ミドル世代の理想とするリーダー像は、メンバーの自発性を引き出す「ビジョン型」が最多。後方支援・併走する「コーチング型」「民主型」も人気。一方「強制型」は上司・部下ともに避ける傾向に。
今回は、「理想のリーダー像」について聞きました。
ミドル世代に理想のリーダーのタイプを聞くと、チームが目指す夢や目標(ビジョン)を明確に示すことでメンバーを導いていく「ビジョン型」と回答した方がもっとも多くなりました。
「ビジョン型」リーダーのエピソードでは、「ビジョンを示すことでメンバーの自発性が生まれた」、「ゴールだけ決めたことで、自主性を持ってメンバーが動き始めた」など、多くの成功例が寄せられました。
また、後方支援タイプの「コーチング型」、メンバーの同意を得ながら業務を進める「民主型」を理想とする方が多く、メンバーと併走するリーダーを目指す方が多いことがわかります。一方、一つひとつの業務に対して細部にまで指示を出すような「強制型」を理想とする方は極少数となり、過剰なマネジメントは上司・部下ともに避けたがっていることが見て取れます。
その他、「リーダーに求められる資質」や「現在の職場での上司・部下のコミュニケーション課題」などについても伺っています。ぜひ参考にしてください。今月もご回答ありがとうございました。現在実施中のアンケートにもぜひご参加ください。
アンケート実施期間 : 2024年7月9日 ~ 2024年9月9日有効回答数 : 1,594名
Q1.現在、部下はいますか?
年代別
※設問によっては、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
年収別
Q2.Q1で現在部下が「いる」と回答した方にお聞きします。
ご自身が目指すリーダー像に最も近いタイプを選んでください。
ビジョン型:
チームが目指す夢や目標(ビジョン)を明確に示すことでメンバーを導いていくタイプ。達成目標は定めるが、プロセスはメンバーに任せる。
コーチング型:
マン・ツー・マンの関係に重きを置き、部下自身に強み・弱みを理解させ、目標を達成できるように支援するスタイル。後方支援タイプ。
民主型:
メンバーの提案を広く聞き入れ、活動計画を適宜改善し、同意を得ながら業務を進めるスタイル。結果よりもプロセス重視。
関係重視型:
課題解決や目標達成よりも、メンバーとの感情的なつながりを重視するタイプ。チーム内の人間関係を良好に保ちながら業務を進める。
先導型:
リーダー自らがメンバーに高いパフォーマンスを見せ、成功イメージを持たせ、同様の成果を期待するスタイル。
強制型:
1つ1つの業務に対してメンバーに細部まで指示を出し、強制力を使って目的を果たすスタイル。裁量権を一人で握るタイプ。
Q3.Q1で現在部下が「いない」と回答した方にお聞きします。
一緒に働く上司で、理想とするリーダー像に最も近いタイプを選んでください。
Q4.Q2もしくはQ3を回答された方にお聞きします。
そのタイプを選んだ理由を教えてください。
部下が「いる」方の、理想のタイプを選んだ理由
部下が「いない」方の、理想のタイプを選んだ理由
具体的なエピソードがあれば教えてください。
Q6.経営者(組織のトップ)に求めるリーダー像に最も近いタイプを教えてください
Q7.現在の上司または部下とのコミュニケーションに課題を感じますか?
※上司も部下もいらっしゃる方は、部下について回答してください。
Q8.Q7で「大いに感じる」「どちらかといえば感じる」と回答した方にお聞きします。
具体的にどんな課題を感じますか?
具体的なエピソードがあれば教えてください。
Q9.現在の上司または部下との「業務内容」についてのコミュニケーション頻度についてどう感じますか?
※上司も部下もいらっしゃる方は、部下について回答してください。
Q10.現在の上司または部下との「業務内容以外」(プライベートの話や雑談など)についてのコミュニケーション頻度についてどう感じますか?
※上司も部下もいらっしゃる方は、部下について回答してください。
Q11.現在の上司または部下との、主なコミュニケーション方法を教えてください。
※上司も部下もいらっしゃる方は、部下について回答してください。
Q12.現在の上司または部下との、主なコミュニケーション方法についてどう感じますか?
※上司も部下もいらっしゃる方は、部下について回答してください。
Q13.現在の上司または部下とのコミュニケーションを円滑にするために、どんな施策が有効だと思いますか?