募集要項
- 仕事内容
-
《空の移動を身近にするHonda eVTOL(電動垂直離着陸機)の高度自律飛行実現の為の要素技術研究(統合認識システム) 》
【研究・開発の内容】
統合認識システムとは、種々の手法により計測される、周辺情報、通信により得られる情報など統合して、周辺あるいは、予定経路の状況を把握・監視するシステムです。
統合認識システムのCapabilityは、Navigation※1システムの性能を決定づける大きな要素となります。
※1 Navigationシステム:航空機体の運用における主要機能の一つです。非常に簡略的に表すと、自分の位置を確認しながら、目的地に到達させるという目的を果たすための重要な機能です。認知・計測とも表されます。
将来的には、非常に、高密度な運航による高い利便性の提供が期待されるeVTOLが普及する社会では、多様な状況に適用できる、より高度で、信頼性の高い認識システムが必要不可欠です。
さらには、急な天候変化・視界不良への対応できることが、より安全性を高める、キーデバイスとなると考えます。
【具体的には】
まず、対応できるシーンを向上させるための、新しい認識技術を積極的に取り組んでいきたいと考えています。そのため、技術の調査や評価、あるいは考案し、キーデバイスの要素の探索を行います。
平行して、統合認識システムとして、冗長性や安全性の構想設計を行い、統合システムの全体像を定義していきます。
Fusionシステムの基盤構築を行う為、種々のセンサのLowデータから、パーセプションまでデータ処理を一貫して行い統合します。また、SLAM※2との融合など広範囲にわたり、認知関連処理の全体設計と実装アルゴリズムに着手します。
※2 SLAM・・・・「自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技術」
【開発ツール】
言語:Python、C/Cppなど
オープンソース:Caffe、Tensarflowなど
ツール:MATLAb/SimLink、ABOX
【先進技術研究所について】
2019年4月、10年先を見据えたモビリティ革新技術と、さらにその先のフロンティア領域における先進技術の創出のため、先進技術研究所が設立されました。当社における全領域の先行研究機能の集約を行い、領
- 応募資格
-
- 必須
-
【求める経験・スキル】
●画像処理または、画像認識を用いた設計開発経験
【上記に加えて歓迎する経験・スキル】
●データ通信周りに対する知見や、ソフトウェア結合やSIM環境の改良などを行った経験
●Pythonの使用経験を持ち、オープンソースの活用に柔軟性を持っていること
●ディープラーニング・機械学習のアルゴリズムに対する知見・経験
●JETSONの使用経験
【求める人物像】
●新たな発想で技術提案、クリエイティブな顧客価値提案ができる方
●世界初の技術を創り出し、長期的視点で世の中に貢献したいという想いのある方
●Honda製品を通し、お客様に新たな価値を提供したいという想いのある方
●柔軟な考え方で技術課題解決に取り組める方
●チームワークを大切にし、円滑なコミュニケーションがとれる方
●自分の考えを積極的に発信し、周囲を巻き込んで課題解決の最良手段を見出せる力
●高い目標を掲げてやりきるエネルギーのある方
●英語を通じたコミュニケーションに抵抗がない方
- 雇用形態
- 正社員
- 勤務地
- 埼玉県
- 年収・給与
- 450~1000万円