みなさんの声を活かすためのユーザーアンケート集計結果
35回 アンケート集計結果

「人を育てるということ」について

部下育成に自信がある人は「83%」。部下を育てる上で大切にしていることは「部下の話をよく聞く」こと。
( ※ 一番多かった回答より )
第35回目は「人を育てるということ」について伺いました。部下育成に自信があるという方が「83%」と、かなり多くの方が自信を持っている結果となりました。今回は、「部下を育成する上での悩み」「部下を育てる上で大切にしていること」をはじめ「現職もしくは前職の組織は、人が育つ組織だったか」という点もお聞きしました。今回のアンケート結果や寄せられた様々なご意見を、ぜひ部下と向き合う上での参考にしていただければと思います。
実施期間:20081016日~ 20081119
有効回答数:462
担当:事務局 きむら
現在(または過去に)部下を持ったことはありますか?
【年代別グラフ】[ある]全体:84%、20代:62%、30代:77%、40代:89%、50代:95%[ない]全体:16%、20代:38%、30代:23%、40代:11%、50代:5%
現在(または過去に)部下を持ったことのある方にお伺いします。
a)部下育成に対して自信がありますか?---【年代別グラフ】[かなり自信がある]全体:16%、20代:5%、30代:10%、40代:16%、50代:29%[まあ自信がある]全体:67%、20代:76%、30代:62%、40代:71%、50代:60%[あまり自信がない]全体:16%、20代:19%、30代:26%、40代:11%、50代:11%[全く自信がない]全体:1%、20代:0%、30代:2%、40代:2%、50代:0%
b)部下を育成する中で悩んでいる点があれば教えてください。(複数回答可)---【年代別グラフ】
c)部下を育てる上で大切にしていることは何ですか?(3つまで回答可)---【年代別グラフ】
d)部下を育成する上での、あなたなりの秘訣があれば教えてください。
部下に対して注意した後、必ずフォローを忘れないようにしています。また、自分が真摯に仕事に取り組んでいる姿勢を部下に見てもらうようにする事で、部下にもモチベーションを高めてもらうように心がけています。(27歳 男性) いくら偉そうな事を言っても、部下に馬鹿にされては駄目だと思いますので、常に自分を見つめ部下の成長した分、上司もレベルを上げていかなければならないと努力しています。(36歳 男性)
部下には、とにかく報告するように言ってます。報告さえすれば、思い切ってすればいいとも伝えています。こうすることで、明らかな間違いなら早めに指摘できますし、ミスしたときでも私がかぶってあげられる程度のミスになります。そうすることで、部下も安心して新しいことへトライできて、成長していけます。(34歳 男性) 私はまだベテランの年代ではないので、横柄にならずケジメのある関わり方をするように気をつけてます。普段から嫌な事、難しい事は率先してまず自分が対処してその対処する姿を見せるようにしています。そして次は部下にやらせてみて、様子を見ながら業務の難易度を上げていくよう心がけてます。(32歳 女性)
結局の所、部下は育てるのではなくて育つものだから、彼らの障壁となっているものを取り除くようにしてやるのが上司の役割だと思います。(49歳 男性) 一時的な功績はほめるにとどめるが、継続した功績にはきちんと評価で報いるようにしている。部下の成果を横取りするような真似はしない。(36歳 男性)
価値観等が違う年代の部下と付き合っていく為には、一方的に意見を押し付けるだけでなく、時には部下の意見を聞く事も大切と思う。そして部下の頑張りを労う事で、部下のやる気を出させる。失敗した時は、部下を叱るばかりではなく、仕事をまかせた自分が責任を持つことによって、部下が自分だけ責められると言う気持を少しでも和らげる事が大切であると思う。(45歳 男性) 自分が忙殺されていることもありますが、部下より早く帰ることはなく、部下を早く帰すようにするなど「俺の背中が語る」仕事ぶりをしています。また、オン・オフの切り替えは、仕事を効率的に進めるポイントだと考えます。気を抜くときは雑談などをし、締める時には号令を掛けて仕事をスタートさせるようにしています。(36歳 男性)
部下に対しては“管理”職であってはいけない。常に先輩の立場を保ちながら、ナレッジを提供できる存在でなければならない。そのためには管理業務を行うのではなく、第一線で働き、支援する業務に徹する。(51歳 男性) 部下の中には、現状の延長線上に目標を据える者が多いように感じている。上司がイノベーティブな目標を設定し、現状とのギャップを認識させることが、部下の成長に大切だと考えている。(52歳 男性)
e)上司から学んだことについてお聞きします。自分の成長にとって影響を受けた言葉があればお聞かせください。
◆ 3年継続して、自分の仕事が説明できる。5年働いて、面白いか評価できる。
まだ入社して間もない頃に聞いた。仕事を知るには、長い年月が必要なのだと感じ、辛いときの目標ともなった。5年以上同じ会社で働いた時、この言葉を頭でなく実感として理解できた。(35歳 男性)
◆ 君を見て下の者が育つ
この言葉を聞くまでは、ただ漠然と部下や従業員の指導・育成をしていました。上司からこの言葉を聞き、まずは自分の行動・言葉遣い等を改めました。そして自信を持って、部下・従業員教育をおこなうようになりました。(40歳 男性)
◆ 部下が上司を育てる
「一番近くで仕事をしている君は一番上司のことが見える。上司の足りない部分をサポートすることで、上司自身が自分に足りない部分に気づく時もある。何より君の成長が、上司を育てる。」私が実際に部下を持った時も、その言葉で自分自身を見つめ直すことが出来ました。(35歳 女性)
◆ また一緒に働きたい
上司が退職の際に、いろんな苦労を一緒に乗り越えたねぎらいを言ってくれました。私のサポートがほんとに助かったと言ってくれたのが、本当にうれしかったです。何よりそのあと自分で仕事をする際に、その上司に感謝されてきたような働き方をしようと思いながら働くようになりました。(37歳 女性)
◆ 部下は自分の鏡
部下への不満を相談した時の言葉。部下は上司を良く見ている。部下が苦手にしている事は、実は自身の欠点でもあるといわれた。そう指摘されて、確かにそうだと実感。考え方が変わった。(43歳 男性)
 
全体の8割を超える方が、部下育成に「自信がある」との結果になりました。年代別に見ると、40代・50代の方では9割近くが「自信がある」のに対して、30代は7割強と最も低い数値となりました。30代は、新卒採用の抑制により、後輩が入らなかった世代に重なります。部下育成の経験が少ないことが、自信の弱さとして数値に表れているのかもしれません。

部下育成の悩みを聞いたところ「仕事に対する価値観が違う」がトップでした。特に、40代・50代の割合が高かったです。それを受けてか、部下を育てる上で大切にしていることは?という質問では「部下の話をよく聞く」がトップとなりました。世代を問わず、働くことの価値観が多様化している中、「何のために働くのか」というビジョンを共有することが難しくなっているのかもしれませんね。

また、自由回答でお聞きした「部下育成の秘訣」には多くの回答をいただきました。皆さんの部下育成への情熱が感じられるコメントが多く、一部しかご紹介できないのが残念です。「部下を育てるには、自分自身も鍛えなければいけない」というご意見が多く、皆さん素晴らしいと感じました。
人を育てることについてお伺いします。
a)あなたの現職(もしくは前職)の組織は、人が育つ組織でしたか?---【年代別グラフ】[はい]全体:35%、20代:53%、30代:31%、40代:31%、50代:46%[いいえ]全体:65%、20代:47%、30代:69%、40代:69%、50代:54%
b)「はい」とお答えの方にお聞きします。どのような点で、そう感じますか?---難易度の高い仕事を早いうちから任せる:45%、上司と部下のコミュニケーションが活発:42%、会社全体が人材育成を重視する風土である:36%、社員数が少なく仕事量が多い:35%、研修・セミナーが充実している:33%、部下の指導を早いうちから任せる:30%、能力・実績で公正に評価される:27%、その他:8%
c)今後、人を育てる立場につきたいと思いますか?---【年代別グラフ】[思う]全体:83%、20代:88%、30代:81%、40代:83%、50代:84%[思わない]全体:17%、20代:12%、30代:19%、40代:17%、50代:16%
現職(前職)が「人が育つ組織だった」と感じているのは全体の35%と、あまり高い数値ではありませんでした。そんな中で、20代は半数を超える53%が人が育つ組織だと実感していました。実力以上の仕事を任せられたり、上司などからのフィードバックが多い世代だけに、成長実感を得やすいのかもしれません。一方で、30代・40代は低い割合にとどまりました。マネージャーというポジションを任されたり、プレーヤーとして高いパフォーマンスを求められる中で、組織の支援が得られないという感覚を持っているのかもしれません。

人が育つ組織を作るのも、組織の構成員である自分自身。どんな組織がいいかを考え、周囲を話し合うことで、人が育つ理想の組織に近づけてゆきたいですね。
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