募集要項
- 仕事内容
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貴重な淡水生態系を保全・回復する現地でのプロジェクトを促進するスタッフを募集しています。1)海外でのコットン(綿花)栽培や繊維生産に関わる淡水生態系保全プロジェクト・マネジメント
・現地WWFオフィスが行う保全活動への技術的アドバイス(淡水生態系保全や持続可能な社会開発など)およびプロジェクト・マネジメント
・プロジェクト計画・予算の策定と進捗管理、新規アクティビティの提案
・現地訪問による進捗確認(年に延べ40日程度の海外出張必須)
・日本国内のドナー(プロジェクト資金提供者)への報告
2) 日本での持続可能な繊維製品(特にコットンを中心とする)の生産・消費・利用の促進のサポート
・プロジェクト地域では、コットンの栽培や繊維製品の製造の過程で、水の利用・汚染・衛生等の水の課題やそれによる生態系への影響、またさまざまな社会課題が生じている。こうした生態系の破壊や劣化、各種社会課題を防ぐため (1)企業には「責任ある調達」を求める。(2)消費者やメディアに対して課題の発信を行うとともに、繊維製品の持続可能な消費を促すような働きかけを行う。
・GOTS(Global Organic Content Standard)、 OCS(Organic Content Standard)、Better Cotton等のWWFが推奨する制度の普及サポート
・プロジェクト計画・予算の策定と進捗管理、新規アクティビティの提案サポート
3)その他
・各種国内外の民間/公的補助金に申請し、補助金獲得後の管理
・WWFジャパンの資金調達部門と協力し、提案書を作成し、企業や個人のサポーターからの資金獲得、ならびにサポーターへの成果・進捗報告に協力
・広報発信(現地からのニュースを編集発信)を実施
保全価値の高い淡水生態系を守るため、水負荷の高い産業に対して、責任ある水利用管理(Water Stewardship)の取り組みを促しています。
とりわけ繊維産業は、コットンなどの原材料生産から加工、その消費まで水と深くかかわる産業として注目されており、産業全体での水の取り組みが求められています。
今回の募集では、課題が生じている生産国での活動をグローバルネットワークとして自ら実践している強みを活かし、消費国である日本の繊維産業の責任ある水利用管理の取り組みを念頭に、貴重な淡水生態系を保全・回復する現地でのプロジェクトを促進するスタッフを募集しています。
- 応募資格
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- 必須
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・ビジネスレベルの日本語および英語スキル
・水環境の保全や淡水生態系・野生生物の保全に強い関心をお持ちの方
・チームワークを重視し組織内外のステークホルダーと連携して業務を遂行することが可能であること
・当団体の理念・活動に共感する方
- 歓迎
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・アパレル/繊維関連の企業や団体での勤務経験、もしくはそれらの企業、団体との連携実績(連携実績をお持ちの方は職務経歴書で、連携事例の概要、自身の役割、連携したステークホルダー、成果等を簡潔に記載してください)
・アパレル/繊維以外の小売り、商社、製品の生産や製造流通等の勤務経験がある方
・水環境や持続可能性に関わる専門分野の知見をお持ちの方(修士・博士号取得者、歓迎)
・開発途上国におけるフィールド経験のある方
- 雇用形態
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正社員(試用期間3ヵ月)
- 勤務地
- 東京オフィス(関東圏内からのリモートワーク制度あり)
- 勤務時間
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労働時間:所定労働時間7.5時間、休憩時間1時間。
フルフレックスタイム制度(コアタイムなし)
- 年収・給与
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34万~43万円/月
年収換算:600万~740万円(賞与4ヵ月含む。残業14時間/月程度想定した場合)
- 待遇・福利厚生
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社会保険完備
家族手当、残業手当、交通費支給
退職金制度
- 休日休暇
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休日休暇:完全週休2日制(土日)・祝日
年末年始休暇・年次有給休暇・産前産後休業・育児休業・介護休業・生理休暇・特別休暇(慶弔など)
- 選考プロセス
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【応募書類】
・履歴書
志望動機含む。応募ポジション名/メールアドレス/携帯電話番号を明記。
・職務経歴書(今まで携わってきた実務内容について列記のこと)
※選考が進まれた場合は、以下の内容でご提出いただく可能性がございます。
・課題作文
「日本国外でのコットン栽培・繊維生産が淡水生態系に与える影響」を1000字で説明
【選考プロセス】
書類選考後、Web適性検査、2~3回程度の面接(Webまたは対面)を予定しています。