募集要項
- 募集背景
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2005年から東京大学と一緒に、造船設計者の知識・技術伝承を支援するアプリケーションを開発してきました。それは、メタデータを活用した文書管理システムでした。
そして、2020年3月、私たちも研究開発に携わった「ニューラルネットワーク型騒音予測システム」が人工知能技術の現場適用事例として、人工知能学会学会誌にも掲載されました。この研究開発を通じて、CADデータの中には、設計者が有するさまざまな知識や技術、経験があることがわかりました。
いま、私たちは「CADデータの知識化」をキーワードにして、造船設計者のノウハウをコンピュータが理解できる新しい人工知能を開発中です。
- 仕事内容
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・・重要なお知らせ・・
弊社では2020年4月以降、リモートワークに移行しました。成果と働く環境などを検証しながら、今後も継続的にリモートワークを推進する予定です。すでに地方在住の高専生がオンライン面談を通じて、完全リモートワークによるインターンを行っております。
朝のテレビ会議の他、チャットによるメッセージ交換に加えて、必要に応じてテレビ会議を行っています。一人で集中して開発する時間、仲間とのコミュニケーションの時間。両者を明確に分けることで、メリハリのある時間を過ごすことができます。地方方在住の皆さんも、ぜひご連絡をお待ちしております。
【船ってスゴイ!】
当社のお客様(造船会社様)は、主に四国・中国・九州にいらっしゃいます。
ときどき訪問すると、建設中の巨大な船が目の前に迫ってきて、ものすごい迫力を感じます。
普段、私たちがテレビや新聞等で見る船は、大海原を優雅に動いている映像だと思いますが、タンカー級になると、長さ何百メートルにもおよぶ巨大な建物のようです。
そして、造船会社様のある地域一帯が「造船のまち」として、生活共同体のような地域内の連携があります。船は海運だけではなく、街づくり・人づくりにも大きく貢献しているんだな、ということを改めて実感します。
【CADデータの知識化】
CADデータには、モノづくりのさまざまな知識・技術・ノウハウが含まれています。
設計図面として印刷してしまうと、その裏に隠れている知識・技術・ノウハウが素人にはわからないのですが、コンピュータで解析することで、設計図の描き方から試行錯誤を繰り返した経緯、小さく記述されたメモなどを抽出することができます。その結果、各種法令・規則に準拠できているのか、技術的に困難だと推測できる箇所、設計工程に必要な工数などを確認・予測できるのではないかと考えています。
そして、さらに効率よく且つ安全に配慮した設計を支援できるのでは、とも考えています。
ここで培ったノウハウや技術は、造船業界に留まらず、他の製造業にも応用できると思います。この技術を応用して、新しいビジネスを創り上げることができるかもしれません。
【進捗中の開発案件】
・騒音予測システムの実用化
・汎用機械学習システムの改善
・画像認識システムの開発
・時系列システムの開発
・設計工程予測システムの開発 等多数
今後もさらに「造船AI」を進めていきます。
- 応募資格
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- 必須
- Pythonでの開発経験1年以上
- 雇用形態
- 正社員- リモート勤務
- ポジション・役割
- 造船AI開発エンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス
- 勤務地
- 東京都
- 勤務時間
- 9:15~18:00
- 年収・給与
- 年収 650万 ~ 700万円
- 待遇・福利厚生
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【保険】
・各種保険等完備(健康保険、雇用保険、労災保険、厚生年金)
【手当】
・資格手当
・家族手当
・住宅手当(本人契約分のみ一定額)
・通勤手当(実費全額支給)
【その他】
・社員懇親会(随時)
・社員旅行(周年行事)
・永年勤続表彰
【研修】
・階層別研修
・技術研修(セミナー参加、書籍・教材購入など)
・学会参加
【受動喫煙防止】
・屋内(オフィス)での喫煙禁止(禁煙)
- 休日休暇
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・完全週休2日制(土・日)
・祝日
・年次有給休暇
・夏季休暇
・年末年始休暇
・その他(慶弔休暇、産前産後休業、育児休業、介護休業など)