募集要項
- 募集背景
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近年、低分子に加えて、ADC、オリゴ核酸、ペプチドなどの中高分子のモダリティの開発も急速に増加してきており、ADCを中心とする多種多様なモダリティのプロセス開発が必要となってきている。一方、当社では、経験豊富な中堅のプロセスケミストの数が不足しており、多種多様なモダリティの原薬のプロセス開発をタイムリーに推進することが難しくなりつつある状況にある。
今回、経験豊富で有能な中堅のプロセスケミストを補充することにより、多種多様なモダリティの原薬に関するプロセス開発研究、生産サイトへの技術移転、及び、申請関連業務の推進に貢献することを期待する。
- 仕事内容
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有機合成研究業務・医薬品原薬のプロセス開発研究(低分子、ADC、オリゴ核酸、ペプチドなど化学合成技術を必要とするモダリティ)
・国内外の製造委託先への技術移転及び製造委託管理
・治験申請及び承認申請資料の作成並びに照会事項対応
・原薬プロセスに関する新規技術の開発研究
- 応募資格
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- 必須
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・医薬品原薬または中間体の合成プロセス開発の実務経験(合成ルート探索、プロセス最適化研究、原薬晶析プロセス研究、スケールアップ研究、工業化研究、品質管理戦略の策定など)がある。
・研究者としての多面的な観察力と解析力、豊かな発想力を有し、科学的根拠に基づいて論理的に考えることができる。
・戦略的思考力を持ち、社内外の関係者と連携し、チームをまとめて目標達成に向けてリーダーシップを発揮できる。
・コミュニケーション能力が高く、周囲と協力して仕事を進めることができる。
- 歓迎
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・CMO/CDMOへの技術移転及び製造委託管理の経験
・申請データの取得及び申請書作成に関する業務の経験
・ケモインフォマティクスやデータサイエンスやロボティクスを駆使した研究業務の経験や知識
・英語によるコミュニケーション力(例えば、TOEIC 730点以上や海外企業との協業経験等)
・危険物取扱者など上記業務に関連する資格
- フィットする人物像
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・有機合成化学系大学院修士課程又は博士課程を修了している方(8年以上の実務経験を有することが望ましい)
・有機合成化学の専門性を有し、医薬品原薬(化学合成品やADCなど)のプロセス開発研究業務の経験を有する方。
・CMO/CDMO(国内外問わず)への技術移転や製造委託管理業務の経験を有する方。
・原薬プロセス開発に関して、治験申請(INDやIMPD)や新薬承認申請(NDAやMAA)のためのデータ取得、申請資料(CTDなど)の作成業務の経験を有する方。
・これまでの経験や技術を活かし、原薬製法開発、申請戦略策定又は技術移転の責任者としてチームをリードし、プロジェクトを推進できる方。
- 雇用形態
- 正社員
- 勤務地
- 神奈川県
- 勤務時間
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・実労働時間 7時間45分 8時30分~17時15分
・休憩 60分
フレックスタイム制あり、裁量労働制あり
- 年収・給与
- 経験スキルを勘案し 応相談となります。
- 待遇・福利厚生
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社会保険(健康保険 厚生年金 雇用保険 労災保険)
厚生年金基金、社宅制度、財産形成支援制度、育児・介護短時間勤務制度、
育児休業制度、介護休業制度、自己啓発支援 こども手当
- 休日休暇
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年間休日 124 日 週休2日制 (毎週土曜日・日曜日・祝日)、
4月30日、5月1日、5月2日、夏季休暇(8月15日前後)、
年末年始(12月30日~1月4日)、リフレッシュ休暇(勤続10年で5日間、その後5年おきに5日間ずつ)
有給休暇 初年度 15 日 最大20日
- 選考プロセス
- 書類選考→一次面接→二次面接(最終)
- キャリアパス・評価制度
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プロセス技術研究所のプロセスケミストの中核人材へと育成する。
1. 原薬プロセス開発研究業務のチームリーダー
2. 製造委託先への技術移転業務のチームリーダー
3. 原薬プロセスに関する新規技術開発をリードできる人材
自身の強みや適正も考慮してCMCや薬事、サプライチェーン部門等で活躍の場を広げ、経験・専門性・人脈を活かして当社業績に貢献することを期待する。