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98「ミドルの就業継続意向」について

アンケート実施期間 : 20231218日 ~ 20231225
有効回答数 : 263
70歳定年時代を受け、「定年の年齢や定年後の再雇用有無を気にする人が増えた」と回答したコンサルタントは61%。
働きたい年齢は「65歳」「70歳」が多く、定年後も待遇良く働きたいとの声、多数。
今回は、「ミドルの就業継続意向」について、コンサルタントに伺いました。

令和3年4月に施行された改正高年齢者雇用安定法を受けて、57%のコンサルタントが「ミドルの転職市場に影響があると思う」と回答。
具体的な影響については、「定年の年齢」や「定年後の再雇用有無」を気にする人が増えた、との回答がともに61%と同率トップに。

また、何歳まで働きたいと思うミドル世代が多いかとの問いには「65歳」が最多、次いで「70歳」との結果になりました。法改正による定年年齢引き上げの影響が出ていることが見て取れます。

60歳以降も働く上では、「定年後も正社員で働ける企業」「現職の雇用延長より待遇がいい企業」への転職を望む方が多い、というコメントも寄せられました。
その他、希望する方が多い年収帯やそのエピソードなども伺っています。ぜひご一読ください。

Q1令和3年4月1日に施行されている改正高年齢者雇用安定法に関連して伺います。本改正(70歳定年時代)は、ミドルの転職市場に影響はありますか?

Q2Q1で「あると思う」と回答された方にお伺いします。

Q.

どのような影響がありますか?

その他の回答
  • 50代後半の方でも積極的に転職活動される方が多くなっている印象があります。
  • 60歳以降の給与待遇を気にする人が増えた
  • 再雇用の労働条件(特に年収)の情報を集める人が増えた
  • 役職定年制を気にする候補者がいました

Q3実際に何歳まで働きたいと思っているミドル人材が多いですか?

Q4ミドル人材が上記で選択された年齢まで働きたい理由には、どんなものがありますか?

その他の回答
  • 家庭(特にご夫人などの配偶者)の目が気になるから。
  • 体力のつづく限り働きたい

Q.

上記で選択された「働きたい理由」について、具体的なエピソードがあれば教えてください。

  • 50代に入り役職定年を迎えたことが転職を考えるきっかけとなることは多い(年収ダウンやポジションダウンによるモチベーションの低下など)。 ただ、その年代だと子供の養育費がかかる方が多いため、生活・育児にかかる費用の確保が必要であるため、「働きたい」というよりも「働かざるを得ない」状況の方が殆ど。

    生活に余裕のある方であれば、社会との接点を持つために働きたいと考える方もいると思うが、転職サイトに登録する方については収入面での安定性を求めている方が殆どだと感じる。そのため、体力に問題がない限りは何歳になっても働き続けたいと考えている方が多い。
  • 一般的には年金受給開始年齢が65歳になっている理由を多く聞かれますが、そのような後退的理由よりも自分の経験やスキルを社会還元したいと前向き、積極的に考えるミドルが増加しているように思う。人生100年時代においては定年後の(余命)時間が十分にあり、趣味的に使うだけでは社会的に満足感を充足できない時代になっているようです。
  • 過去、70代の候補者様を入社までご支援した際のエピソードです。 候補者様自身がお母様を介護するため、年金等だけでは生活に支障をきたすことや、自身のプライベートなどの充足などを意識し、働くことを望まれていました。
  • 経済的な理由で定年後も働きたいという意思の強い求職者や、定年を迎えるが衰えも感じていないためまだまだ現場で働きたいという求職者からの応募が増えた。

Q5ミドル人材が上記で選択された年齢まで働く上で、どんな働き方を希望する方が多いですか?

その他の回答
  • 正社員としてある程度の役職と責務を持ったまま働かれたい。
  • 定年後も正社員で働きたい、もしくは契約
  • 同じ会社の雇用延長より条件の良い企業で働きたい
  • 定年退職後、別企業にて勤めたい。

Q.

上記で選択された「希望の働き方」について、具体的なエピソードがあれば教えてください。

同じ企業で継続して働き続けたい
  • 副業に興味はあれど、安定収入の観点で、完全なフリーランスを本気で希望されている方は少ない。また健康保険など社会保険の観点からも、サラリーマンであることに一定の価値を感じている方も多い。主たる生計を週3~5で維持できる環境の枝葉として、副業・ボランティアを探す方の方が当社の登録者としては多い印象。
  • もし65歳で転職した場合、現職より大幅ダウンの年収でしか雇用されないだろうと予測されていて、70歳迄雇ってもらえる企業に早めに(50代のうち)転職して継続勤務したいというご希望でした。
定年まで働いた後は、フリーランスで働きたい
  • ここ数年で、ダブルインカムの方が多いように見受けられる。
    副業がOKの企業を探されている方が多く、定年がきても、その他の収入の手段を確保できるように備えている話をよく聞く。
その他(定年退職後、別企業にて勤めたい)
  • 定年を機に、現職での継続雇用ではなく別の道を選択する方が多いと感じる。その際に「社会貢献ができる」や「60代後半になっても働ける環境」「若手の育成ができる」などはよく出てくるキーワード。フリーランスを希望する方はあまりいらっしゃらない印象だが、派遣社員として働く道を選択される方も一定数いる。

Q660歳以上の転職希望者を担当する場合、いくらぐらいの年収帯を希望されることが多いですか?

Q.

上記の「希望の年収帯」について、理由や具体的なエピソードがあれば教えてください。

  • 50代で1,000万近くもらっていた方でも、60歳以上の再雇用だと半減以下で業務も同等ゆえに割に合わないと思って転職活動に臨まれる方が多い印象。そのため、再雇用よりも良い条件の転職先で探す印象。400万台の嘱託社員募集などが以前ほど人気がないと公的機関(独立行政法人や社団法人関連団体)の求人担当からも問い合わせが多い。
    また、手取り額から逆算して、月給で額面35~40万程度は欲しいという声は面談時によくお伺いする。
  • 現年収を維持せずとも、ある程度の生活基準は担保するため、最低700万円~が多いと感じました。ただ、現役層との違いとして、年収への優先度は低く、それよりも企業とのカルチャーフィットや職種などを気にされる方が多いと感じます。
  • 60歳~65歳は年金の受給資格がないため、それまでの年収を維持したがりますが、65歳を超えると年金受給の基準により400万円~450万円程度で就業を希望する方が多いようです。また週3日程度の勤務で上記年収を希望する方も多いです。
  • 60歳以上で転職希望する方は、もともと高収入の方が多く、現役時に800~1000万以上貰っていた方が多いので、そこから下がったとしても培ったスキルを活かして働くと考えた際に600万以上を希望される方が多いように感じます。
[ 本アンケートに関するお問い合わせ先:en-press@en-japan.com ]
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