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36「ミドルの面接で面接官が見ているポイント」について

アンケート実施期間 : 20161130日 ~ 2016127日 / 有効回答数 : 104
ミドルの面接で面接官が見ている3つのポイントは「専門性」「マネジメント能力」「人柄」。
柔軟性・適応力を持ち、主体的にリーダーシップを発揮できることをアピールすることが、好印象を与えるポイントに。
書類選考を通過し、いざ面接・・・となった際に、上手く自分を表現できなかったという方も多いのではないでしょうか。今回は「ミドルの面接で面接官が見ているポイント」について、人材紹介会社のコンサルタントに伺いました。

ミドルの面接で、面接官が重要視しているポイントの第1位は「専門職種の知識・経験」(84%)。次いで「マネジメント能力」(39%)、「人柄」(34%)という結果に。ミドルならではの専門性を活かしつつ、部下を率いて成果を出せるかどうかという点を見られているということが分かります。

ではそのポイントのうち、人柄についてどのような点を重視しているのかを見てみると「柔軟性」(66%)、「適応力」(48%)、「主体性」(46%)という順番に。「少なからず環境の違い、仕事の進め方の違い、関わる人の違い等があるので、柔軟性、適応力は求められる」「固定概念にとらわれない柔軟性があれば新しい環境に対応する可能性が高くなります」といったコメントが寄せられました。

他にも、面接時に悪影響を与える行動や、面接に挑むにあたってのアドバイスなどについても伺っています。面接に進まれる際に、是非ご参考になさってください。

Q1ミドルの面接において、企業が重視している点の上位3つを教えてください。

上記の理由を具体的に教えてください。
専門職種の知識・経験と答えられた方の回答より
  • 担当者として実務の即戦力としての知見が求められる事と、管理職(もしくは候補)としてのマネジメント力が求められる傾向にある為。
  • ミドル層はスペシャリストととしての能力を問われることが多いため。
  • ミドルの場合ですと、社会人経験が長いので経験に裏打ちされた専門性と資格、更には極めて基本となる人間性が必要。
  • コアスキルを軸に検討いただくことがほとんどです。未経験領域へのポテンシャルなどは年齢的に考慮されません。
  • 即戦力として求められるのは勿論だが、役職付きでの募集も多くプレイングマネージャーとしての期待が多い傾向。
  • 即戦力採用であることと同時に、早期に会社に馴染み、早期に実績を上げてくれるかを判断するため。
マネジメント能力と答えられた方の回答より
  • ミドル層には会社牽引するプレイングマネージャーとしての仕事力と若い社員を底上げするマネジメント力、そして新しい組織に順応する人間力が求められているため。
  • 即戦力性を最優先するため、求人ポジションに見合う業種、職種の経験知識は必須。又将来性を考える場合、リーダー性やマネジメント力もチェックされる。
  • キャリア採用、年齢的な面で自社に不足を補うためと、 ポジション的にマネージメント職が多いため。
  • ミドルの転職の際のキーワードとして即戦力、定着性、部下の育成が重要かと存じます。
  • 一般的には管理職候補となるため。
人柄と答えられた方の回答より
  • 中途採用を検討する企業では、そのほとんどが業界経験者を採用し、即戦力として自社のキーマンとしての役割、作用することを期待しています。書類にない、人柄と人脈は、組織形成において最後まで重要視されています。
  • 能力以上に重要視されるのが人柄で、入社後継続して企業に貢献できる必要条件と考えている企業が多い。
専門業種の知識・経験と答えられた方の回答より
  • 即戦力として活躍の出来る人材を募集していることが多い為、経験や知識が重視されると考える。
  • 若年層と違い、同じ年月同様の仕事をしていても人によって経験や能力に大きな差が出てくるため。
  • 売り上げ・利益に直結するから。
コミュニケーション能力と答えられた方の回答より
  • コミュニケーション力は皆との協働作業がスムースに効率良く目標に向かうことが出来得るため。
  • 専門知識は当然問われる。あとはその人物とその人が採用企業の人材にいい影響を与えることができるか?そのためにコミュニケーション能力や仕事への取り組み方をみる。
  • 専門職の経験、知識と希望条件は、書類選考時にチェックされる。コミュニケーション能力は面接時に重要な判定基準になっていると判断。
前職での実績と答えられた方の回答より
  • 専門知識や資格については書類選考で判断する傾向が強い。業務実績については面接時に応募者自身の言葉での説明を求められるケケースが多い。
  • ミドル層(35歳以上)となれば、10年以上働いているはずです。どのようなことをされてきたのか、実績や知識経験は必ず問われると思います。
  • 即戦力となり得るかを見極めるため。
転職・退職理由と答えられた方の回答より
  • ネガティブな場合は掘り下げて聞き、長く勤務できる人材か確認するため。
  • 転職・退職理由は企業とトラブルなどで退職していないか確認される。
  • 転職・退職理由は人物を知る上で一つの要素となるため。
仕事への取り組み方・熱意と答えられた方の回答より
  • ミドルクラスだと自分なりの成功方法論が出来てしまっていることが多く、柔軟性が低くなりがちだから。
  • 専門性、コミュニケーションスキル、熱意は重要。
  • 本人の人柄・仕事に対する姿勢が見れる為。
志望動機と答えられた方の回答より
  • 志望度合いの高さは採用しても入社に至る至らないの判断基準。
  • 自社への興味、関心、永く活躍いただけるかの確認のため重視されるポイントである。
  • 自社に本当に入りたいのか、入ってもすぐに辞めないか そういう悪夢に人事担当者は取りつかれている。
保有資格と答えられた方の回答より
  • 不動産の場合、経験業界に加えて資格がないと仕事ができないことが多いです。
  • 建築・設備の職種は資格+実績での判断となる為。
専門性以外の職務遂行能力と答えられた方の回答より
  • 年齢と経験のバランスが重要。
人脈と答えられた方の回答より
  • 中途採用を検討する企業では、そのほとんどが業界経験者を採用し、即戦力として自社のキーマンとしての役割、作用することを期待しています。書類にない、人柄と人脈は、組織形成において最後まで重要視されています。
配属先部署との相性と答えられた方の回答より
  • 即戦力であることと同レベルで、既存組織への定着を重視されているため。
希望条件(年収や待遇など)と答えられた方の回答より
  • 年収や待遇は勝ち取るというスタンスが好まれる。
今後のキャリアプランと答えられた方の回答より
  • マネジメントへの意識とポテンシャル。

Q2ミドルの面接において『専門職種・業種の知識・経験以外』で、企業が重視している点を教えてください。

その他の回答
  • クリエイティビティー。
上記の理由を具体的に教えてください。
マネジメント能力と答えられた方の回答より
  • ポジションがリーダー以上となる場合が多いので、プロジェクトを牽引するマネジメント力も重視。
  • ミドルであればそれなりのマネジメント能力が欲しい。
  • 職付きでの募集も多くプレイングマネージャーとしての期待が多い傾向。
  • ミドル層では担当職種に関するスペックは勿論のこと、当然ながらマネジメント力も期待される為。
  • 今後マネジメントをしていく為、どのように部下と接する事が出来るか判断する為。
コミュニケーション能力と答えられた方の回答より
  • 過去の実績により、力量や仕事の進め方が解り、その説明に関連してコミュニケーション能力が分かる。コミュニケーション力はチームワークを構築したり、社内外での円滑な人間関係に寄与する。志望動機はキャリアプランに繋がり、退職理由にも関連する重要なポイント。
  • 入社後組織に馴染み定着するか、業務の知見が高くてもその実行性が臨めるか否か判断する上で必要だから。
  • 業界や業種職種問わず、ほとんどの企業で社内業務を円滑に遂行する上で、ヒューマンスキルは最重要と考える為。(社内業務の円滑な遂行は円滑な人間関係の構築が基盤になると考える為。)
  • コミュニケーションを現場管理能力を問うため。
  • 専門知識や経験が実際に活かされるためにはコミュニケーション能力が必須なので。
人柄と答えられた方の回答より
  • 人柄は、採用の根拠で最も重視されている。部下・スタッフとの相性も、お人柄によって解決される。
  • 自社に適性があるかどうかを見る 社風というものがあって、新しい会社にも古い会社ならなおさら 適応人物を見る いかにも日本企業らしい。
  • 仕事に対する創意・工夫をどのように発揮して、実績を上げてきたか、仕事で専門性を、どのように向上させる工夫をしてきたかを確認しているため。
  • 人柄は業種・職種に関係なく、職務を遂行する上において最低限の要素である。どんなに学歴、職務遂行能力があろうとも人柄が悪いとダメ。
  • 今後マネジメントをしていく年齢なので、人柄、コミュニケーション能力は必要だから。
仕事への取り組み方・熱意と答えられた方の回答より
  • 仕事への取組み姿勢は、新しい環境で受け入れられるための条件です。
  • 応募書類等では判断できない要素をしっかり確認いているように思う。ただ、採用不可の場合の理由には、あまりあげられないが。
  • 入社後活躍してくれるかどうかは、志望度と熱意にもよる。
転職・退職理由と答えられた方の回答より
  • 同じ転職を繰り返さないか判断材料としたいから。
  • 転職回数が多い場合(3回以上~)正当な理由が必要になるでしょう。
  • 人柄を判断し、短期離職を避ける為。
前職での実績と答えられた方の回答より
  • 過去の実績により、力量や仕事の進め方が解り、その説明に関連してコミュニケーション能力が分かる。
  • 転職先企業で、今までの経験をどのように活かし、事業に貢献できるか、またはしたいのかが明確に語れる人材を求める傾向。また、ポジションがリーダー以上となる場合が多いので、プロジェクトを牽引するマネジメント力も重視。
  • 即戦力としてどれだけの人脈と実績が期待できるかがポイントになるため。
配属先部署との相性と答えられた方の回答より
  • 能力面と同時にその会社や部署との相性面が継続雇用につながるため。
  • 就業後のマッチング度を評価しているので。
  • 組織適応力は不可欠だから。
人脈と答えられた方の回答より
  • ファッション業界においては人脈の広さで出来得る仕事の幅が変わる為、人脈もチェックされることが多い。
  • 即戦力としてどれだけの人脈と実績が期待できるかを見ている部分があるため。
志望動機と答えられた方の回答より
  • 入社後活躍してくれるかどうかは、志望度と熱意にもよるため。
  • 志や方向性が事業にマッチしているかどうかを確認するため。
希望条件(年収や待遇など)と答えられた方の回答より
  • 良い方でも希望条件に合致しないと採用できないので、前職の給与や働き方も気にされていると感じる。
  • 年齢が高くなるほど、ミスマッチを防ぐための互いの希望条件確認が必要になる。
専門性以外の職務遂行能力と答えられた方の回答より
  • クライアントがミドル層の採用には、「中期的に会社に貢献できる。」という点も重視するから。
  • コアコンピテンシーの確認を面接で行っています。
保有資格と答えられた方の回答より
  • 建設分野は、保有資格によって管理的な立場に就ける・就けないがあり、「資格保有+管理的な立場での経験値」が求められる為。
  • 資格に関しては、その分野で必要な最低限の職務能力を身に着けているという証明であり、職務分野によってはその資格がないと業務遂行ができない為。
今後のキャリアプランと答えられた方の回答より
  • 目標を持った人材であるか。信念を持っているか、その為に工夫・努力をしているかということを見ることが出来るため。
  • 管理職以上の採用の場合、即戦力という点も重要だが、中長期の課題解決のタスクも多く、その意味でも定着性や将来のキャリアビジョンのすり合わせは重要になると考えます。
入社先企業に関する理解度と答えられた方の回答より
  • 入社先企業に対し、経験・キャリアをベースでどのように貢献するのかを確認しているため。
プレゼンテーション能力と答えられた方の回答より
  • 若手に比べて年収も高い為、マネジメント力、人脈、ビジネススキル等、より多くの事を求められる傾向にある為。

Q3ミドルの面接において、企業が重視している人柄について教えてください。

その他の回答
  • 技術か管理かにもよって一概に言えない。
上記の理由を具体的に教えてください。
柔軟性と答えられた方の回答より
  • ミドルの転職においては、新たな環境で主体的に行動し、自身の立ち位置・立場を確立しないと、なかなか上手く新たな仕事を進められない為。転職においては、少なからず環境の違い、仕事の進め方の違い、関わる人の違い等があるので、柔軟性、適応力は求められる。
  • 能力やスキルはある前提として、会社と馴染めるかどうかを見ているから。謙虚さや柔軟性、適応力がないかたは、前職と比較し、否定しやすい傾向にある。
  • 前職等の成功体験に囚われることなく、柔軟に対応しパフォーマンスを 発揮し、何れ個人力でなく組織で業績を積める人材として期待しているから。
  • 固定概念にとらわれない柔軟性があれば新しい環境に対応する可能性が高くなります。年齢が上になればなるほど、柔軟性は重要なポイントとなります。
  • 年齢が高い事で、過去の経験に囚われすぎずに自分を変えられるか、新しい組織を牽引できるかなどの人物素養が求められるため。
適応力と答えられた方の回答より
  • 人は謙虚さは日本人の文化でもありますが、それだけでは実にならないことも有り、適応性を以て積極性のあるリーダーシップがミドルには次のステップには重要な要素になり得るかと考えております。
  • 素早く良好な人間関係を築く必要性があるため、柔軟性や適応力は必須であると考えます。今までの知識経験で足りないものを学んでいく学習能力もあれば尚良いと思います。
  • 年収役職レンジが高いかたちでジョインされるケースがほとんどだと思います。先方のジャッジもまずは適応性や自走できるかにまず重きを置かれます。
  • 新しい環境にいかに早く馴染めるか、また問題点を改善して欲しいとの思いがあり募集する事も多いので、主体的に動ける行動力が求められる
  • 環境適応能力があり、かつそこで自己実現できるだけの能力があるかどうかを知るため。
主体性と答えられた方の回答より
  • ミドルの転職においては、新たな環境で主体的に行動し、自身の立ち位置・立場を確立しないと、なかなか上手く新たな仕事を進められない為。
  • 企業側のカラーにもよりますが、全体的にプレイヤー業務を望まないマネジメント職を嫌われる傾向が強いと感じる為、部下も動かし自身も積極的に現場関与する方が好まれると感じます。
  • 新しい環境にいかに早く馴染めるか、また問題点を改善して欲しいとの思いがあり募集する事も多いので、主体的に動ける行動力が求められる。
  • 一番嫌われるのが頭でっかちや頑固な人材。新しい組織で柔軟に対応し、主体性を持って能力を発揮できるか見ています。
  • セルフスタータータイプのニーズが高い。
リーダーシップと答えられた方の回答より
  • ミッション達成には、部下・スタッフを牽引できなくてはならない。
  • 前職等の成功体験に囚われることなく柔軟に対応しパフォーマンスを 発揮し、いずれ個人力でなく組織で業績を積める人材として期待しているから。
  • 組織順応性が高く、マネジメント能力も高い人材を必要としている企業が多い。
  • モチベーションと組織活性化が出来るか?がポイントになるため。
  • 中間管理職が多いため。
ストレス耐性と答えられた方の回答より
  • 社会で経験を積まれたミドルは、相応の立場にもなっており、少なからずストレスがかかるので、ストレス耐性として、ストレスと上手くつきあう事が求められる。
  • 新しい組織の中で対応していくためには、柔軟性や適応力なども必要だろうが、やはりストレスに強い耐性があるか否かで目的達成が決まる。
  • 部門、ポジション、年齢等により、重視する人柄は違うと思うが、ストレス耐性に関しては、重要なKeyとなっていると思う。
達成意欲と答えられた方の回答より
  • 即戦力として結果を求めているので、先ずは達成意欲が重視される。
  • 外部環境の変化が早く、柔軟に粘り強く対応できる力が求められるため。
  • 実際に入社後、どの程度活躍が期待できるかを図る見地から。
素直さと答えられた方の回答より
  • 職種や求められる期待役割によって異なるが、軸となる人間性は最重要。
  • 協調性のある人材であるか。チーム力重視。
  • 素直な人柄が周囲との融和に欠かせない。
謙虚さと答えられた方の回答より
  • 新しい環境でのやり方に柔軟に対応できることが第一であり、人間関係構築には謙虚さとミドルならではの活動意欲が求められている。
  • 従来・既存の価値観がリセットできなければ地方の組織には馴染まないため。
  • 謙虚さを持っている方はどの企業にも引き合いがあるため。
エネルギッシュさと答えられた方の回答より
  • 新しい環境で実力が発揮できる適応力と、それを遂行するためのエネルギッシュさ、そして異なる環境可下での多少のストレスに関しても耐性は必要不可欠だと感じるため。
  • ミドルになると落ち着きたい志向が強くなる方が多くなるから。
  • 頭の回転の速さに付随する事は全て見ていると思う。
学習意欲と答えられた方の回答より
  • 企業にもよるが、過去のやり方や実績に固執せずに、新たな環境で知識やスキルを学ぶ謙虚さと柔軟性を持つ人が好まれる傾向。
  • 職務を遂行する上で重要なのは、チャレンジ精神を基本とした学習意欲の継続、それを主体的に行う事が重要。
冷静さと答えられた方の回答より
  • 謙虚で冷静な人こそ組織運営に必要。

Q4ミドルの面接において、求職者がやってしまいがちな悪印象を与える行動を教えてください。

その他の回答
  • 話が長すぎる。
  • 服装がだらしない。
  • あがってしまう。
  • 過去の会社の悪口。
  • 未経験だが能力があるのでできます、という根拠のない自信を話して評価を落とす。
  • 喋りすぎる。
  • 英語面接での未熟。
  • 目先の給与のみに固執してしまい、キャリアのマッチングや将来性を軽視してしまう発言や考え。
  • 未経験分野で転職したい方は、NGです。
  • 話が冗長。
  • 退職した企業の批判。
  • 話が長い。
  • 残業や条件(特に給与)についての質問。
  • 前職との比較。
  • 現職(前職)の悪口や情報を口にしてしまう。
  • 在籍した企業の批判。
上記のような行動が悪印象を与える理由を教えてください。
ネガティブな転職理由と答えられた方の回答より
  • ネガティブ志向が強いと受け取られ、仮に採用しても何事もネガティブに捉え、短期間での退職が懸念される為。
  • 既存社員との相性・マッチングに悪影響を与えることに直結するため。入社後、本人にとってネガティブな状況になると、再度転職を考え始めるきっかけとなるため。
  • 転職への意欲が感じられず、就業後の円滑なコミュニケーションに対しても不安を感じさせてしまう為。
  • ネガティブな要素が伝わってしまうと入社後もそういった事が発生するのではというリスクになるため。
  • そのネガティブな状況が当社でも起きた場合はどうするのですか?という質問に答えられない。
応募先企業の理解不足と答えられた方の回答より
  • 応募先企業への志望度や、入社後のビジョンが明確でないと思われる。
  • 応募企業に対する理解不足は、モチベーションの低下等、致命傷となる。
  • 応募先企業の理解不足は単に準備不足で、多くの企業の転職活動に直結しているケースが多く、志望度の低さを企業側は嫌うため。
  • 求人企業を受ける基本が出来ていない、仕事についても推して知るべしとなる。
  • 応募する企業のことはある程度調べておくのが常識。
横柄な受け答えと答えられた方の回答より
  • 場面・状況に合わせた対応力が低い事から、仕事においても同様の事が想像出来る為。
  • 現職の役職や能力が高い方で、自分より劣っている面接官が相手だとなりがち。入社後もこのような態度を取るのではと印象付けてしまう。
  • 「自信をもって語る」ことと「自慢を話す」ことの違いは聞き手にとって対極の意味となるため。
知ったかぶりと答えられた方の回答より
  • うわべだけの知識で回答をすると底が見えてしまい軽い人材と評価される。
  • 企業側の話をしっかり理解しようとしていないと映る。
  • 知ったかぶりは必ずボロが出ます。
自分の業績のみのアピールと答えられた方の回答より
  • 自分の業績を自慢する姿は余り信用できないことも有り、余り良い印象は与えない。
  • 能力/実力のある求職者は、自らを過大評価しません。人事の方は、そのへんの所を見分けるスペシャリストでありますから・・・。
  • 業績のみアピールする方は、壁にぶつかった時、そのやり方に固執し周囲が見えなくなる傾向を感じるから。
仕事上のミスの責任転嫁と答えられた方の回答より
  • 会社は、自社でどの程度やれるか、早く馴染めるかを観ているが、その対応で主体性の度合いおよび活躍できるか否かを考察する上で重視している。
  • 仕事への取組み姿勢を判断できる対応だと思う。
応募先企業への批判と答えられた方の回答より
  • 面接官が求める回答や心証を理解できていない為。
  • 謙虚でなければ採用されない。

Q5ミドルの求職者で、面接対応が適切な人の特徴やエピソードなどがあれば教えてください。

  • まずは、挨拶、マナーや最低限の礼儀が姿勢からも伝わり、やっとお話を聞いていただけます。企業研究、求人票の求める人物より根本的な悩みの想定、企業理念から考える目標設定、自身のミッションとしての想定などは、できていて当然ですし、人事担当者はそう思っています。準備をどこまでもすること、これに尽きます。
  • ・自身を客観視出来て、世の中や業界での自身の立ち位置等を充分理解している方 ⇒ 自身の事を素直に表現し伝えることが出来るので、人物・人柄を違和感無く受け取ってもらい易い。・明朗に、簡潔に話の出来る方 ⇒ 場が和み、質疑応答がテンポ良く進み、面接官の印象が良い。
  • 応募企業について、事業内容や業務内容、ビジョン等をしっかりと把握した上で、面接時に自身の今までの経験と照らし合わせ、存分に活かせる・応募企業が必要とする経験やスキルを的確にアピールし、面接担当者とディスカッションするような面接に持って行った方は、評価が高かった。
  • エージェントを上手く活用され、面接の中では自身が応募ポジションにいかにマッチしているか、将来的にどのような組織貢献をしていけるかにフォーカスした内容をご準備され、そのベクトルのすり合わせを事前にエージェントと共有頂き最適化を図れる方。
  • 自分ができることとできないことがきちんと分かっていて伝えられる。相手(企業のこと、部署のこと、仕事のこと)を知りたいという姿勢が見える。ランクや年収にさほどこだわらない(逆説的だが、こだわらない人ほどいいランク、年収が出る)。
  • 面接の同行させていただいたことが何度かあります。採用担当者の目を見て質問事項の趣旨を理解し、それに対してしっかり話せる人材は内定獲得の可能性が高い。逆に空気を読まずにマイペースでお話しされる場合はNGが多い。
  • 基本的に職歴、経験がマッチしていれば7割は合格。あとは、人物の信用性だけ。初回面接で内々定をもらった人は、聞いてもいなかった海外勤務を笑って構いませんと答えた。その懐の深さに人事担当は感激したようです。
  • 単に「○○力があります」と言うよりは、どんな苦労をしてそのような職務能力が身に付いたのか、どう活かし、どのような効果と反省を得たのかを語った方は採用される傾向が強いです。
  • まずは相手の話を聴ける方。質問が終わらないうちに言葉を発してしまう人がよくあるが、話をしっかり聴いてから応えたため、求職者が自分のペースで話を進められた。
  • 多くの質問をする事で、応募企業への興味の度合いを伝える事。逆の例で、即戦力の人材であったが、企業に対する興味があまり感じられずNGにされた方もいます。
  • 自分の実績とキャリアプランが明確で、実績をベースに「転職先へ対して何を提供できるのか」を伝えられるタイプ。このタイプの方は短期間で複数の内定を取ります。
  • 他人の話を聴ける人。ネガティブな表現は避けて、コミュニケートできる人で、どんな相手であっても尊厳を持って対応できる人材。
  • 成功体験だけでなく失敗した経験をきちんと話せて、なぜそれが失敗したのか、どうすればよかったのかを振り返って話せる。
  • 受け答えにあたっての瞬発力がある方。(想定外の質問などに対しても、まごつかず明朗快活な回答が出来る方。)
  • 分からないことは誤魔化さずに「分かりません」「知りません」と応える。

Q6ミドルが面接に臨むにあたってのアドバイスをお願いします。

  • 質問には答えをまず伝え、理由を聞かれたら簡潔に説明する。何事にも前向き志向、前向き発言に徹する。退社理由、志望理由を用意しておく。今までお世話になった会社の悪口ととられそうな表現は慎む。志望企業に何で貢献出来るか整理しておく。質問は無いかと聞かれたときに備え、業務に関する事を幾つか準備しておく。基本は正直ベース、地の儘で行くこと。取り繕うとどこかでボロが出る。
  • 付け焼刃で取り繕っても刻み込まれた顔相や雰囲気は、一夜漬けでは限界があり、逆によく見せようとしている見栄はりとして、不誠実な印象を与える可能性もあります。そして、回答内容を気にしたり準備するより、話し方(ハキハキ明瞭な受け答えか)や顔の表情(無表情はNG)を中心に見られてますので、ご友人に会うときのような自然体の自分を出して頂けたらと思います。
  • どこかの企業で成果を出して評価をされてきたかもしれませんが、新しい環境ではそれらは全てリセットされます。チャレンジをさせて欲しいという謙虚な気持ちを持って臨んでください。一方で、謙遜ばかりしていると自信なく見えてしまうので、自分が応募先企業にとってどのような価値があるのかを、誇張せず等身大で正確に伝えてください。
  • 明るく、丁寧、誠実に。経験とともに人格的バランスを見られます。これまでの実績に囚われると井の中の蛙になってしまう可能性もあります。求人票の求める人物情報だけに限らず、エージェントなどを通じて事業課題など情報も含めて先方のニーズをしっかり把握し、ご自身のキャリアと照合していくことが成功の秘訣です。
  • 幅広いご経験において親和性を図る方法は求人企業側にも強みが伝わりにくく、他候補者に埋もれる可能性が非常に高いと感じます。したがってご経験の中でも特に応募ポジションで活かせるポイントを抽出し、具体的な成功例をもとに求められるタスクへの貢献方法を提示頂くことが、内定取得の重要条件だと思います。
  • 最初から押しが強すぎても印象が悪くなるので、砕けてきたタイミングで、PRをしたり、入社後、自分であれば何ができるのかを具体的にアピールできるとよい。やる気などの気持ちも大切だが、ミドルの場合、求職者がその会社で働いているイメージをもってもらえるような具体的なプレゼンが望ましい。
  • 自身がどれだけの結果とコミュニティを築いてきたかということは大切な指標ではあると思いますが、そのほとんどが根拠のない論理になりがちなので、まずは自分の話しにどこまで引き込めるかのプレゼンのための土台づくりを面接開始3分で築けるかどうかが重要なキーファクトだと考えます。
  • 相手企業と求人ニーズをしっかり把握し、自分の経験知識と比較し、強味、弱みを理解して面接に臨むことが必要。強みは素直に経験実績を論理的に説明し、弱みは正直に認めつつもこれからどう克服できるかを伝える準備が必要。
  • どんなに能力のあられる方でも、エントリー先の企業理念等は把握してから面接に臨まれてください。オーバースペックにより、見合わせになる事ありますので、自らに見合った案件に挑戦してください。
  • 自分の中で資格・経験・実績を整理し、それを転職先でどう活かすかを組み立ててから面接に臨むべきです。自分と企業とのマッチングに仮説を立て、面接はそれを確認する場にしましょう。
  • 自分の強み、弱点を把握しておく。業績を整理し、自慢でなく伝えられるようにする。企業の研究をしておく。質問事項を用意する(経営方針や業務関係のもの、処遇以外の)。
  • どれだけご自身が相手の企業で役立てるかをきっちりアピールする事は大前提ですが、横柄にならないように、常に謙虚に対応する事を心掛けて欲しいです。
  • 自身の経験や考え方などの主張の強い方がいらっしゃるので、話し過ぎていないか常に気をつけ、面接官の方の話や質問に耳を傾けることを意識するとよいと思います。
  • 良く思われようとせず、ありのままの自分を評価していただくこと。いくつかの提案を用意していく事。熱意・情熱を持って臨み、熱く語る事。
  • 自分のアピールばかりでなく、組織やチーム、上司や部下に支えられてキャリアを作ってこれたと表現できると面接での評価は高くなるでしょう。
  • 面接官の質問に対して聞かれていないことを長々と話すことは逆効果。要領よく手短に回答することを心がけること。
  • 面接官の印象を考えずに、質問に対して真摯に対応すること。怖い顔の人は、誰と会っても怖い顔です。
  • 今までやってきた実績や知識経験が試される場が面接です。ぜひ楽しむつもりで臨んでください。
  • ネガティブな質問に対しても前向きなスタンスで回答されることが重要。
  • 誘導質問に便乗しない、冷静であること。
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