募集要項
- 募集背景
- 神経科学創薬ユニットではプレシジョンメディスンの実現に向けて、遺伝子着目型創薬を推進しています。臨床とのトランスレーショナルな研究を進めるうえで、臨床サンプルやデータの解析は、独自創薬標的やトランスレーショナルバイオマーカーの探索、脳波の解析、非臨床モデルのデジタル解析や臨床デジタル指標の解析など、その重要性は多岐にわたります。本業務を遂行する上で、疾患の病態理解とシステムバイオロジーの経験を併せ持つ人材が必須であり、専門性を有する人材を求めています。
- 仕事内容
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大手内資系製薬企業の創薬研究部門で、中枢領域疾患のデータサイエンス力をもつ薬理研究員(リーダー候補~リーダー)職を募集します!◆神経科学創薬ユニットにて、データサイエンス力を活かして、疾患関連遺伝子の抽出による新規薬剤候補の提案や、その創薬研究の推進を担当いただきます。業務を通じて開発候補品を創出することで、パイプライン強化へ貢献いただくことを期待しています。
疾患の病態理解とシステムバイオロジーのご経験を併せ持つ方を求めております。
・大規模疾患ゲノム情報やリアルワールドデータ(RWD)などのデータからの疾患関連遺伝子、バイオマーカー、薬剤作用機序同定など創薬研究におけるデータ解析の活用
・アンメットメディカルニーズを捉えた新規薬剤候補の提案(プロジェクト創出)・およびその創薬研究推進
・薬効評価系の構築
★☆本ポジションの魅力★☆
・アンメットメディカルニーズの高い中枢神経領域の疾患において独自性の高い創薬ターゲットに対する創薬研究を進め、患者さんのQOL向上に貢献できる非常にチャレンジングな仕事です。
・データサイエンス力を有す中枢神経疾患の薬理研究スペシャリストは研究現場におけるニーズが極めて高いため、即戦力としてご自身の専門性・スキルを活かして活躍いただけます。
【配属部署の紹介】
私たち神経科学創薬ユニットは、当社の重点疾患領域である中枢神経領域において価値ある新規治療薬の創製を企画・提案・推進する部署です。成長戦略の一つである「プレシジョンメディシンの実現」に向けて、最適な患者さんに治療満足度の高い価値ある新規治療薬を届けることを目標として、新薬創製を推進しています。また、新規標的・バイオマーカー探索や最先端の創薬技術獲得・新規薬効評価系構築などを目的としたオープンイノベーションや米国子会社(ニューロディスカバリーラボ、MTPA;Mitsubishi Tanabe Pharma America)との連携をはじめとした、社内外との協業強化を進めることで、革新的医療の実現に向けて日々力を合わせています。
【当該職務を担う事で候補者が得られる経験/メリット等】
・データサイエンス力を有す中枢神経疾患の薬理研究スペシャリストを目指していただきます。
・米国子会社(ニューロディスカバリーラボ、MTPA)との連携、国内外アカデミア・企業との協業などを通じて、最先端の創薬技術・ノウハウを獲得すると共に人脈ネットワークを構築いただきます。
・その後は創薬本部内のグループ長や高度専門職として中枢神経領域のリーダーとしてグローバルに活躍いただきます。
- 応募資格
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- 必須
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・6年制大学卒業者または理系大学院修了者(Ph.Dは必須ではない)
・大学院修士課程修了後、博士課程入学後あるいは6年制大学卒業後5年以上の生物学研究経験(アカデミア/企業問わない)
・ TOEIC700点相当以上の英語力
※海外企業・アカデミアとの協業(新規・既存)を遂行できる英語レベル
※米国子会社との業務を遂行できる英語レベル
・異分野の専門家と協力して研究を推進できるコミュニケーション能力
- 歓迎
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・バイオインフォマティクス分野の研究経験(Python, Rなどのプログラミング実務経験)
・中枢疾患に関する研究経験
・大規模疾患ゲノム情報やRWDなどのデータから、疾患関連遺伝子、バイオマーカー、薬剤作用機序を同定するためのデータマイニング手法の開発経験
・システムバイオロジー、機械学習、統計解析に関する専門知識
- フィットする人物像
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・社内外のステークホルダーと良好な関係を築けるコミュニケーション能力を有する方
・新しいことへ積極的に挑戦できるマインドおよび行動力
- 雇用形態
- 正社員
- ポジション・役割
- 中枢領域疾患のデータサイエンス力をもつ薬理研究員(リーダー候補~リーダー)
- 勤務地
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横浜事業所(神奈川県横浜市)
※テレワークの利用頻度:週1-2日程度可
- 勤務時間
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9:00~17:30(12:15~13:00休憩)(実働7時間45分 フレックスタイム制、裁量労働制あり)
時間外労働:あり
- 年収・給与
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800万円~1000万円(目安)※前年収、スキル、ご経験を考慮したうえで当社規定に基き算出。
昇給:年1回(7月)、賞与:年2回(6月/12月) ※社宅/住居費補助制度あり
- 待遇・福利厚生
- 各種社会保険(健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険)、社宅/住居費補助制度、通勤費補助制度、退職金制度、独身寮、単身赴任寮、育児介護支援金、弔慰金、団体保険、等
- 休日休暇
- 年間休日 125日(2022年度)、土曜日、日曜日、年末年始、夏季休日、年次有給休暇、連続年休取得制度、積立休暇、慶弔休暇、ボランティア休暇、リフレッシュ休暇、育児/介護休業、他
- 選考プロセス
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【選考プロセス】書類選考⇒適正検査・面接(2回/オンライン)⇒内定
【採用時期】ASAP(ご相談のうえで決定)
- キャリアパス・評価制度
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【キャリアパス】
創薬本部の職制(グループ長/専門職)など
【当該研究の将来ビジョン/目標】
創薬情報の多いALSを入り口として、神経難病に対する原因遺伝子や独自性の高い創薬ターゲットをいち早く特定し、また様々な創薬モダリティを駆使することで、価値ある治療薬の創製に挑戦していきます。