25年4月以降、全ての企業で「65歳までの雇用確保が義務化」されることを「知っている」ミドルは60%。
転職先を決める上で「定年の引上げ」「雇用継続制度」のある企業に注目集まる。
今回は、「定年」について聞きました。
2025年4月から、「継続雇用を希望する社員の65歳までの雇用確保」が、全ての企業に義務化されることを「知っている(よく知っている・概要だけ知っている)」と回答したミドルは60%となりました。
雇用確保の他、国が進める「高年齢者が働きやすい環境の整備」に関して、「賛成・どちらかといえば賛成」と回答したミドルは88%。「元気な高年齢者の増加」や「労働者不足を補うことができる」というコメントが集まりました。
また、転職先を決める上で、企業の「雇用確保措置」が影響するかを聞くと、「影響する」と回答した人は54%と、半数以上。具体的には「定年の引上げ」「雇用継続制度の導入」のある企業に注目が集まっていることが見て取れました。
「定年の引上げ」に関しては、「正社員や給与待遇が維持できる」ことに期待する声が。「雇用継続制度の導入」には、「一旦リセットして無理なく働けそう」など、区切りを意識した声が多く見られました。
その他、「何歳まで働きたいか」、「その理由」などについても伺っています。ぜひ参考にしてください。今月もご回答ありがとうございました。現在実施中のアンケートにもぜひご参加ください。
アンケート実施期間 : 2024年5月10日 ~ 2024年7月8日有効回答数 : 3,050名
Q1.2025年4月から、継続雇用を希望する「65歳までの社員の雇用確保※」が、全企業に「義務化」されることをご存知ですか?
※「高年齢者雇用安定法」経過措置の終了に伴い、65歳までの「定年引上げ」「継続雇用制度の導入」「定年廃止」のいずれかの雇用確保措置が全企業の義務になります。
年代別
※設問によっては、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
年収別
Q2.「65歳までの社員の雇用確保」に加えて、「70歳までの雇用確保」が企業の「努力義務化※」されていることをご存知ですか?
※「努力義務」とは、積極的に努力することが義務づけられるものの、法的拘束力はなく、企業の裁量に委ねられる規定です。
年代別
年収別
Q3.「65歳・70歳までの雇用確保」の他、働く意欲がある高年齢者が働きやすい環境整備を国が進めていますが、そのことに関して賛成しますか?反対しますか?
また、その理由を教えてください。
Q4.あなた自身は、何歳まで働きたいと思いますか?
Q5.Q4で「61歳~65歳まで」「66歳~69歳まで」「70歳まで」「71歳以上」働きたいという方にお聞きします。
その理由として当てはまるものをお選びください。(複数回答可)
その理由を具体的に教えてください。
Q6.Q4で「61歳~65歳まで」「66歳~69歳まで」「70歳まで」「71歳以上」働きたいという方にお聞きします。
将来、高年齢者として働くことへの不安はなんですか?(複数回答可)
その理由を具体的に教えてください。
Q7.Q4で「~59歳まで」「60歳まで」働きたいという方にお聞きします。
長く働きたいと思わない理由として、当てはまるものをお選びください。(複数回答可)
その理由を具体的に教えてください。
Q8.転職先の企業を決める上で、企業の「高年齢者雇用確保」措置は、影響しますか?
Q9.Q8で「影響する」と回答された方にお聞きします。
どの「高年齢者雇用確保」の措置を講じている企業に転職したいと感じますか?(複数回答可)
その理由を具体的に教えてください。