募集要項
- 募集背景
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海上土木を得意とするマリンコントラクター(マリコン)の大手、東洋建設は、90年以上にわたり社会インフラの構築を通じて地域社会に貢献してきました。現在では、陸上土木や建築事業にも注力し、新たに洋上風力発電分野への進出も果たすなど、事業の多角化を推進しています。
美浦研究所は、東洋建設の技術研究拠点として建築・土木分野の先端技術開発を担い、特に環境技術の研究に力を入れています。近年、カーボンニュートラルの推進や快適な建築環境の創出が建設業界の重要課題となる中、当研究所でも温熱環境や音環境に関する技術開発を強化しています。その一環として最先端の環境技術研究をリードできる人材をお迎えし、研究体制のさらなる充実とイノベーションの加速を図りたいと考えています。
- 仕事内容
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建築物の温熱環境や室内環境に関する研究開発業務です。主に建築物における温熱環境の評価・解析や断熱・省エネルギー技術の開発に取り組んでいただきますが、必要に応じて騒音・振動など音環境の快適性向上やカーボンニュートラルに資する技術評価など、建築環境全般にわたる幅広いテーマを担当します。
■主担当業務
建築における温熱環境の研究、評価、熱の伝播や断熱性能の評価、温熱解析
→温熱環境の6要素(「気温(室温)」「湿度」「気流」「輻射熱(放射熱)」「代謝量」「着衣量」)
<その他分野>
建物内外の騒音、振動、音環境の快適性向上の検証、音の伝播解析
カーボンニュートラルと知的生産性向上技術評価
論文発表
など
■論文
・木造建築物における実衝撃源による発生音の測定事例
→日本騒音制御工学会2023年春季研究発表会講演論文集,1-1-02,5-8,2023
・執務/会議室エリアの空気環境の見える化とSAPシステムを利用した知的生産性評価に関する実証実験
→日本建築学会情報システム技術委員会第46回情報・システム・利用・技術シンポジウム論文集,63-66,2023
・解析と測定に基づいた床振動に及ぼす間仕切壁の影響に関する考察
→日本建築学会環境系論文集,88,812,763-770,2023
・周縁支持部に減衰をもつ窓サッシの遮音特性FEM解析
(透過損失への低次モードの影響解析とモード制御による低周波数の遮音向上)
→制振工学研究会2023技術交流会資料集,SDT23001,2023
(変更の範囲)
当社業務全般
- 応募資格
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- 必須
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・温熱環境の研究経験
・修士号と同等以上かつ大学、高専、研究機関(官民問わず)で実務経験がある方
- 歓迎
- ・温熱環境分野の博士号(Ph.Dを含む)取得者
- フィットする人物像
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■積極的に行動する人
■人と一緒にものごとを成し遂げようとする人
■向上心のある人
- 雇用形態
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正社員
※3か月の試用期間あり
※試用期間中の給与・処遇に変わりなし
- ポジション・役割
- 施工管理
- 勤務地
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(雇入れ直後)
美浦研究所
茨城県稲敷郡美浦村受領1033番1
(変更の範囲)
本社及び全国の支店、営業所
- 勤務時間
- 8:30~17:30(実働8時間) 休憩時間60分
- 年収・給与
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月額:50万~65万
• 昇給:年1回(4月)
• 賞与:年2回(7月、12月)
※ 給与は上記金額を目安としています
※前給、経験、スキルを考慮して決定します
- 待遇・福利厚生
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• 交通費支給、社会保険完備
• 家族手当、住宅手当、別居手当(採用形態による)
• 寮・社宅制度、財形貯蓄制度、退職金制度、従業員持株会制度、等
- 休日休暇
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完全週休二日制、祝日、GW、夏季休暇、年末年始、創立記念日、リフレッシュ休暇(勤続年数に応じ)
有給(入社時に上期入社者は10日間、下期入社者は6日間付与され、以降は毎年4月1日に一斉付与)
- 選考プロセス
- 書類応募 → カジュアル面談 → 一次面接 → 二次面接(役員面接)