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32「ミドルの転職先企業への馴染み方」について

アンケート実施期間 : 2016616日 ~ 2016628日 / 有効回答数 : 111
転職先での失敗No.1は『前職の仕事のやり方を持ち込もうとしてしまう』こと。
『周囲とのコミュニケーション』と『仕事の進め方の理解』がポイントに。
転職後にその企業で活躍出来るかどうかは『転職先企業にいかに早く馴染むことが出来るか』と言っても過言ではありません。今回は、そんな転職先企業へ馴染む際へのよくある失敗やアドバイスについて、人材紹介会社のコンサルタントに伺いました。

転職先企業へ馴染むことが難しい要因の1位は『前職と仕事の進め方が違う』(71%)という結果に。転職先企業に馴染めないよくある失敗についても『前職の仕事のやり方を持ち込もうとしてしまう』(66%)ということがトップとなっています。
よくある失敗談として、『前職のやり方を頑なに押し通したため、「頑固」「とっつきにくい」などの悪いイメージを初期の段階で与えてしまった』などというエピソードも挙げられました。

転職先企業に馴染むためにやっておいた方が良いこととしては『周囲とのコミュニケーションを密に取ること』(69%)、『転職先企業の仕事の進め方を理解すること』(65%)というアドバイスが。

無理に焦る必要もありませんが、転職先企業へ馴染むことで自身の基盤が出来ることも事実。キャリアや知識を活かしながら、新しい環境に適応していく努力をすることが大切だと言えそうです。

Q1ミドルが転職後、転職先企業に馴染むまでの期間として多いものを教えてください。

上記の理由を具体的に教えてください。
3ヶ月以内と答えられた方の回答より
  • 上流の仕事ほど、会社の状況を把握したうえで仕事を進める必要があるし、年齢的にも気軽に仕事を触れないこともあると思う。最初はこれでいいのかなと感じる方も多いが、2~3ヶ月で仕事を理解して充実してきたと聞くことが多い。
  • 1か月では人間関係もよくわからず、3か月ほどしてようやく一通りのことを理解して自身の色を出せるという印象。逆に6か月経ってもなかなか力が発揮できないとそれは馴染んでいない可能性があると感じます。
  • 物事には3か月とよくききますが、まさに3か月たたないとわからない事も ありますよね。職場でも双方のキャラクターや仕事柄をみるにも3か月は必要、見極めの時期と考えております。
  • ポジションやミッション、規模などにより、幅があると思いますが人とのコミュニケーション回数、年齢幅のギャップなどの観点から考えて1ヶ月以上~3か月。
  • 地方では人間関係(経営者、部下、上司)の構築が優先される傾向があり、自身の業務領域に関係する社員との関係構築には概ね3ヶ月程度要することが多いため。
1ヶ月以内と答えられた方の回答より
  • 管理職採用なら1週間。この程度のスピード感は求められます。しかしながら、一般職の場合では1か月ほどでしょうか。ほとんどの方が即戦力と見込まれての転職となるため、転職先の社員の皆様とも、年齢、経験、自信などのレベルを図り、認知することから始めます。親和性が高まるのはお互いを知ってから、ということになるようです。
  • 1週間では短く、3か月だとある一定の成果が求められてくるため。また中途の場合は、前職と類似している業務への転職、ステップアップになるため、なじむまで3か月はかかりすぎると判断します。
  • 入社当初は企業・人材共に、若干様子見のところもあるが、元々環境変化に慣れた、経験しているミドル世代は、1ケ月(2週間)もあれば新しい職場にも慣れ、自分を表現していくことができる。
  • 企業組織文化、日常のルール、しきたり的なことを総合して一回りするまで 1ケ月は掛かると思います。グループ関係会社に出向するときも 経験上、これくらい最低掛かると思います。
  • 即戦力で入社しているため社内研修などが少なく(全くない)、仕事の進め方や社内ルールの理解と、社内の人間関係を把握し、自身の立ち位置を理解するまでに最低1カ月ほどかかると感じる。
6ヶ月以内と答えられた方の回答より
  • 最初の3ヶ月は基本システムや会社のルールを覚えるので精一杯で成果を出すまでは難しい。6ヶ月で成果を出せれば早いほうで、6ヶ月で仕事を継続できそうな手ごたえを感じられれば十分に成功と思ってほしい。
  • 社会人としての経験値がある分、実務面においては馴染むスピードは早いと思われるものの、組織カルチャー面や人間関係の構築などにおいては経歴によらず、一定期間時間がかかると想定されるため。
  • 仕事上の経験は十分だが、人間関係づくりには半年くらい要している。

Q2企業規模・タイプを見た時に、転職先企業に馴染むまでに時間がかかりがちな転職のケースを教えてください。

その他の回答
  • 非オーナー企業 → オーナー企業。
  • 上場企業 → ワンマン・創業社長の企業への転職。
  • 中小企業 → 中小企業。
上記の理由を具体的に教えてください。
大手企業 → 中小企業への転職と答えられた方の回答より
  • 大手企業では専門分野に特化した仕事のみをできればよいが、中小企業であれば幅広い業務を任せられるうえに、独自の文化も強い。また、大手企業でいたプライドややり方に誇りがあった場合、やり方を変えられたり、ポジション以外での仕事を求められたときに、受け入れにくい方も多いように感じる。また、たいていの場合は給与ダウンもしているので、そういった面でも受け入れられないのかもしれない。
  • 中小企業やベンチャー企業では、仕事の進め方が非定形的であることが多く、また、管理職といえども一般社員がやるような仕事も多い。そのため、「こんなつまらない仕事もやらなければならないのか」とか「この会社はこんなことも出来ていないのか」といった不満が発生しやすい。また、それを周囲に言ってしまい、「なんだあの人は」となりがち。
  • 大手企業(サラリーマン社長)のサラリーマンとして当たり前のことが、中小企業(大きくても)のオーナーの色、においが強い会社に違和感を持つことが多い。オーナー側がそれを理解していない場合、余計に難しい。
  • 大手→中小、ベンチャーは仕組みが整っていない環境で全て自分がやるというマインドセットになるまでに時間がかかる。
  • 大手企業に比べ中小企業では社内ルール、インフラ等が整備されていないことが多く、大手企業では有り得ないような煩雑な業務が数多く存在するため。
大手企業 → ベンチャー企業への転職と答えられた方の回答より
  • ベンチャー企業は良くも悪くもオーナーの発言が絶対的でありすぎる。
  • 企業規模が小さくなる転職ほどステークホルダーの規模が小さくなる為企業風土やカルチャーへの親和性がより顕著に定着に寄与する為。
  • 大手の方は組織的に動く環境でなれており、中小やベンチャーのようななんでも自分でやるという環境になじみづらい事が多いです。
  • カルチャー、規模、規則の違い等は前職と比較してしまうため。
  • スペシャリスト→ゼネラリストへの転換が求められるため。
日系企業 → 外資系企業への転職と答えられた方の回答より
  • 業務以外の見えない暗黙の了解的部分や承認プロセスに関して、実態はトップ1名ないし2名しか決裁権がない、または日本に決裁権がない場合もあり、そういった場合はそれらを理由に再度転職活動される方が結構いる。
  • 日系企業と外資系企業の大きな違として挙げられるのは企業文化。外資系は理論的な思考/行動が絶対的ですが、日系はややもすると理論的と云うよりも 精神論的な思考/行動にもとずくきらいがある。
  • 長らく純日系企業経験者にとっては外資系は言わば「海外勤務」に準じる戸惑いが当初はあるもの。
  • 自分の仕事の範囲がしっかり分かれており、チームプレイではないため、内資経験が長いミドルだと仕事の進め方から同僚との付き合いまで、戸惑う方が多かった。
  • 日本人の独特の人見知りが顕著に表れるため。
外資系企業 → 日系企業への転職と答えられた方の回答より
  • 自由な社風の外資系から、古くからのルールに固執した日系企業での転職はカルチャーショックが大きく、馴染みにくいものが多い。
  • 企業文化の違いは、業務の進め方が大きく違います。外資の仕事の進め方に慣れてしまっている方は、日系企業に馴染みにくいでしょう。
  • 個を大切にする外資系に慣れている方は、日系企業のチームで動くことに戸惑いがあり、時間がかかる。
  • やはり仕事の環境と進め方及び意識が大きく異なる為。外資→国内は最も難しい。あくまでも本人の意識の問題ですが、外資出身者はプライドが高すぎる。
  • 外資系→日系は社内政治や年功序列、スピード感の違いなどに慣れるのに時間がかかる。
中小企業 → 大手企業への転職と答えられた方の回答より
  • これまでの仕事の進め方と大きく変わり、周囲の壁の高さを感じてしまう状況が起きていると思われる。
  • 人間関係以外に、企業規模が大きいほど規律や社内ルールが複雑なため。
  • 大手企業は仕組みが複雑なため。

Q3企業の平均年齢を見た時に、転職先企業に馴染むまでに時間がかかりがちな転職のケースを教えてください。

上記の理由を具体的に教えてください。
平均年齢が高い企業 → 平均年齢が若い企業への転職と答えられた方の回答より
  • スピード感についていけないことが多い、凝り固まった「正解論」が抜け切れない。企業へのフラストをぶつけることになれてしまっている。
  • 特にミドル~シニア層の方にとっては価値観・カルチャー感覚・会話言語などのギャップは馴染むのに苦労多いと考えます。
  • 平均年齢が高い企業はのんびりしている。若い人の多い会社に行くとペースに慣れるのに苦労する。
  • 成果主義とはいえ若手を抜擢する気質があるので大幅に年下のメンバーが上司になることもある。
  • 柔軟性が高い企業への転職で自身の柔軟性が追い付かない場合が多いため。
平均年齢が若い企業 → 平均年齢が高い企業への転職と答えられた方の回答より
  • 在日本の企業では若い人の方が理解が早いので、年寄りを受け付けるが、年齢の高い人は過去の習慣・風習にとらわれて、若い人を簡単に受け入れないから。
  • 平均年齢が高い企業であればあるほど、企業文化、ルール、しきたりが硬直的ではないかと思います。
  • 年齢格差があると、仕事に対する意識の差があり、やはり難しい。
平均年齢は特に関係ないと答えられた方の回答より
  • いずれのパターンもありうる。まわりが若く、若いマネージャーにこき使われるのになれない人もいるし、まわりがシニアで、考え方が古く、仕事の考え方に共感できないことが多いという人もいる。
  • 企業から求められる業務内容、ポジション、求職者の経験・順応性によるため、平均年齢は転職時の「参考」となるが、求職者の方から入社後「平均年齢が云々」とのお声を聴いたことがないため。
  • 平均年齢というよりも、直属上司との世代格差や相談できる人が社内に持ちやすいか否かが関係しているように感じる。

Q4転職前後のポジションを見た時に、転職先企業に馴染むまでに時間がかかりがちな転職のケースを教えてください。

上記の理由を具体的に教えてください。
ポジションは特に関係ないと答えられた方の回答より
  • 企業の社風、雰囲気、ルール、人間関係と、求職者のご経験等によるため、ポジションとはあまり関係ないとの印象。
  • ポジションに関しては企業独自の制度や人数が関係する為一概に定着性と因果関係があるとは考えにくいため。
  • ポジションより、転職者の違う会社だという意識のほうが要因としては大きい。
管理職 → スタッフとしての転職と答えられた方の回答より
  • 管理職→スタッフについては、そもそもスタッフ扱いされることに抵抗を持つ方が多く、プライドが邪魔しないようになるには時間がかかるようです。
  • 自分の経験になるが、一つ上の業務は頑張れば対応可能であるが、管理職が他社のスタッフになると、事務系の処理も含め馴染むのには間違いなく時間を要します。あと管理職のプライド問題もあります。
  • 管理職経験が長ければ長いほど、「自分中心に会社は回っていない」(”主”⇒”従”の立場に)でのショックが当初に大きいかと。
管理職 → 管理職・管理職候補としての転職と答えられた方の回答より
  • 同じ管理職と言っても、求められるものが違うため、どうしても管理職としての動きが出来、信頼され、自分も自信を持って職責を全うするためには時間が掛かると思います。
  • 新しい会社でプレイヤーとして勤務した経験が無いので、基本的なプレイング業務を知らないまま管理職としてスタッフをマネジメントしなければならない。その中でスタッフの心をつかむ事はかなり難しい。
  • 同じ管理職でも業務領域、マネジメント人数が違うとペースをつかむまで大変。また人間関係の構築にも時間がかかる。

Q5年代別に見た時に、転職先企業に馴染むまでに時間がかかる年代の傾向があれば教えてください。

上記の理由を具体的に教えてください。
30代での転職と答えられた方の回答より
  • ある程度経験もあるので求められるものが大きい反面、まだまだ発展途上の人材が多いため。
  • まだ若い為、新しい会社に甘えがちで周りとうまくやれないケースがある。
  • 30~40代では中途半端に、過去の実績に拘るところがある。
40代での転職と答えられた方の回答より
  • 40代の方は、世代的にある程度のポジションと会社内で融通が利くような立場になっているので、そこから一からのスタートはなかなか大変。若手であれば、一からスタートできるし、一定の年齢を超えると、スタッフ的な役割は期待されないが、管理職もスタッフも期待される中、やや柔軟性も体力もなくなっている中で、新たな職場で馴染むためには相当の努力が必要。
  • 年齢が上がるほど、ヒューマン、コンセプチュアルスキルのウエイトが高まるが、未だ40代はテクニカルスキルのウエイトも多いので、仕事の進め方で違いを理解する時間が必要かもしれない。
  • 30代であれば柔軟性があり、50代であれば残りの社会人年数を考える。40代は、それなりの実績を残してきたプライドもあり、他年齢と比べるときついと感じる。
  • 40代はある程度の経験もしているため成功体験をうまく生かすには50代の方より時間がかかると思う。50代になると丸くなるので対応能力が長けてくると思う。
  • 40代が一番柔軟性の弱さとキャリアに対するある種の諦め(その後の就業可能年数が長いことによる)のバランスが悪いため。
50代での転職と答えられた方の回答より
  • 50代、60代では様々な企業で勤務経験がある方ではない限り、これまでの仕事のやり方や考え方を転換することは難しいように見受けられる。
  • 60代に突入すれば、ある意味の割切り感(&良い意味での諦め感)あろうが、50代まではそれまでの”過去の栄光・映像”を引き摺りがち。
  • 50代は‘自分では若いつもり’でも、周りはそうは見ていない。自分と周囲のギャップが各年代のうち特に大きい。
60代での転職と答えられた方の回答より
  • 個人差の方が大きいので本当は年代ごとの差は無いといいたいが、やはり環境対応力が落ちる高齢者は時間を要します。
  • 同世代で勤務している方々が少数なため、周囲から同調など得られにくい。
  • 立場的に上で入ることが多いため、部下との関係構築に時間を要する。
年代毎の傾向はないと答えられた方の回答より
  • 本人の覚悟と、企業風土・フォロー体制次第のように感じる。
  • 年齢ではなく企業間の風土などのギャップの大きさが問題。
  • 年齢があがるとその分入社前に自身の懸念点となる部分を明確化し共有して頂ける傾向が強いため、逆にポテンシャル要素の強い若手人材の方が定着性に振れ幅があると感じます。

Q6転職先の企業に馴染むことが難しい要因として多いものを教えてください。

その他の回答
  • 環境要因よりも、個人意識が要因としては大きい。
  • 企業風土やステークホルダーとの関係性。
  • 事業の進め方の相違。
  • 転職者に謙虚さが欠けている場合。
  • 会社の価値観が異なる。

Q7転職先企業に馴染めない、よくある失敗を教えてください。

その他の回答
  • 自分だけ頑張り過ぎてしまうが、思うように進まない。
  • 求められていることの認識違い。
  • 自分の力量を過信してしまう。
  • その方によってそれぞれです。
  • 採用する人と使用する人の思惑の違い。
  • 転職先の組織規範(ノーム)を理解せずに動き回る。
上記の理由を具体的に教えてください。
前職の仕事のやり方を持ち込もうとしてしまうと答えられた方の回答より
  • その組織の異分子受容度をどのように理解するか、仕事を進めるなか、雑談、様々な情景でデータ蓄積を図る必要があるが、つい、成果を早く出したい、と言う意識が先行する。
  • 前職のやり方を頑なに押し通したため、「頑固」「とっつきにくい」などの悪いイメージを初期の段階で与えてしまい、馴染むまで時間を要したケースが過去にありました。
  • 自分に自信のある方程、前職で経験を中心とするの仕事の進め方を継続しがち。
  • これまでの経験を評価され入社しているので、その経験を活かそうと意気込む方が多い。入社後はまずはその会社のやり方を知ろう、という姿勢の方は少なく感じる。
  • 面接時に企業からのオファーが高く自信に満ちた状態で入社→評価を重視し新天地での地盤固めを軽視していることが多く馴染めないケースをよく耳にする。
前職の会社と転職先企業を比較して、悪く言ってしまうと答えられた方の回答より
  • 「いいかっこ」をするあまり、転職先企業を上から目線で見る様な表現になる。
  • 前職の実績はあくまでも過去の産物であり、自身がその意識を封印し現職で覚えるべき事を謙虚に理解しないために、失敗する事が多いと思います。
  • たとえ改革を期待されていても、まずは「郷に入っては郷に従え」も大事。(ただし例外もあるが。)
  • 経験豊富なことを買われての入社が多いが、上からになると社内の反発を受けるのでなじみにくくなる。
  • 既存社員のプライドを傷つけるため好かれることなく馴染めない。
転職先企業の社内ルールを軽視してしまうと答えられた方の回答より
  • 前職では○○さんと役職関係なしで呼んでいたが、転職先では役職つけて呼ばないといけない。転職先での当たり前のルールが馴染むまでには感覚心情的に時間が以外と掛かる。
  • 既存役員、既存中間管理職のやりかたを変えたくない。無言の壁がある。
  • 前職のルールは持ち込まず、まずは受け入れる事が大切。
分からないことを質問しないまま、業務を進めてしまうと答えられた方の回答より
  • 相談相手がいなかったり、遠慮してしまう。誰に聞けばいいか分からない。など入社後フォローで相談を受けることがあるため。
  • ミドルは仕事に自信を持っており、今更人に聞けない、尋ねると馬鹿にされるのでは?の意識が「溶け込み」を阻害する。
  • 社内での人脈作り、特に海外本社のメンバーから知識・助言を得ることのできる関係作りが最も難しいようです。
社内でのコミュニケーションを疎かにしてしまうと答えられた方の回答より
  • 社風や関係性構築の為にも入社1ヶ月目は社内のパワーバランスや人間関係構築に注力するする必要がある中でその点をおろそかにし、業務内容にフォーカスしてしまうこと。
  • 特別なミッションや改革などで入ってくる人材も多い年代のため人間関係の不和が誤解を生むケースがあると考える。
  • とくに上司とのコミュニケーションが悪い場合に転職先企業に馴染めないケースが多い。
入社後すぐに高い評価を求めてしまうと答えられた方の回答より
  • 高い評価ばかり気にしても、ある程度の時間はかかるため、頑張りすぎると空回りしている。
  • 自分に自信があるので評価についても、高い評価が得られるものと思っていることが多いため。
  • 自信過剰で、過去の成功体験をそのまま持ち込んでいる。
社内での人間関係・力関係を無視してしまうと答えられた方の回答より
  • 実際に学歴のプライド、自分のスキルへの過信があり、既存(=先輩)社員に対して横柄な態度を取った結果、入社後約一年で退職という例があった。
  • まずは周囲に認めてもらってからでないと、外部からの管理職を受け入れる体質の企業が多くないため。
  • 人間関係づくりに力を入れず、業務内外で他社員と関係が築けていない。

Q8内定~入社までの間で、転職先企業の社風を理解するために、やっておいた方がいいことを教えてください。

その他の回答
  • 内定後入社前に求められることを細かく打合せする。
  • 特にない。自然体で良い。
  • 仕事内容だけでなく配属予定部署の中長期の計画やビジョンを共有する。
  • これらの事はすべて、内定受託前までにある程度終わっているべきこと。
  • ベンチマーク(業界動向)を確認する。
  • 面接時間、回数を極力多くしていただく。
  • 特にやる必要はない。面接、オフィス環境で把握するしかない。
上記の理由を具体的に教えてください。
直属の上司や同僚と会う機会を作ってもらうと答えられた方の回答より
  • 職場で直接関わる人達と話す機会を持てることがBEST。ちなみに、口コミサイト等の情報は、概して何らかの不満やトラブルがあってその会社を辞めた人の投稿が多いので、偏ったネガティブな意見が多いため、参考程度にしておいた方が良いと思う。
  • 経営者や人事だけで採用を進めてしまうと、実際の現場受け入れの方は、勝手にしたら?となってしまう場合がある。入社前に配属先の方にもポジティブな感情で受け入れてもらうことで、入社後の人間関係構築がスムーズに進む。
  • 社長が勝手にとった人と思われないように、事前に顔を見せてお互いに心の準備をしておくことは大切だと思います。できれば選考段階で上司や先輩などと顔合わせするほうがいいと思います。
  • ポジション、環境、組織について事前情報を増やすことで、入社後に自身が置かれる状況をより具体的にイメージをしてもらえることにつながるため。
  • できるケースは少ないが、生の声が聴けて面接では聞けないことも 得ることができる。しっかりと聞き出す対策が必要。
社内見学の機会を作ってもらうと答えられた方の回答より
  • 最後は自分の目と耳で確認、判断すべきことだと思うから。エージェントではお金も絡むので、良い内容しか言わない可能性がある。
  • エージェントや他者の目線を通すより、自身で情報収集をした方が実感を持って納得でき、気づきが多いため。
  • 社風に合うか合わないかは重要なファクターなので、メリット・デメリットともに情報収集する。
転職先企業の人事に質問する機会を作ると答えられた方の回答より
  • 転職先に無理に良い印象を持って貰う必要は無く、要らぬ先入観を与える行動は避け、良い、悪委を取捨選択せず出来るだけ多くデータを集める。その際、客観性を自分で評価することはマスト。
  • 評価基準は、人事と直属の上司にしっかり確認しておいたほうがよい。内定後はより細かな評価について教えてもらえるはず。
  • 人間関係を構築するため、人事、社風などを肌感覚で確認しておく必要あり。
人材紹介会社に社風や社内の評価基準などの情報を聞くと答えられた方の回答より
  • 人事のみならず配置予定の部署の主管者の人となり、方針を知り、求職者に説明できる。人事部と求人部署の考え方、求人に対する想いが違うことが少なくない。この業務を人材紹介会社が担う。
  • 人材紹介会社の優秀なクライアント担当者は、紹介する会社の人事と情報交換する機会が多くあり、企業風土や社風、人事方針、社内の力関係などを良く承知している場合が多い。
  • 人材会社のコンサルタントは企業のことを知っている場合が多いので。
転職先企業の情報を、口コミサイトやSNSなどで確認すると答えられた方の回答より
  • 最後は自分の目と耳で確認、判断すべきことだと思うから。エージェントではお金も絡むので、良い内容しか言わない可能性がある。
  • 事前に周辺からの情報はつかんでおくようにするのがよい。
  • なるべく多くの情報を入手して免疫を作っておくと良い。

Q9入社後に、転職先企業の社風に馴染むためにやっておいた方がいいことを教えてください。

その他の回答
  • 新しい環境で過去の経験に意固地になることなく、柔軟に対応する気持ちを持つことが大切。
  • 比較すると、とにかくうまくいかない。
  • 分からないことを分からないときに聞く。
  • 自分のミッションを徹底して見出す。
  • 上司・同僚を適宜飲食に誘う。(飲めなくてもノミュニケーションは必須)
  • チーム、会社の人を知るためにランチに行き、情報収集、関係構築すること、ディナーやお酒もOKだが、基本的には業務時間内にできる事をがいいと思う。
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