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28「円満退職」について

アンケート実施期間 : 201624日 ~ 2016219日 / 有効回答数 : 153
ミドル人材の退職時のトラブルNo.1は『企業からの強引な引きとめ』。
円満退職ができないと、転職前後の人間関係悪化に繋がることも。
「立つ鳥跡を濁さず」とは言うものの、中々スムーズに行かない退職交渉。
今回は円満退職のコツを、エージェントに所属するコンサルタントに伺いました。

ミドル人材の退職時のトラブルとして最も多いのが『企業から強引な引きとめに合ってしまう(75.8%)』こと。企業のコア人材として活躍しているミドル人材だからこそ、多くのケースで引きとめが発生していることが分かります。

引きとめに合った時にトラブルを避ける方法については『辞意を伝える前に「何を言われても次の企業へ行く」ということを自分の中で決めておく』、『退職の意思を明確に伝えないと、迷っていると思われ様々な条件を打診され、結果的に退職しにくくなる』などのアドバイスが。

円満退職に繋がらないことのデメリットとしては『退職日までの間に、在職企業での人間関係が悪くなる(43.8%)』、『転職後に在職企業の人脈が活用出来ない(41.2%)』と、転職前後の人間関係に関するものがトップに。

培ってきた人間関係も、強みとなるキャリアの一つ。円満退職に向けたヒントとされてみてはいかがでしょうか。

Q1ミドルクラスの求職者の方が、退職時・退職後にトラブルになってしまう理由として多いものを教えてください。

その他の回答
  • 会社との関係悪化(人的)、感情的になる。
  • パワハラなどの労働問題があった場合。
  • 求人サイト職務経歴欄から特定され、求職意思を掌握された。
  • 退職申し出から退職日までの時間が短いこと。
  • ボーナスの減額や受け取れない事態。

Q2ミドルクラスの方が円満退職ができず、退職時・退職後にトラブルになったエピソードがあれば教えてください。

  • 後任者を手配できないからと引き留められ、気持ちよく転職したいとの気持ちから内定先を待たせ、最終的に辞退。その後、退職意思があることが分かった現職会社が後任者を手配したため居場所がなくなり、現職も退職することになった。現職会社に義理をたてた求職者だけが失職し、その後半年以上再就職できなかった。
  • 同業への転職をしないことを退職時に署名させられてしまったが、転職できる先は、同業しかなく一筆書いたことにより、転職への不安が増大した。裁判例では職業選択の自由が優先されることがほとんどであること、他の退職者も同業にうつっても裁判になっていないことを確認した。
  • 在職企業の強引な引き留めに会ってしまい、結局上司との人間関係を悪くしたくないという理由で、(契約に正式なサインをしていたにも関わらず)入社が決まっていた企業のオファーを断り、在職企業に残る決断をした候補者がいた。
  • 家族に内緒で転職活動を行い、転職先が決まり家族に話して猛烈な反対にあい内定を辞退する事になった。
  • 元々関係性の良くなかった上司へ退職の意向を伝えた所、その日でクビになってしまった。その方が関わっているプロジェクトを、有給消化期間に対処しなくてはいけなかった様でした。
  • 現職会社側の強い引きとめ工作として、後任者を設定してもらえず、退職日直前まで新たな重要任務等を任され、「投げ出してまで辞めるのか」と、精神的に追い詰められた。
  • 在籍企業の退職金・有給消化などの内容変更が周知されておらずご自身が想定されていた退職金や有給日数をもらえないまま退職となった。
  • 自分が退社の意志をはっきり伝えないで、どうしましょうといったあいまいな態度で退社交渉に臨んだ場合、こじれたケースがある。
  • 上司への義理や恩に応えるため、退職日を決断せず、ずるずると就職日を先に延ばしたため、内定取り消しとなった。
  • 競合他社への転職がバレ、転職先への嫌がらせ、転職者のあることないことの噂を業界へ流され、行き場を失った。

Q3ミドルクラスの方の円満退職を左右するポイントについて、重要なものを教えてください。

その他の回答
  • 本人の意志の強さ、書類での手続き。
  • 上司裁量で調整できる内容での退職理由(例:給与成績、ポジション、ローテーション、目標設定の評価等)。
  • 本当に退職できるのか確認しながら仕事を進めています。
  • Agentがきちんと想定問答を作り、起こりうるリスクに対応策を考え講じているかがすべて。
  • 転職先との事前交渉(相談)。
  • 事前に退職する場合の想定状況を確認すべき。
  • 退職日の延長の妥協点。延長も計画に入れておく。
  • 退職意思をいつ誰に伝えるか。

Q4ミドルクラスの方が退職意向を伝えた際に、在職企業から引きとめがあるケースとないケースではどちらの方が多いですか?

Q5在職企業から強い引きとめにあった際は、残った方が適切だと思いますか?

上記の理由を具体的に教えてください。
思うと答えられた方の回答より
  • 思うが本人が充分に納得の上でないとうまくいかない。
思わないと答えられた方の回答より
  • 転職を決意し、転職活動を行っている場合は、それなりの理由もあり、社内で留まることが難しいと判断したうえでの転職活動になるため、引き留め理由も事前に想定できたうえで、退職意思を出しているから。また、強い退職意思を示した後、引き留めにあって在職してもその後、その企業内での評価は随分下がってしまうため。そもそも、引き止められて残るようであれば、退職意思を示さない方が良いし、退職意思を伝える前に話し合いを十分にすべきだから。
  • 退職を考えた人は、また退職を考える。企業側はこれを良く分かっているので、退職を言いだした人に直近はいい仕事を与えるものの、その後はいい仕事を与えない。つまり多くのケースでは現職に残ってもいいことがないので、残らない方がいい。
  • 会社側的には一度退職意志を表明した事実は消えず、後々その事が評価などに影響するケースが多々見られるため。また、本人としても元々転職を考えた動機が解消されない限り、しばらくすればその気持ちが再燃する可能性が非常に高いため。
  • リテンションにより給与アップを提示されるケースも伺いますが、退職の申出で給与が変わるような社内評価制度には疑問が残ります。また根本的なご本人の退職理由が解決されない限りは残留にはメリットがないと感じます。
  • 一度退職の意思があることが社内で分かってしまうと、その後残ったとしても居づらい。報酬等の条件や職位を上げるなど言ってくるが、社内規定を簡単に変更できるものではなく、一人例外扱いはできるはずがない。
どちらとも言えないと答えられた方の回答より
  • 一度辞めると言った人間はいずれまた辞めると言い出すので、今後の昇進にはネガティブ。ただ、残ると選択するということは、転職先の企業にそこまでの魅力が無かったからということも言え、そこまで無理して転職しなくてもよいと思う。
  • 一度退職の意向を伝えた企業に残ることは、何らかの不満や不具合を抱えたまま残るわけで、周囲とギクシャクしがち。退職を考えた原因がクリアになり、尚且つ周囲(上司・同僚)の理解があれば残る選択肢もあると思う。
  • 本人が会社に不満(評価、給与)を抱えている場合は、よく考えた方がいいが、キャリアアップや、マネイジメントポジションを求めている場合は、転職が良い場合もある為。

Q6在職企業からの引きとめを断る際に、トラブルが減る対応があれば教えてください。

  • 兎に角、丁寧に淡々と上司に退職届を一か月前に電話もしくは退職届を提出し、更に引き受けなかった場合は2回目の話し合いを数日後に同じように丁寧に淡々とお話合いを持つことが肝要かと存じます。それでも、受け入れない場合は直ぐに人事へ出向き、その場合も心静かに淡々とことを進め、人事からその上司に話を進めて頂くことがよろしいのではないかと考えております。
  • 辞意を伝える前に、「何を言われても、次の企業へ行く」ということを最初に自分の中で決めておくことが不可欠だと考えます。時期についてはトラブルになりやすいため、メールなどで退職日を伝えたエビデンスをきちんと残しておくべきです。
  • 退職意思表示前にに十分に話し合いの場を持つこと。また、退職をすると決めたからには、その意思をきちんと伝えること。退職日でもめる場合、退職届や辞職届など法的根拠となる資料を会社に提出すること。
  • 退職の意思を明確に伝えること、迷っていると思われると様々な条件を打診され、結果退職しにくくなり、残留せざるをえない雰囲気になる。また、退職交渉の状況をその都度コンサルタントと共有する。
  • 現職とは全く関係のない理由を挙げることが有効です。給与、勤務地、処遇などは検討可能ですが、アメリカに行く、結婚退職などどうにもならない理由が入っていると留めにくい。
  • 次の内定先の存在をお伝えすることが最善と感じます。退職理由のネガティブな要因は在籍企業に対する愚痴にしかならず、より円満退社から遠ざかると予想されます。
  • これから自分のやりたいことができる環境である、自分のキャリアを発展(レベル的にも分野的にも)させていきたい為、と少し誇張してでも伝える事。
  • 次が決まっている事と、今の会社ではできない事が、転職先ではできる事を伝える。また、誠意をもって交渉し、できる限りの引き継ぎを行う事。
  • 退職までのプランをしっかりと立てておくこと。退職を申し出る際には、上司が困らないようにお膳立てをしておくことが重要。
  • 上司との信頼関係を日頃から構築しておく。自分が抜けても大丈夫なように業務のマニュアル化を行い納得いただく。

Q7ミドルクラスの方が退職を切り出すのに適切なタイミングはいつだと思いますか?

その他の回答
  • 転職先が決まったらすぐに動く。
  • 退職希望日の1~2ヶ月前。
  • 転職先との入社日以外の全ての調整と合意がなされた上で、極力早いタイミング。
  • 社内規定に従う。
  • その方の社内での役割によって1ヶ月前~3ヶ月。
  • 内定前から、計画すべき。
  • 半年前。
  • 次の転職先が決まったらすぐに(遅くとも1か月前)。
上記の理由を具体的に教えてください。
退職希望日の1ヶ月前と答えられた方の回答より
  • ミドルクラスになるとほぼ同業界への転職となるため、円満退社が原則。よほどのことが無い限り「強い」意思を持って退職願いを出せば基本的にとおるはずです。タイミングも重要ですが、引き継ぐ相手が居なくても引継ぎ処理に必要な期間が少なくとも1ヶ月以上は必要なため。
  • 担っているプロジェクトの責任者や役員の場合、1か月前だと引き継ぎや後任が間に合わず、プロジェクトの失注や、経営に影響が出ることがあるため、最低限の引き継ぎスケジュールを作成して伝えることで無理のない交渉となる。
  • 自分がいなければ会社は回らない、と誤解する人が多い。2,3ヶ月前の引継ぎ期間を取ったところ、人事に早く退職してくれと伝えられ、入社日前倒し交渉をすることになったケースが結構あります。
  • 通例1ヶ月で話しがまとまるケースがほとんどです。それより長い期間を会社が要求される場合は、引き継ぎ体制などに問題があるようです。
  • 法律では2週間前の申し出で大丈夫だが、会社の就業規則ではあらかたの企業が1か月前の申し出を義務付けている。
退職希望日の2~3ヶ月前と答えられた方の回答より
  • ミドルクラスの方はリーダークラス、管理職クラスなど部下を持っている方が多く、後任がすぐに見つかるとは限らないため。また、突然の退職による現場の混乱を避ける、引きとめにあっても解決するためにはそれなりに時間が必要と考えるため。
  • ミドルの場合、役職者でなくても業務に精通したキーパーソンであることが多い。お世話になっている会社に迷惑を掛けることになるのはその通りであるため、早めに伝えて理解を得るようにする。
  • 通常は1か月でいいと思うが、その業務内容によっては2か月や3か月かかるケースが考えられるため。その時点で在籍企業側になるべく負担をかけないような形での退職が、円満退社につながりやすい。
  • ポジションや職種・時期にもよりますが、それなりに責任のあるポジションの方であれば少なくとも後任とは月次スケジュール一通りを1回以上は一緒に引き継ぐ必要が有ると考えます。
退職を決意したタイミングと答えられた方の回答より
  • 各会社の定款で、退職に関しては30日または1ヶ月前までに申し出ることとありますが、まずは心に決めて、そして申し出る。それから退職日を常識的なところで擦り合わせることが肝心。その辺は、その方の人間性も問われるところかと。
  • 担当業務と、都の引継ぎに関しては、上司及び組織が決めるので、転職を決意されたら速やかに相談した方が良い。
  • 多少の調整余地を残してお願いする方が、有給取得、引き継ぎ等の采配等をうまく調整してくれる可能性がある。
退職希望日の3週間前と答えられた方の回答より
  • 引継ぎや後任者の選定に時間を要することがあるため。

Q8退職理由の伝え方について、アドバイスがあれば教えてください。

  • 正直に退職理由を伝えることだと思います。人間関係などが理由での退職の場合、言いづらい部分はあるとは思いますが、人事部へ現場の状況を把握させるという意味では、可能な限り必要な情報を伝えるべきだと思います。また、自分の力では現状への不満を改善することができず、次の進路も確定したことを正直に伝えることだと思います。それらの説明を通じて、「この人は揺るがない」という印象を引きとめをしてくる人に与えられるかどうかにかかってくると思います。
  • 上長にお伝えする際の心構えは、「これまでお世話になり指導して頂いた感謝はお伝えする。」「現在、将来の世の中は自身で決断する時代になりました。」これまでは、定年まで会社が面倒を見てくれていましたが、現在及び将来は会社が面倒を見てくれると言っても、その保障はありません。
  • 転職先の情報を開示すればするほど引き留めの要素を多く提案される。(転職先の悪口、賃金アップ、役職アップ)内定が出れば嬉しくなり、つい言ってしまいがちだが、円満退社するには開示情報はある程度コントロールすべき。
  • 全てを正直に詳細を伝えることは一見、現職に対する礼儀に感じてしまうかもしれませんが、退職活動が難航したり、次職に影響がでることがあるので、退職がスムーズにできることを優先した方が良いと思います。
  • 相談ベースは回避し、内定が出ているのであれば、はっきりとした意思表示をお願い口調で伝えることでしょうか。ご迷惑をおかけするという謙虚な姿勢を示しつつ、既に決定事項であることを伝える。
  • 家庭的な事情やどうしようも無い事情での転職で無い限りは、明るく前向きに、強い意志を持って退職の意思を伝えること。会社側に「引き止めても意志は覆らないなこの人」と思わせることが重要。
  • 現状の不満からの退職ではなく、ご自身のスキルを必要とする次の企業様がいらっしゃることのみに退職理由をフォーカスすることが重要と感じます。
  • できるだけ良い人間関係を継続するためにも、会社の悪口は言わないようにしながらも、嘘はつかないよう誠実な対応をすること。言っている内容が2転3転しないこと。
  • 企業、環境によって様々と思うが、まずは信頼のおける上司への相談レベルである程度本音の話もし、上司からうまく事を運んでいただけるようお願いする。
  • 自信を成長させてもらったことへの感謝を述べること。その上で自分のやりたいことと現在の仕事が将来的に一致しないことを伝える。

Q9円満退職ができないことのデメリットを教えてください。

その他の回答
  • 解雇にされたら最悪です。
  • レファレンスチェックで前職企業先を使えなくなる。
  • 本人の労働意欲の低下。
  • 社会人としてのダメさ加減を露呈する。
  • 引継ぎを完全履行できなくなる可能性が生じる。
  • メリットはないがデメリットになるかはわからない。
  • 転職先に迷惑がかかる。これからの方が大切である。
上記の理由を具体的に教えてください。
退職日までの間に、在職企業での人間関係が悪くなると答えられた方の回答より
  • 仲間と思っていたのに、という感覚はやはり残る方の胸には残ります。そのため、次の会社名を言わない、どちらかといえばリフレッシュの為にまだ決まってはいない、といった方がよい、ただしそうなると引き継ぎを延ばされる可能性もあり、その表現に配慮する必要あり。
  • ひとえには言えませんが、人間は感情の動物であり、自分が一番。そこをどう捉え段取り、交渉、調整するかかと思います。
  • 中小企業となると、人数も少なく退職の話がすぐに社員に知れ渡ってしまうため。
  • 人間関係のトラブルが一番厄介。とくに狭い業界内での転職の際は最新の注意を払う必要がある。
  • 退職する噂は瞬時に広まり、居ずらい状況になる。
転職後に在職企業の人脈が活用出来ないと答えられた方の回答より
  • 業界は狭いので、次にまたどこかで仕事をすることになるかも知れない。そのときに円満退職の場合は協力的に仕事ができるが、そうでない場合は非常にやりにくく、うまくいかない可能性もあるため。
  • 同業転職の場合は特に、いやがらせ的な仕打ちを受けた時にデメリットが大きい。また人脈がどこで活かせるかもわからないので、できる限り円満に進めるべき。
  • 新たに勤務する企業で、過去の人脈を利用するケースはよくあるので、その人脈を潰すことは自身の業務の幅を狭めることになりかねない。
  • ミドルの場合、同業界や何らかの形で前職の際の人脈につながる可能性が高い為、円満退職をする方が、後々、結果的に良い為。
  • 長年培った人脈や、経験はビジネスでも活かせ、人間関係構築力のアピールになるから。
退職までの事務手続きや交渉が難航すると答えられた方の回答より
  • 上司が退職願を人事に出さず、手続きが進まず、転職先への出社日に間に合わない。上司、幹部が引き継ぎ等を理由に退職日の延期要請等、嫌がらせをし、転職先の出社日を遅らせるなどといったことが起こる可能性がある。
  • 退職の交渉で労力を使うことで次の転職先への準備に時間がさけなかったり、企業様によってはレファレンスで前職企業様に確認を入れられるケースもあり、評価が下がる可能性もある。
  • 転職先企業の入社日を延期するようなことになると本人の印象が悪くなってしまう。
業界内で悪い評判が立つ可能性があると答えられた方の回答より
  • そもそも転職する以上、円満退職はありえないが、上司の顔をつぶすような辞め方や、情報漏えいを危惧されるような辞め方をすれば、後を引くの可能性あり。
  • 同業界への就職の場合、就職先企業に評判が入ることがある。
  • 業界が狭いために「評判」はすぐに伝わるため。
転職先企業での評価が下がると答えられた方の回答より
  • どの項目も当然のことですが、例えば入社日などがなかなか決まらないなども問題が発生した際、入社企業に不信感を持たれてしまうと、入社後不利になってしまう。新しい職場でリスタートを目指す中、最も大切なことは転職先での今後のスタートです。もちろん、現職でのことも大切ですが、現職の企業に大きな問題がある場合は、どうしても邪魔をされることは起きないとは言えないが、その後の働き方、生き方を通して周囲の方に理解してもらうしかない。
  • 円満解決は一つの技量であり、円満退職できないことは「交渉力の無さ」「後先を考えない強引さ」となり、一気に能力評価を引き下げる。
  • 円満退職できないという求職者の常日頃の企業での対応や社内でのコミュニケーション能力に疑問を持たれる。
転職後に、前職に再度転職出来る可能性を潰してしまうと答えられた方の回答より
  • 退社理由は様々あると思うが何事もご縁だと思う。いつ何時、どうなるか分からない。
  • 狭い世界なので.ということに尽きます。

Q10退職の意思表示をする前に、円満退職のために在職企業においてやっておいた方が良いことがあれば教えてください。

その他の回答
  • 引継ぎ準備を進めておく。
  • 部下に自分のノウハウを伝えておく。
  • 必要データの持ち出し(友人のメールアドレス等)、引き継ぎ資料の作成。
  • 就職先を言わないでおく。
  • 過去の退職者のトラブルのチェック、退職規定のチェック。
上記の理由を具体的に教えてください。
直属の上司や所属部署の上長とコミュニケーションを取っておくと答えられた方の回答より
  • 相談できる上司、上長をつくっておくことで、退職意思表示も段階的に伝えることができ、会社との対応策などもアドバイスしてもらえる可能性がある。ただ、遺留されるケースもあるので、意思は固くもって話すことが大切。
  • 人が生きてゆくためには正に人脈形成が重要になる訳ですから、今までの会社の方々ともでき得る限りコミュニケーションを取っておくことは一つの財産になるものと考えております。
  • 在職企業の様々な部署とのコミュニケーションは退職時に様々な場面でスムーズな処理が出来るのでお勧めしたい。退職後も人脈を活かしたいと思えば尚のこと。
  • 常に自分の味方になってくれる様な人を作って置くことが必要。上司・同僚・部下と幅広く信頼をえて置くことで、転職際にスムーズに事が運ぶと思う。
  • 退職で揉めるのは、大部分が感情的な理由かと思うので、普段から良い人間関係を築いていれば良いと考える。
在職企業に関する不平・不満を周りに言わないと答えられた方の回答より
  • 在職であれ、転職であれ不平・不満は本人の資質、姿勢を問われる。どこであろうとキチンと信頼関係、コミュニケーションは円満退社に関係なく必須条件である。
  • 退職日までに抱えている業務をスムーズに後任者に引継ぐ事で、退職後であっても信頼度は高まる。不平不満が聞こえ漏れると著しく評価が低下してしまう。
  • 不平不満は必ず自身の意図しない範囲に影響を及ぼします。
  • 就職先を漏らさないことは、妬みや企業の悪評を聞かされて、引き留められたりしかねないため。
  • お世話になった企業ですので最低限のマナーであると思います。
周囲から信頼される仕事の成果を出すと答えられた方の回答より
  • これもまた、全ての項目が大切かもしれませんが、不満があるからこそ転職するわけで、在職企業の不平・不満を言わないなどは、聖人君子でもないので難しい。また、根回しなどはできるだけする方が良いが、それができない環境だからこそ転職を決意することもあるでしょうし、最も大切なことは、現職においても「ここまでやっているのであれば仕方がない」と思ってもらえる仕事ぶりを発揮していることや、次回の職場でも通用する力をつけることだと思います。
  • 会社に借りではなく、「貸し」を作って退社する姿勢が本人にとっても心おきなく退社でき、会社も「あの人が居たら」と将来も考えてもらえる印象を残して退社すべき。
  • 転職を考えたときに、自分にしかできない仕事を作らず、成果を出す人材として会社に貢献する方が、退職時に新たな舞台へ送り出して、応援される人材となれるため。
  • 日頃の取り組みや働き方が退職の際に現れると思う。円満退社の方は、在職企業から「応援する」と理解をいただいた方もいる。
  • 退職する企業から「惜しまれる」人材であることが一番大事。
自分だけで仕事を抱え込まないと答えられた方の回答より
  • 自分だけしかできないと、いい気になって仕事をしていると、後任が迷惑します。取引先に借金を残して退職するような例もあります。マニュアルを作って仕事がだれにでも引き継げるような仕事をしないような人間は次に行ってもろくなことにはなりません。
  • 特に自分だけで仕事を抱えていた場合は、引き留めに合う確率は高いと思います。強引に退社した場合、企業によっては損害賠償を求めてくるケースもあり得ますので、注意が必要です。
  • 退職するしないに関わらず、ご自身がされている業務については共有すべきと感じています。
在職企業内で信頼出来る人脈を構築しておくと答えられた方の回答より
  • どんな仕事においても良い人間関係無しでは、良いパフォーマンスは生めないため。個人的には"Soft on person,
    hard on subject"をモットーに仕事をすることを心がけております。
  • 人が生きてゆくためには正に人脈形成が重要になる訳ですから、今までの会社の方々ともでき得る限りコミュニケーションを取っておくことは一つの財産になるものと考えております。
  • 「あいつが決心したなら仕方が無い」という空気を醸成しておくため。
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