募集要項
- 仕事内容
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<採用背景>
資源が限られている日本では、資源循環型社会の構築が重要な課題となっています。
加古川製鉄所では、製鉄工程で発生する副産物を再資源化し、資源の循環を推進しています。
鉄資源プロセス開発室では、製鉄所から出る副産物をリサイクルしたり、新たな用途を見つけるための技術開発を行っています。
今回、組織体制強化のため、技術者を新たに募集します。
<配属組織>
鉄鋼アルミ事業部門 技術開発センター 製銑開発部 鉄資源プロセス開発室
<配属予定部署・グループの募集部署のミッション>
加古川製鉄所の製銑部資源循環室や、発生品を再利用する関連部署、当社のステークホルダーに対して、発生品の安定的な出荷や処理費の削減、社会的な課題(最終処分量ゼロ)の解決を目指します。そのために、発生品の環境安全性を確保する技術、リサイクル技術、および有効利用技術を開発し提供します。
<業務内容>
(1)ダストやスラグのリサイクル技術の検討:
湿式処理方法をラボで実験し、原理を確認します。
その後、パイロット設備の仕様を決定し、設置工事を発注します。
設置した設備でのテスト法案を作成し、テストを実施。その結果を評価し、実機設備の仕様に反映させます。
(2)廃耐火物の有効利用の検討:
廃耐火物の種類や発生量を調査し、リサイクル先が求める特性を確認します。
必要な特性を満たすための選別手段を選定し、選別効率を確認するテストを行います。他社の選別技術を調査し、知的財産化を進めます。
<働き方>
・平均残業時間:18時間程度/月
・在宅勤務:0~1回/月程度利用している室員が多いです。
<キャリアパス>
3~5年後のキャリアは、職務経験や本人の意向、業務適性を考慮して判断します。
以下の異動の可能性があります:
・加古川製鉄所の製銑部資源循環室での技術スタッフへの異動
・本社の資源循環企画部署スタッフへの異動
<魅力・やりがい>
・少数精鋭のチームで、経験が浅い方でも裁量を持って活躍できる環境です。研究開発から実機化検討まで、幅広いフェーズを一貫して経験できます。
・無価値な物を価値ある物に変える技術を開発し、その実用化に携わることで達成感を得られます。
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- 応募資格
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- 必須
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<必須の経験・スキル>
・化学工学、冶金学、材料工学、機械工学系いずれかの学部卒以上
<あると好ましい経験・スキル>
・設備設計や設置した経験がある方
・湿式冶金や湿式処理の知識や検討経験がある方(今後、CO2を排出しない湿式処理技術の活用機会が増えると想定するため)
・非鉄、エンジニアリングメーカーでの実務経験
・耐火物メーカー、セメントメーカー、リサイクルメーカーでの実務経験
・エネルギー、金属鉱物関連の独立行政法人での実務経験
<求める人物像>
・変化する状況に適応し、新しい技術や課題に対して柔軟に対応できる方
・課題を分析し、効果的な解決策を提案に向けて取り組める方
・現場作業者を含む異なる部門や関係者とコミュニケーションを取り、円滑に業務を進めることができる方
- 雇用形態
- 正社員
- 勤務地
- 兵庫県
- 年収・給与
- 610~1120万円
