募集要項
- 募集背景
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・柏崎刈羽原子力発電所では、緊急時防災体制を構築しており、事象に応じて各班が緊急時の対応を実施しています。
・緊急時対応において安全総括部は「計画班」に所属し、統括・班長のもと、班員が現場の活動を行っております。
・原子力発電所では、安全性向上を常に行い、その結果を原子力規制庁へ報告する法令上の要求があります。日々得られる原子力安全に関わる知見を、継続的に対策へ落とし込む検討ができる人財を募集しています。
- 仕事内容
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(1)原子炉安全対策の高度化と統括(約2割)
・事故シナリオの分析に基づき、発電所に反映すべき最新の安全対策を立案・展開・統括します。
・新しい規制基準や知見を常に更新し、国や自治体との調整・説明を通じて、発電所の安全性を飛躍的に高める役割を担います。
(2)緊急時対応手順の開発(約2割)
・万が一の緊急時における、対応手順や操作手順の検討・立案・取りまとめを行います。
・最新の知見や国内外の事例を反映させ、現場が迅速かつ的確に行動できるような、実践的な手順書を開発します。
(3)プラントウォークダウンの計画・管理(約1割)
・自然現象や波及影響など、安全性に関する様々なテーマで、プラントの現地確認(ウォークダウン)計画を立案・管理します。
・網羅的な確認を通じて、潜在的なリスクを見つけ出し、未然防止に貢献します。
(4)原子炉安全運用の高度化(約2割)
・発電所における原子炉安全のレベルをさらに高めるための施策(例:保安規定や停止時安全措置の解釈明確化、ルール変更検討など)を推進し、日々の運用をより安全にします。
(5)リスク管理に基づく未然防止の強化(約2割)
・発電所のリスク管理を高度化し、保安規定違反や指摘の事前回避を目指します。
・確率論的リスク評価(PRA)を活用したリスク・情報分析を推進し、リスクベースの安全管理を強化します。
・関連する教育を通じて、発電所全体のリスク意識向上に貢献します。
(6)緊急時即応担当(計画・情報統括)業務(約1割)
・緊急時には、ICS体制のもと、緊急時対応戦略を立案し、事故対応の妥当性を常に確認します。
・必要に応じて、本部長へ改善を進言するなど、最高レベルの意思決定をサポートします。
・緊急時訓練の企画・実施を通じて、自身の、そしてチーム全体の力量維持・向上にも取り組みます。
- 応募資格
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- 必須
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《経験》
・事故解析、確率論的リスク評価、新規制基準審査対応、その他原子力の安全に関する業務の経験があること。
・全面マスクやヨウ素剤に関する禁忌がないこと。
・緊急時対応を含む宿直業務が可能であること。
《知識・技能》
・発電所の構造や運営、運転に関する基礎知識(タービン、原子炉、電気設備の動作原理など)があること。
・原子炉や格納容器の構造、機能、運転に関する理解があること。
・保安規定、新規制基準に適合するための安全対策に関する知見を有していること。
- 雇用形態
- 正社員
- 勤務地
- 柏崎刈羽原子力発電所/新潟県柏崎市
- 勤務時間
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・8:30~ 17:10
・休憩時間 60分
・通常勤務制 ※非常時に備えた宿直勤務有り
・平均残業時間 10時間程度/月
- 年収・給与
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年俸制(分割回数12回)
年俸¥11,500,000~ 基本給¥640,000~を含む/月
- 待遇・福利厚生
- 持株会制度、退職金制度、各種財形貯蓄、持株会、ライフサイクル手当(配偶者、満24歳以下の子を扶養する場合)、在宅勤務、時短制度、服装自由、社員食堂、食事補助、従業員専用駐車場あり 、 出産育児支援制度、研修支援制度、託児所あり、家賃補助、社宅独身寮あり(諸条件あり、社宅45歳、独身寮35歳まで)
- 休日休暇
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土日祝休み
年間休日:123日
年末年始休暇、夏季休暇、有給休暇、ボランティア休暇
