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26回 アンケート集計結果

「転職活動期間」について

転職活動にかかった期間は「3ヶ月程度」。退職のタイミングとして適切だと思うのは「転職先が見つかった時」。
( ※ 一番多かった回答より )
第26回目は「転職活動期間」について伺いました。80%近くの方が転職活動に必要な期間は「3ヶ月~半年程度」と回答していますが、実際の転職は「1ヶ月~3ヶ月程度」で決まったという方が56%でした。特に20代では、64%の方が「1ヶ月~3ヶ月程度」で決まっているようです。今回は、適切な退職のタイミングや転職期間が予想外に長引いてしまった時の対処法についても詳しくお聞きしています。これから転職活動を始める方はもちろん、すでに長期間活動をしている方にも、ぜひ参考にしていただきたいと思います。何かに行き詰った時は、いろんな情報や意見を聞くことで解決の糸口が見つかることがありますよ。
実施期間:2008124日~ 2008220
有効回答数:789
担当:事務局 いとう
転職活動にはどのくらいの期間が必要だと思いますか?
【1ヶ月程度】全体:5%、20代:9%、30代:3%、40代:6%、50代:6%【3ヶ月程度】全体:38%、20代:44%、30代:37%、40代:38%、50代:36%【半年程度】全体:39%、20代:34%、30代:42%、40代:39%、50代:36%【1年程度】全体:12%、20代:5%、30代:11%、40代:14%、50代:13%【2年程度】全体:1%、20代:0%、30代:1%、40代:1%、50代:2%【2年以上】全体:1%、20代:0%、30代:1%、40代:0%、50代:0%【分からない】全体:4%、20代:8%、30代:5%、40代:2%、50代:7%
転職経験のある方にお伺いします。実際の転職活動にかかった期間はどのくらいですか?
【1ヶ月程度】全体:18%、20代:28%、30代:15%、40代:18%、50代:21%【3ヶ月程度】全体:38%、20代:36%、30代:39%、40代:39%、50代:25%【半年程度】全体:27%、20代:23%、30代:29%、40代:27%、50代:28%【1年程度】全体:13%、20代:8%、30代:13%、40代:12%、50代:15%【2年程度】全体:2%、20代:0%、30代:3%、40代:2%、50代:4%【2年以上】全体:2%、20代:5%、30代:1%、40代:2%、50代:7%
退職のタイミングとして適切だと思うのはいつですか?
転職先が見つかった時:59%、現在の業務・プロジェクトに区切りがついた時:44%、引継ぎが終わった時:28%、賞与が支給された後:18%、後任が見つかった時:14%、どのタイミングでもよい:12%
「転職先が見つかった時」と回答された方の理由より
現在、数多くの担当顧客を抱えているため、業務・プロジェクトに区切りがつくことは永遠にやってこない。なので、転職先が見つかった時が退職のタイミングだと思います。引継作業が少し強引になってしまいますが、そこは割り切って退職するするしかないと思っています。(29歳 男性) 後任や引継ぎに関しては、転職先が見つかって転職することを社内に開示してからすれば良いし、そうしないと非常に不安定な状態で慌てて転職先を探さなければいけないことになる。(48歳 男性)
有意義に過ごしたとしてもブランクの期間が長いと企業には敬遠される。また、現職の業務を優先しすぎると次の会社での業務の重要なタイミングを逃す可能性がある。(39歳 男性) 採用に至るにはめぐり合わせの部分が大きいと思うので、転職先が決まった時がよいタイミングなのかなという気がします。(37歳 男性)
私は退職後に転職活動を始めましたが、転職先を探すのに思っていた以上に時間がかかったため。(46歳 男性) やはり家族の生活のこともあり、やりがいのある条件の良い転職先を決めてからの方が精神的に楽です。(53歳 男性)
転職先が見つかるかどうかは運。運がある時に転職しないと、次のチャンスはないと思う。(35歳 男性) 転職先が見つかり就業が始まるまで、どうしても何ヶ月かは必要になるから。(40歳 男性)
妻帯者で子供もいるので収入が全くなくなる状況は避けたいから。(34歳 男性) 在職中に転職先が決まれば国保等の手続きが不要で収入の心配も少ない。(46歳 男性)
「現在の業務・プロジェクトに区切りがついた時」と回答された方の理由より
転職をするにしても自分の仕事に切りがつかない状態で転職をするのは責任感がないと思われるから。退職希望時期を会社に告げた後に、それに合わせた転職活動をするというのがあるべき姿だと思います。(38歳 男性) 常にレベルアップを目的とした転職活動をするにあたり、現職の仕事はきちんと片付けることが転職成功につながると思います。(50歳 男性)
プロジェクトの区切りに退職することで、引継ぎに要する労力や期間が最低限に抑えられると思います。(37歳 男性) お客様にかける迷惑を少なくし良い形で出て行くことが、前職で培った人脈を円滑に活用するための条件だから。(36歳 男性)
同業種への転職が考えられるため、今後のことを考えると円満退社に近い状態で退職したい。(52歳 男性) 会社に対する道義上、仕事の区切りをもって転職するのが最も円満に転職を進める方法だと思うから。(60歳 男性)
いつどこで以前の仕事関係の人と関わりを持つかわからないので、きちっとして次のステップに進むべき。(40歳 男性) 現業務において自分の成し得た功績を残したい。無責任な辞め方はしたくない。(43歳 男性)
「引継ぎが終わった時」と回答された方の理由より
仕事に対する責任を考えると、現在の仕事をスムーズに引き継ぐことは絶対必要だと思う。常日頃から、いつ何があってもいいように、情報共有と後輩の育成をしていないと、特に責任感の強い人であれば自分自身が身動き取れなくなってしまう。(35歳 男性) 転職先の仕事も大事ですが、現在の仕事の責任を果たす気持ちがなければ、次の仕事で信頼されないと思います。私は転職活動の最中にも勤務中の仕事を優先させるようにしていました。(31歳 男性)
転職先の顧客も現職と被る場合があるので、お客様に迷惑の掛からないようにすることが、今後のビジネスでも重要であり、個人の社会的評価を損なわないと思う。(43歳 男性) 退職後も元職メンバーと交流する機会は必要だと思います。同じ釜の飯を食った仲間なので、新天地での悩みなども和らげてくれます。そのためにも、後ろめたい辞め方は避けたいです。(37歳 男性)
「立つ鳥あとを濁さず」。他人に迷惑をかけないためにも、引継ぎは次に行くためのケジメとしても大切なことだと思います。(39歳 男性) 職務の責任を全うし退職すること。退職は自分だけの問題ではなく、前職で残った人にも影響してくるため、礼儀ある対応をしたい。(47歳 男性)
退職すると言うことは、個人的理由なので会社には迷惑をかけたくなかったため、業務引継終了後に退職しました。(55歳 男性) “立つ鳥あとを濁さず”というのが転職の基本だと思います。(39歳 男性)
適切な退職のタイミングは「転職先が見つかった時」という、ある意味自分の都合を優先する回答が6割近く。そして「プロジェクトの区切りや引継ぎ終了時」など、会社の都合を考えるという回答が半数近くという結果になりました。コメントからは、タイミングに対する迷いや、仕事に対する価値観が感じられました。

まず、転職は生活に直結するものでもあるため、転職先が決まった時に退職できることが理想だと思います。特に家族を養っていく立場にある方は、家族を不安にさせないためにも、在職中に次の転職先を決めておくことは大事なことです。

ただし、最終的には退職という結果になってしまった会社も、自分が希望して入社し、一定期間お世話になったところです。恩を仇で返すことにならないよう、引継ぎだけはしっかり行って退職を迎えたいものです。また、転職後、どこでどんな繋がりがあるかわかりません。周りに迷惑をかけるような辞め方は避けたいですね。多くの方のコメントにあった「立つ鳥あとを濁さず」。まさに、この一言に尽きます。
転職活動期間が予想以上に長引いた場合はどうされますか?
決まるまで継続する:76%、いったん転職活動を中止する:24%
「決まるまで継続する」と回答された方の理由より
転職活動を始めた時点で現職に見切りをつけているので、一旦活動を停止するよりも継続するべき。また、停止期間中に良い条件のものが、Updateされる可能性も皆無ではないため。(43歳 男性) 先に延ばすと自分自身の市場価値・対応能力が下がる場合が多いように感じるため。また、自分のタイミングで全ての求人が出る訳ではないので、少なくとも常に情報を集める努力をするべきだと思います。(38歳 男性)
一度転職を考えた気持ちを封印したとしても、現在の仕事に対して100%向かうことは難しいと考える。(44歳 男性) 全くもって活動から手を引くのは次にモチベーションを上げるのが大変なので、少しでも継続していたい。(34歳 男性)
転職はタイミングだと思っています。常にネットを広げておかないと良い情報はすぐ決まってしまいます。(56歳 男性) 一旦やると決めたことは最後までやりぬく気持ちがないと、転職できないと思うから。(32歳 男性)
「いったん転職活動を中止する」と回答された方の理由より
転職は「縁」がかなりのウエイトを占めると考えているので、長期間決まらない場合は、そのタイミングで転職すべきではないのかもと考えるので。(26歳 女性) 自らの市場価値をゼロベースで再考する必要もあるため、いったん転職活動をやめて、リスタートする時期を見極めた方が効率的且つ効果的であると考えるためです。(28歳 男性)
あまり慌てて探してもミスマッチによる双方にダメージが残る可能性が高いと思う。自分の適性や転職先のオーダーをよく考察することが必要である。(46歳 男性) 希望の転職先が見つからない場合、妥協するよりは一旦活動を中止し、視野を広げるか、企業の求人状況の変化を見ても良いと思う。(33歳 女性)
転職することが目的になってしまい、自分が本当にやりたいことを考えられなくなってしまうから。(33歳 男性) 現在の業務へのモチベーションが低下するので、機を見てもう一度仕切りなおしたい。(33歳 女性)
気分転換も必要でしょう。また社会環境や企業動向も少し時間をおくと様子が変わり変化が起こるかもしれないので。(49歳 男性)  
転職活動が長びいた場合に、有効だと思う対策を教えてください。
これまでの転職活動を分析する:51%、転職コンサルタントのカウンセリングを受ける:49%、応募書類を見直す:44%、気分転換をする:37%、現職で経験・キャリアを積み、新たなタイミングを待つ:37%、家族や知人に相談をする:20%、転職活動にかける時間を増やす:17%、その他:3%【その他のコメントより】   経験者の話を聞く。新たな資格を取得する。セミナー等に出席し視野を広げる。
転職活動が予想以上に長引いてしまった経験があれば、その時の気持ち、対策・エピソードなどを教えてください。
面接にさえこぎつけないことが続くと自信を失いがちですが、そんな時こそ冷静に自分と自らのキャリア・スキル、なぜ自分が転職活動を行っているのかを見直すことが大切だと思います。あと、妻とは転職活動の進捗や諸々のことをマメに報告して常に安心してもらうようにすることも大切です。(41歳 男性) 長引くと家にいるのが辛かったですね。朝早く家の前に新聞などを取りに出ると、母親に「朝は近所の手前、不用意に外に出ないで」なんて言われ、仕方がないので早朝から釣りに行ってました。そんな中でも、自分のスキルを見直し、散漫になりがちだった職歴書を書き直して再チャレンジ。無事転職することができました。(44歳 男性)
数多くの企業を研究していると目標(希望の転職)を見失ってしまい、「妥協」の二文字が頭を過ぎる時が多々あります。それが良い方向に向かう時もあるとは思いますが、自分のやる気を持続し、はっきりした目標を持って活動に臨むことが転職を成功させるには必要と感じています。(38歳 男性) 以前転職した際は3ヶ月以内に決まったので、安易に退職してしまった。半年たっても決まらなかったときは非常に焦り、焦りからさらに転職活動・面接が上手くいかなくなった。自分の場合は職業訓練的なところに行きリフレッシュを心がけ面接に望んだ。やはり在職中に決めるのが一番良いと思う。(49歳 男性)
転職活動が長引くと次第に気分は落ち込み、それが面接に響いて更なる悪循環を生み出してしまう。被害者意識が強くなり、「悪いのは時代、政治、上の世代」に感じ、面接官は「敵」に見えてきてしまう。そんな時は、適度な気分転換(映画やライブ、酒など)をし、あまり自分を責めないよう心がける。(28歳 男性) 現在10ヶ月目ですが、最初は“ほんとにもうダメなんだ”と自暴自棄になりそうでした。でも、悲観的になったところで人生好転することはまずありませんから、初心に帰って自分のスキルを磨き直し、新たなチャンスが通り過ぎるのを見落とさないよう、とにかく感度を高めることにしました。(50歳 男性)
人材紹介のコンサルタントにお願いし、長引いた時は非常に焦りました。しかし、Web上に掲載されていた企業の募集に直接応募した所、2週間で決まった経験があります。完全に人任せにするのではなく、直接応募も含め色々な方法を試すことが必要だと思いました。(43歳 男性) 自分は実力がないからなのかとか自己否定をすることも多々ありましたが、そういう時は転職コンサルタントの方数名に意見を聞いたり、これまでの条件を見直したりして、より企業にとって魅力的な姿で臨めるように改善の努力をしました。(38歳 男性)
今までの転職活動についての振り返り(面接状況、応募書類等)は必要ですが、必要以上に「自分はダメ」とか「本当に転職できるのかな」とか考えないことだと思います。必ず自分に合った企業、仕事は見つかるはずですから。(46歳 男性) 離職後5ヶ月経過していますが、とにかく転職コンサルタントに数多く会い自分の可能性を探ることを心がけています。客観的に自分を評価し直している時期だと思えば、お金の続く限りあまり苦にならないものですよ。(37歳 男性)
私の場合、転職カウンセラーとの面談をやり過ぎて、逆にどの方向に行くかとても迷いました。まずは自分の考えをまとめ、信頼できる転職カウンセラー2、3名とじっくり話しを進めるのがいいと思います。(33歳 男性) 様々な会社へチャレンジし、転職活動を進めていく中で、将来のビジョンが変わっていきました。家族や友人、両親のこと、金銭的なもの、今の自分のキャリア、現職でもっと出来る事はないか?など考え直す良い機会になりました。(31歳 男性)
社会との接点が長い期間絶たれると、不安や焦りがつのってきます。転職とは無関係でもいいから、積極的に何らかの人の集まりに参加してみると、気分転換になりますよ。(33歳 男性) キャリアチェンジを図りたく転職活動をしていた際に、履歴書等を送付しても全く面接までつながらなかった。最終的には派遣社員としてキャリアを積んでから再度チャレンジしました。(45歳 男性)
家族に心配をかけないようになるべく明るくしていました。知人とたまにはゆっくり話し合ったりして、気分転換と客観的意見を聞くなどしました。(50歳 男性) 気持ちが焦るので、コンサルタントなどとよく話をすることが大切だと思います、自分では気付かないこともありますから!(33歳 男性)
転職活動中は誰もが少なからず不安を感じるもの。ましてや活動期間が長引くと、本当に転職できるのだろうか…?自分には能力がないのではないか…?など、ネガティブな気持ちが押し寄せてくることもあります。そんな時は、意識的に自分の行動を変えてみることをオススメします。一人で黙々と転職活動を続けてきた人は、人材紹介会社に登録し情報収集や意見交換をしたり、しばらく会っていなかった仲間に会って近況報告をしたり。一人で悩むとどうしてもネガティブな方向に考えてしまう…という方は、積極的に周りに相談し刺激をもらったり、励ましてもらいましょう。

逆に、ひたすら応募や面接を繰り返し、ちょっと息切れぎみになっている人は、一度立ち止まって自分の行動を振り返ってみてはどうでしょう。まずは、なぜ書類選考や面接に通らないのか原因を考えないと、やみくもに応募を繰り返してしまいます。自分で考えても原因がわからない時は、自分をよく知る家族や友人、または転職活動のプロである人材紹介会社に客観的な意見を求めてみるのもひとつの手です。

転職先は早く決まれば良いというものではありませんが、経済的・精神的負担を考えると、できるだけスムーズに決まって欲しいものです。ただ、転職活動が長引いてしまっても、ネガティブにならないでください。自分のキャリアや将来について悩んだことは、必ずその後に活きてきますよ。
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