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205回 アンケート集計結果

「セカンドキャリア」について(2025年版)

セカンドキャリアについて考えたことが「ある」ミドルは90%「これまでの経験・キャリアが活かせるか」「自分の価値観に合った働き方ができるか」がセカンドキャリア選択のポイント。一方、不安な要素は「政治経済の情勢やAIの台頭」、「自身の年齢と健康」という声、多数。
今回は「セカンドキャリア」について伺いました。

人生100年時代。「セカンドキャリア」の意味が、結婚・出産後の再就職や、起業、転職など「人生の節目におけるキャリアチェンジ」を指すように広がっていることを、ミドル世代に聞いたところ「よく知っている」40%「聞いたことはあるが詳しくは知らない」50%となりました。

実際に、自身のセカンドキャリアについて考えることはありますか?と聞くと、「ある」90%。ほとんどの人が、節目におけるキャリアチェンジを考えていることがわかります。

セカンドキャリアを選ぶ上で重視することは「これまでの経験・キャリアが活かせるか」「自分の価値観に合った働き方ができるか」と答えた人が同率のTOP。「給料がもらえても、誰が喜ぶのかわからない仕事のまま人生を終わることに耐えられない」「経験、キャリアが活かせ、社会に貢献したい」というフリーコメントが散見されました。

一方、セカンドキャリア移行について不安なことを聞くと、「政治経済の情勢やAIの台頭」への懸念と、「年齢と健康」など自身の状況についての不安の声が多く聞かれました。その他にも、セカンドキャリアでの働き方や、移行時の年齢などについても伺っています。ご興味をお持ちの方はぜひご覧ください。

今月もご回答ありがとうございました。現在実施中のアンケートにもぜひご参加ください。

アンケート実施期間 : 2025年7月10日 ~ 2025年9月8日有効回答数 : 1,827名
Q1.人生100年時代。「セカンドキャリア」の意味が、結婚・出産後の再就職や、起業、転職など「人生の節目におけるキャリアチェンジ」を指すように広がっていることをご存知ですか?
※設問によっては、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
Q2.あなたはセカンドキャリア(人生の節目におけるキャリアチェンジ)について考えることはありますか?
Q3.Q2で「ある」と回答した方に伺います。
セカンドキャリアを考える理由について教えてください。(複数回答可)
その他と答えられた方の回答より
  • AIの進化。(30代・男性)
  • 将来が不安だから。(40代・男性)
Q4.セカンドキャリアについて考え始めたのは何歳くらいからですか?
Q5.セカンドキャリアではどんな働き方を希望しますか?(複数回答可)
その他と答えられた方の回答より
  • 収入は大事だが、自分も熱中でき、社会に貢献できる仕事に就く。(40代・男性)
  • 海外で仕事。(50代・男性)
  • 農業。(40代・女性)
セカンドキャリアで実現したいことを具体的に教えてください。
  • プライベート、家族との時間を最優先にしながら投資にて資産を安定させることで多少稼ぎが低くてもチャレンジングなことや企業など本業の給料だけを収入とした働き方ではできない生き方を試してみたい。(30代・男性)
  • 定年に左右されない司法書士など難関資格を軸に、書籍の執筆や講演、実務と展開していきたい。(30代・男性)
  • 農業と会社の昔で言うところの兼業農家。(40代・男性)
  • 今まで勤務地が就職の際、とても考慮することだったので、自分で勤務地、周囲の環境を選べ、通勤のストレスを軽減できるリモートワークを実現したい。(40代・女性)
  • 地域創生や地域活性化につながり、現場とともに取り組むことができる仕事がしたいです。(50代・男性)
  • 在宅で働きながら、ボランティアに参加したり、趣味にも時間を分けたい。(50代・女性)
  • 70歳まで働く、70歳以降も年の半分くらい働いて、あとの半分は好きな車でドライブ旅行をして日本中を駆け巡りたい。(60代・男性)
  • 30代ではより高い収入を求めていました。40代ではより高いスキルを求めていました。50代ではワークライフバランスを重視するようになりました。60歳を超えた今、今まで得たスキルや知識を社会に還元したいと思うようになりました。(60代・男性)
Q6.セカンドキャリアを選ぶ上で重視することは何ですか?(複数回答可)
その理由を教えてください。
これまでの経験・キャリアが活かせるかを選んだ方の理由
  • 今までの経験・スキルを統合して活かしていきたいから。(30代・男性)
  • 年を追うごとに体の自由は利かなくなる。しかし経験値は上がっているため、それらをバランスよく保てて、且つ社会に貢献できることが望ましいから。(50代・女性)
自分の価値観に合った働き方ができるかを選んだ方の理由
  • 給料はもらえるが、誰が喜ぶのかわからないような仕事のまま人生を終わることに耐えられそうもないから。退職までの働ける年数を感じ、逆算して考えてみたから。(40代・女性)
  • 自分のことと価値観を大切にしていきたいと考えるようになった。(50代・女性)
収入が安定しているかを選んだ方の理由
  • 家庭がある為、収入は大事ですし、家庭の為に柔軟な働き方が出来ればと思う。(30代・男性)
  • 経験、キャリアが活かせ、社会に貢献したい。また、安定した収入で継続して働ける環境で、安心して仕事に向き合いたい。(50代・男性)
働き続けられる環境かを選んだ方の理由
  • 現職が定年60歳であるため、残り9年の在籍期間となり、その後のライフワークを計画したいため。(50代・男性)
  • なるべく長く活躍できる環境で自己成長し続けながら仕事の幅も広げていきたいから。(40代・女性)
Q7.セカンドキャリアへの移行は、何歳くらいを想定していますか?
その他と答えられた方の回答より
  • 良い条件があれば年齢に囚われない。(40代・男性)
  • 既に実施した。(50代・男性)
Q8.セカンドキャリア移行に向けて、取り組んでいることを教えてください。(複数回答可)
その他と答えられた方の回答より
  • 会社員として以外のことへ関心を持ち、実践する。アーテイスト活動や、英語力研鑽など。(40代・男性)
  • 語学の勉強。(50代・女性)
Q9.セカンドキャリア移行について、不安な点や障害になりそうなことを具体的に教えてください。
  • フリーランスになるにしても起業するにしても知識不足。金銭面でも不安がある為その部分が大きい。(30代・男性)
  • 拠点を変えてもいつでもどこでも仕事できる環境に身を投じたく、その状況ではない今、これからどうなるのだろうという漠然とした不安感はあります。(30代・女性)
  • 日本のこれからの経済情勢、政治情勢が不安定なため不安である。将来は起業しようとしてもその業界が受け入れられるかどうかも不安がある。(40代・男性)
  • 老後の心配。若い頃との一番の違いは、失敗のリカバリー期間(現役の残り時間)が短いこと。(40代・女性)
  • 予定より長く生きられたり、予測より生活費がかかってしまい、積極的に収入を得ないと資産が不足すること。(50代・男性)
  • 売り手市場と聞くがシニア層での現状が不透明で不安。また、AI時代の到来が障害になると予想。(50代・男性)
  • 定年まで働くか、途中で転職するか…家族の理解が得にくい。(50代・男性)
  • 年齢と健康が最大の不安要素。加えて企業の求人枠のシニア世代設定。(60代・男性)
  • 後進が育たないことによる現在の仕事を辞められる時期の遅れ。(60代・男性)
Q10.Q2で「ない」と回答した方に伺います。
セカンドキャリアについて考えたことがない理由として、当てはまるものをすべてお選びください。(複数回答可)
その他と答えられた方の回答より
  • 目の前の仕事に没頭するのみで、キャリアアップとか遠い将来のことまで見込んで働く余裕はない。(40代・男性)
  • 異動や転職が多いため、あまり意識していない。(50代・男性)
[ 本アンケートに関するお問い合わせ先:en-press@en-japan.com ]
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