働く理由:「社会の役に立っていたい」が9%増加
転職時に重視すること:1位~3位は8年前と変わらず
第96回のアンケートでは「仕事」について伺いました。今回アンケートに答えていただいた方のうち、転職を経験された方は81%。そのうち、転職をして「よかったと思う」と答えた方は、前回調査時の2005年とほぼ同数の76%でした。この数年で転職に対する考え方や環境は変化していますが、転職に対して肯定的に捉えている方は変わらず多いようです。
今回は、会員のみなさまに「今後転職する際に重視すること」や「働く理由」、「あなたにとって仕事とは」などを伺っています。ぜひご覧ください。
アンケート実施期間 : 2013年11月29日 ~ 2013年12月26日有効回答数 : 1,650名
Q4.転職した経験がある方に伺います。転職してよかったですか?
よろしければ、その理由をお聞かせください。
Q5.今後転職する場合には、どのようなことを重視しますか?(3つまでお選びください)
Q6.あなたが働く理由は何ですか?(3つまでお選びください)
アンケートでは、転職に対して肯定的に捉えている方は前回調査時の2005年と同様、8割近くとなりました。転職に対する捉え方は、8年経ってもあまり変化を見せていません。それを裏付けるように、「転職する際に重視すること」の回答でも1位~3位は前回調査と全く同じでした。どちらの調査でも、1位から「やりたい職種・仕事内容である」「給与・賞与等の待遇が今よりあがる」「力を発揮できるポジションにつける」となっています。ここ8年で転職を取り巻く環境が変わった点も多いと思いますが、転職に求めることは、変わらず自身がやりたい仕事に就けることなのかも知れません。
一方、「働く理由」に関しては変化が見られました。1位、2位は前回と変わらず「生活・家族のため」「自分自身を成長させたい」でしたが、それ以降は前回調査と異なる結果に。前回の3位は「自分の力を試したい」でしたが、今回の3位には、前回より9%アップして「社会の役に立っていたい」が入りました。「仕事が自身の成長」という観点に加え、世の中に貢献するための手段として、仕事を捉える方が増えていることは興味深い変化です。
今後も、皆さまがより希望にあった仕事を実現できるよう、ご支援していければと存じます。今後とも、エン転職コンサルタントをよろしくお願いいたします。