募集要項
- 募集背景
-
カーボンニュートラル社会の実現へ向けて、分離膜は水や水素、二酸化炭素などを省エネルギーで効率良く分離・回収できる技術として注目されています。
当社も、ガスや液体を分子レベルで分離する膜として、ゼオライト膜等のサブナノセラミック膜の開発に注力しています。
2022年4月には新組織も立上げ、海外拠点とも連携しながらお客様のニーズにマッチする膜開発を推進しています。
カーボンニュートラルという世界的な課題に取り組むため、ゼオライト等の材料開発・製造技術や分離膜の評価技術に詳しく、サブナノセラミック膜の未来を一緒に切り拓ける仲間を募集しています。
- 仕事内容
-
これまでにない機能や特性を持つサブナノセラミック膜の開発や、お客様との膜技術適用検討に取り組んでいただきます。【具体的には】
・サブナノセラミック膜の性能評価、耐久性評価、分析・解析
・国内外のお客様との打合せ、協業
・サブナノセラミック膜の材料探索、試作、製造工程確立
【ポジションの特徴】
当社は浄水膜開発によって培った技術により、大型のセラミック支持体を保有しています。
この支持体を活用することにより、世界最大級かつ高性能のサブナノセラミック膜を開発しています。
カーボンニュートラルに向けて省エネルギーな分離技術のニーズは高く、これまでにない用途や分離精度に適用できる新しい膜材料の開発にトライしています。
また、エンジニアリングメーカーなどと協力しながらサブナノセラミック膜の実用化に向けた取り組みを進めています。
【活かせるスキル】
・膜材料の製膜技術、解析・分析技術
・ガス・液体に対する分離性能評価技術
・ゼオライト、メソポーラス材料、MOF(有機金属錯体)、炭素等の多孔質材料の合成技術
・無機材料の製造技術(例えば、結晶合成技術、粒径制御技術、積層技術)
【身につくスキル】
・分離膜材料、分離技術に関する知識、評価技術
・化学工学に関する知識、技術
【職場の雰囲気】
上下の分け隔てなく、思ったことを率直に伝えあえる雰囲気があり、自主性と積極性を重んじる職場です。
【在宅勤務】
基本は出勤です。ただしWebでの社内研修時等では在宅勤務可能です。
- 応募資格
-
- 必須
-
≪必須≫
◎経験:下記いずれか必須
・無機分離膜の研究開発・評価経験
・ガス・液体を使用して製品を評価した経験
・無機の研究開発のご経験
・有機の研究開発のご経験
◎経験年数:1年以上
◎ポジション:不問
◎語学力:英語力(科学技術論文が問題なく読めること)
- 歓迎
-
≪歓迎≫
◎知識:以下のうち少なくとも1つを有することが望ましい
・ゼオライト、メソポーラス材料、MOF(有機金属錯体)、炭素等の多孔質材料に関する知識
・無機分離膜・有機分離膜の製造・評価に関する知識
・有機合成の触媒反応に関する知識
◎経験・能力:以下のうち少なくとも1つを有することが望ましい
・ゼオライト、メソポーラス材料、MOF(有機金属錯体)、炭素等の多孔質材料開発の経験
・無機分離膜・有機分離膜の開発・製造経験
・ガス・液体等を用いた無機分離膜・有機分離膜の分離性能評価の経験
・高圧ガスの取扱経験(高圧ガス製造保安責任者(乙種機械・乙種化学)の資格保有など)
・有機合成での触媒取扱経験
◎経験年数:3年以上
◎語学力:英語力(TOEIC650点以上)
- フィットする人物像
-
≪求める人物像≫
新しい技術に対する感度が高く、課題に対して積極的かつ粘り強くチャレンジできる方、また周囲とコミュニケーションをとりつつ、相談、協力して開発を進めることができる方を求めています。
- 雇用形態
-
正社員
試用期間3ヶ月
雇用期間の定め:無
- 勤務地
-
初任勤務地:本社(名古屋市瑞穂区須田町2-56)
・名鉄名古屋本線「神宮前駅」徒歩15分/JR東海道本線「熱田駅」徒歩15分
・バイク通勤可(駐輪場が満車の場合は不可となります)
・駅からの自転車通勤は応相談
※転勤:当面無し
- 勤務時間
-
◎標準労働時間帯8:30~17:15(休憩45分)
・年間所定内労働時間1919時間10分
・フレックスタイム制度あり
・時間外労働あり
※標準労働時間帯等、勤務時間は事業所・部門によって異なります。
- 年収・給与
-
◎想定年収500万円~1,200万円
※実際の給与はご経験・能力等を考慮の上、当社規定により決定いたします。
・昇給年1回
・賞与年2回
- 待遇・福利厚生
-
・社会保険完備
・通勤手当(上限50,000円/月)
・住宅手当(3,200円~20,000円)
・家族手当(扶養1人目14,500円、2人目以降6,000円、人数上限無し)
※住宅手当・家族手当は管理職採用の場合は支給対象外となります。
・育児休職制度
・介護休職制度
・独身寮・社宅制度
・65歳定年
・各種制度(共済会・持株制度・財形貯蓄・企業年金)
・法人会員制福利厚生サービス(宿泊施設・スポーツクラブなど)
・受動喫煙防止について:屋内喫煙可能場所あり
- 休日休暇
-
◎年間休日125日(事業所・部門によって異なります)
・週休二日制
・年末年始休暇
・年次有給休暇(入社日に応じて付与日数を決定、以降勤続年に応じて最大20日付与)
・特別有給休暇(結婚、忌引など)
・ミニリフレッシュ休暇・リフレッシュ休暇