「転勤（単身赴任）」について

今回は、「転勤（単身赴任）」について聞きました。

まず、ミドル世代に「転勤」経験の有無を伺うと、半数以上の53％が「ある」と回答しました。年収別では「1000万円以上」、職種別では「経営・経営企画・事業企画系」で、転勤経験の「ある」人が多い傾向が見られました。

実際に転勤赴任した国・都道府県を聞くと、海外転勤でもっとも多かったのは「アメリカ」。「中国」「タイ」が続きました。国内転勤では「東京都」が最多。次いで「大阪府」、「京都府」が多くなりました。

転勤のメリットでは、「知らない土地・環境を知る機会になった」ことを挙げる人が多く、「異文化に触れる中での学びが糧になっている」という声が散見されました。

一方、デメリットでは「単身赴任で家族と離れ離れになった」が最多。転勤経験者のうち、67％は「単身赴任」経験者となり、「単身赴任で家族関係が悪化した」や「単身赴任きっかけで退職した」というコメントが集まりました。

最後に、今後、転勤の辞令が出た場合どう対応するかを聞くと、「承諾する（条件付き含む）」と答えたのは、家族と帯同の場合は53％、単身の場合は66％となりました。その他、転勤回数や期間等についても伺っています。ぜひ参考にしてください。今月もご回答ありがとうございました。現在実施中のアンケートにもぜひご参加ください。