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86「定年延長によるミドル・シニアの活用」について(2022年版)

アンケート実施期間 : 2022113日 ~ 2022119
有効回答数 : 199
29%のコンサルタントが、半数以上の企業にてミドル・シニア活用の取り組みが行われていると回答。
2019年の調査時から11pt上昇し、活用が活発になってきていることが分かる結果に。
2021年4月に施行された改正高年齢者雇用安定法により70歳までの雇用機会の確保が求められている中、企業は「ミドル・シニアの活用」についてどのような取り組みを行っているのでしょうか。コンサルタントに伺いました。

「ミドル・シニアの活用について取り組みを行っている企業は何割程度あると感じますか?」という質問に対して、29%のコンサルタントが「5割以上」と回答。2019年に実施した同様のアンケートでの18%の結果から11pt上昇しました。ここ数年でミドル・シニアの活用が活発になっていることが分かる結果に。

一方で、「年齢軸にとらわれない人事管理」や「柔軟で多様な働き方」などの検討が進んでいない企業も多く、53%のコンサルタントが企業において70歳雇用の努力義務(2021年4月の改正高年齢者雇用安定法)への対応が進んでいないと回答しています。

他にも「50代の採用において企業が求めること」「50代雇用の流動性」なども伺っています。ぜひご一読ください。

Q150代雇用の動向について教えて下さい。
直近、50代を対象とした求人は増えていると感じますか?

Q2Q1で「増えている」と回答された方にお伺いします。

Q.

求人が増えていると感じる「業種」を教えてください。

Q.

求人が増えていると感じる「職種」を教えてください。

Q.

求人が増えていると感じる企業タイプを教えてください。

Q.

求人が増えていると感じる理由を教えてください。

Q350代の採用において企業が求める人に共通する特徴を教えてください。

Q4現在の転職市場は、50代雇用の流動性が高いと感じますか?

Q5

Q4で「どちらかといえば低い」「低い」と回答された方にお伺いします。

低いと感じる理由を教えてください。

Q6 ミドル・シニアの活用の動向について教えてください。

Q.

ミドル・シニアの活用について取り組みを行っている企業は何割程度あると感じますか?

Q.

ミドル・シニアの活用についてどのような企業タイプで取り組みが進んでいると感じますか?

Q.

ミドル・シニアの活用についてどのような取り組みを行っている企業が多いと感じますか?

上記について、具体的なエピソードを教えてください。

  • 特に中小企業の場合、海外駐在員可能な社員を社内から見つける事が難しいケースがあるが、現任の交代時期が近づいた時に、海外含め経験豊富なシニア人材を中途採用で迎え入れるケースもしばしばある。今まで勤め上げた会社を既に定年退職されている方の場合、そこまで高い給与は求めないがもうしばらく自分の経験を活かして貢献したい、という方もいらっしゃるので、お互いにとってのメリットがある。
  • ソフト開発系の企業で、以前は年齢があがるとマネジメント方面のキャリアの選択肢しかなかった企業が、技術職(マネジメントでは無い)として定年まで働けるスペシャリストキャリア制度をとりいれる企業がでています。
  • 管理職にとらわれずに、専門性を活かしたキャリア選択は非常に多くなっており、若手の育成を行い、管理職をサポートしながら、60歳の定年後も、活躍している方が多くなっている。
  • 基本的な研修として、セカンドキャリア・セカンドライフに関連するセミナーを開催しており、今後の展開の選択が自由に行える仕組みを導入している企業が増えている。
  • まずは顧問や契約社員等など非正規で採用し、お互いの意向が高ければ正社員や幹部登用するなど。
  • JOB型への制度変更。

Q7「70歳雇用の努力義務(2021年4月の改正高年齢者雇用安定法)」について教えて下さい。

Q.

改正高年齢者雇用安定法にどのように対応している企業が多いと感じますか?

Q.

企業からよく聞く課題を教えてください。

上記について、具体的なエピソードを教えてください。

  • 現時点での課題でもあるが、再雇用社員の意識改革をはじめ、上司・部下の年齢逆転に伴うマネジメントのし辛さ、パフォーマンスの低い社員の対応等々、雇用延長に伴いさらに課題が重石となっているが、具体的な対応策が構築されてない企業が多いと思われる。
  • 中小とは言え、100名以上のメーカーだと制度を変えることに現場からの乖離が強く、コンサルが入っても潰されるという危惧があり動けない。よって、兼業副業というスタイルで参画してもらい、1年毎の更新として今を凌いでいる。
  • 経営層が定年年齢の引き上げについてあまり良い感情を持たれていない企業様が多いと感じます。※どうしても若手の採用を希望されている。
  • 結局は70歳まで雇用するにしても本人の体力的な問題が影響するので、一概に70までOKと言うわけにはいかない現場が多いと思います。
  • 年齢構成と賃金評価制度の移管を進めたいものの、組合対応等もあり、思い切った施策を打ちづらい様子。
  • 従業員の意識改革がまだ進んでいない、企業側もそのきっかけが少ない。

Q.

定年後の人材の継続雇用ではどの雇用形態が多いと感じますか?

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