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34「ミドルの転職後の年収」について(2016年版)

アンケート実施期間 : 2016921日 ~ 2016928日 / 有効回答数 : 138
ミドルクラスの年収アップのポイントは『専門性』。
40代以上の転職者の年収アップに追い風の傾向も。
依然として高い水準を保っている有効求人倍率。人手不足だと言われる中、ミドルクラスの転職前後における年収の変化はどのような状況なのでしょうか。人材紹介会社のコンサルタントに伺いました。

「ミドルの転職で、年収が上がる人が多い」と答えたコンサルタントは約60%と、年収アップを実現できる転職のチャンスは多いと言えそうです。

一番年収が上がりやすい年代は『40代前半(76%)』という結果に。40代後半以降を見てみても『40代後半(36%)』『50代前半(10%)』『50代後半以降(4%)』という回答が見受けられます。2015年度の調査では、『40代後半(24%)』『50代前半(7%)』『50代後半以降(0%)』という結果だったため、40代以上の転職者にも年収アップの可能性が高まったことが見てとれます。

年収アップの際に、最も評価されるポイントとなるのは、『専門スキル(81%)』。年収アップを実現できるキャリアに関するコメントについても「職歴の中で資格や経験などで、次の転職先に即戦力として判断されるものを持っている」「業界・職種に特化した豊富な経験とスキルを活かすことが出来る」などが挙げられており、高い専門性を活かして価値を発揮できるかどうかが重要視されていることが分かります。

ご自身のキャリアを振り返る際に、専門性というキーワードで深堀りをしてみることで、新しい可能性が見つかるのではないでしょうか。

Q1ミドルの転職者は、転職後に現在よりも年収が上がる人と下がる人ではどちらが多いでしょうか?

Q2Q1で「上がる人のほうが多い」「どちらかと言うと上がる人のほうが多い」と回答された方に伺います。
ミドルの転職者の年収が上がる際には、どのぐらい年収が上がる方が多いですか?

Q3ミドルの転職者で転職後に年収が上がるのは、どのような職種の方が多いですか?

その他の回答
  • 介護。

Q4ミドルの転職者で転職後に年収が上がるのは、どのような業種の方が多いですか?

その他の回答
  • 輸送機器(自動車)。
  • BPO。

Q5ミドルの転職者で転職後に年収が上がるのは、どのような役職の方が多いですか?

その他の回答
  • リーダー。

Q6ミドルの転職者で転職後に年収が上がるのは、どのような年代の方が多いですか?

Q7ミドルの転職者は、どのようなケースにおいて転職後の年収が上がることが多いですか?

その他の回答
  • 転職前の年収が低い場合。
  • これまでなかった新しい職種の場合。該当者がほぼいない。

Q8ミドルの転職者で転職後に年収が上がる方は、どのような点を評価される傾向にありますか?

その他の回答
  • 転職先に適任者が不在の場合。
  • 英語など語学力。

Q9Q1で「下がる人のほうが多い」「どちらかと言うと下がる人のほうが多い」と回答された方に伺います。
ミドルの転職者の年収が下がる際には、どのぐらい年収が下がる人が多いですか?

Q10ミドルの転職者で転職後に年収が下がるのは、どのような職種の方が多いですか?

その他の回答
  • 職種問わず、地域による給与水準の違いによるため。
  • 役員以外は全般的に下がる。
  • どの職種でも同様。

Q11ミドルの転職者で転職後に年収が下がるのは、どのような業種の方が多いですか?

その他の回答
  • 全業種。
  • どの業種でも同様。

Q12ミドルの転職者で転職後に年収が下がるのは、どのような役職の方が多いですか?

Q13ミドルの転職者で転職後に年収が下がるのは、どのような年代の方が多いですか?

Q14ミドルの転職者は、どのようなケースにおいて転職後の年収が下がることが多いですか?

その他の回答
  • いったん成果を見てから、上げるor戻すという会社もある。

Q15どのようなキャリアを積んだ方が年収アップを実現できると思われますか?

  • 職歴の中で資格や経験などで、次の転職先に即戦力として判断されるものをお持ちでありながら現職でのキャリアパスが困難な状況にある方(上のポストが埋まっている、役職者の評価軸が不明確など)また、転職先のクライアントやステークホルダーとなる業界でのご経験が長く、転職先において業務拡大の足掛かりとなるコネクションを持っていらっしゃる方。
  • 専門領域のスキル及び、業界人脈・業界情報のある方【例えば】(a)職務の一貫性を強調できる方(転職後も、職務の一貫性を保持)(b)経験業界における幅広い人脈を持っている方(自社及び他社の人脈)(c)従事した業界動向・方向性の情報を、常に吸収している方(異業種交流も重要)。
  • 価値ある専門性と経験を有する方。マネジメントであっても自らプランニングし、いつでもハンズオンで仕事が出来る実行能力、実務能力。自ら問題解決に取り組んでいる方。中身のない人任せマネジメントは評価されない。特定で企業長く仕事をしてきた職位の高い方に出現率が高い印象。
  • 所謂、井の中の蛙でないタイプ。一つの企業の中において力を発揮できるタイプではなく、常日頃から外部(社外・業界外)に視野を広め、キャリア形成してきた方が年収アップを勝ち取っている。
  • 建築業界の場合、1級施工管理技士などの国家資格を有し、それを活かした実務経験をもっている際に、同業他社から即戦力として年収UPを提示されることが多い。
  • 業界・職種に特化した豊富な経験とスキルを活かし、新規事業の立ち上げや事業戦略企画の実行まで、ハンズオンで行い、高い実績を残してきたようなキャリア。
  • 育成の視点をお持ちの方が少ない状況の為、人材育成の部分において実績がある方は上がる印象が強いです。
  • 色々な会社、職種があるので一概には云えないがまず英語は必須だと思います。
  • ゼネラリストよりプロフェッショナル人材の方が実現しやすい。
  • 年収アップだけで考えるのであれば、業界は変えずにいくこと。
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