募集要項
- 仕事内容
-
【職務内容】
Hondaは、カーボンニュートラルの実現に向けて、水素エネルギーを活用した次世代モビリティの開発を加速しています。
その中核となる「燃料電池」の量産体制を構築すべく、国内初となる専用工場の立ち上げを進めています。
本ポジションでは、燃料電池システムの品質を保証するための検査設備の開発・量産導入をお任せします。
単なる確認作業ではなく、ECU・センサー・バルブなどのコンポーネントが正しく作動し、意図した出力が得られるかを設備を通じて見極める“仕組みそのもの”をつくる仕事です。検査対象や方法を設計部門とともに定義し、それを具現化する設備を構想・導入。量産工程そのものをゼロからつくり上げる、非常にチャレンジングなフェーズです。燃料電池の量産黎明期という今だからこそ、上流から関わり、自らの技術で未来のモビリティを形にしていくことができます。
【具体的には】
●検査設備の仕様検討・導入
・燃料電池システムの設計部門と連携し、品質と量産性を両立する検査仕様を検討
・ECUやセンサー、バルブなど各種コンポーネントが正常に動作するかを評価する装置の仕様検討
・出力・気密性・試運転など、複数の検査工程に対応する設備導入
●量産ライン立ち上げ支援
・工場側と協業し、品質保証工程の構想立案と設備導入
・評価・不具合解析・改善提案などを通じた設備安定化支援
●将来的には
・組立・加工など他工程への領域拡大も可能(例:粉体・液体から電極をつくるセル工程など)
・専門性を深めて検査技術エキスパートとしてキャリア形成することも可能
※専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合があります。
【検査技術開発とは?】
燃料電池は、水素と空気の反応によって発電し、車両等のデバイスを動かす“次世代のエンジン”です。
本ポジションでは、燃料電池システムに搭載される各種機能部品(センサー・バルブ・ECUなど)が、正常に動作し、正しい出力が得られるかどうかを確認するための検査プロセス・設備の開発と評価を行います。
これらの検査設備は、量産現場での安定した製品品質確保に欠かせない“要”となる技術領域です。
【業務の魅力】
ご自身が携わった生産
- 応募資格
-
- 必須
-
【求める経験・スキル】
●設備の導入、仕様検討のご経験
●設備の制御・通信に関するスキル
【歓迎する経験・スキル】
以下のいずれかに該当される方は、特に歓迎いたします。
●製造業における量産設備導入・立上経験
●組み込みソフトウェアの設計・実装・検証等ソフトウェアに関するご経験をお持ちの方
【求める人物像】
●Hondaフィロソフィーに共感いただける方
●関連部門の幅広いステークホルダーと関係を築きながら、将来のグローバル展開を見据えて主体的に行動できる方
【ご応募おすすめ情報】
■本田技研工業株式会社2030年ビジョンについて
Honda が策定した 2030 年ビジョンは、「すべての人に、『生活の可能性が拡がる喜び』を提供する ー 世界中の一人ひとりの『移動』と『暮らし』の進化をリードする ー」というステートメントで表されるものです。このビジョンを達成するため、21 世紀の方向性の活動指針である「喜びの創造」「喜びの拡大」「喜びを次世代へ」の 3 つの視点で、取り組みの方向性を定めました。まず、「喜びの創造」を実現するのが、「『移動』と『暮らし』の価値創造」です。「自由で楽しい移動の喜びの提供」と「生活が変わる・豊かになる喜びの提供」をめざして、「モビリティ」「ロボティクス」「エネルギー」の 3 つ
の分野に注力していきます。
- 雇用形態
- 正社員
- 勤務地
- 栃木県
- 年収・給与
- 450~1200万円
