貸付金制度、社員互助会(基本給の0.3%を毎月の給料より控除する)、定期健診(年2回)、屋内禁煙
- 休日休暇
- 完全週休二日制(土曜、日曜、祝日)、夏季3日、年末年始7日、その他(GW等の時期に休日が付与される場合あり)、年次有給休暇(入社時10日)
- 選考プロセス
- 面接:2回
