みなさんの声を活かすためのユーザーアンケート集計結果
197回 アンケート集計結果

「30代のうちにやっておいてよかったこと/やっておけばよかったこと」について

キャリアにおいて「30代のうちにやっておいてよかったこと」は、「マネジメント」「資格取得」「転職」
一方、「やっておけばよかったこと」「語学力習得」「資格取得」「海外勤務」
今回は、「30代のうちにやっておいてよかったこと/やっておけばよかったこと」について聞きました。

40代以上のミドル世代に、キャリアを振り返って「30代のうちにやってよかったこと(キャリア構築に役立ったこと)」を聞くと、TOP3は「マネジメント」36.5%「資格取得」26.1%「転職」22.4%となりました。

30代という比較的若いうちに、人や事業を動かすマネジメント経験や、国家資格を取得したことで、キャリアの幅が広がったという声や、転職をしたことで40代以降のキャリアを、大きく変えられたといったコメントが多く見られました。

一方、「30代のうちにやっておけばよかったこと(やらずに後悔していること)」を聞くと、TOP3は「語学力習得」49.4%「資格取得」45.4%「海外での勤務」19.8%となりました。

半数近い人が、「語学力習得」「資格取得」に関して後悔しており、コメントでも「30代の、頭が柔軟で、時間のある時期にやっておくべきだった」という声や、語学力や資格取得した同僚・友人などと比較して、「出世」「転職の選択肢」「報酬」に影響が出たという声も散見されました。

他にも、「キャリアを考える上で大事にしているポイント」等についても聞いています。ぜひ参考にしてください。今月もご回答ありがとうございました。現在実施中のアンケートにもぜひご参加ください。
アンケート実施期間 : 2024年3月11日 ~ 2024年5月9日有効回答数 : 1,580名
Q1.あなたは、自分の積みたいキャリアや将来像について明確なイメージを持っていますか?
年代別
※設問によっては、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
年収別
業種別
職種別
Q2.あなたは、今現在、自分が思い描いたキャリアに至っていますか?
Q3.「40代以上」の方にお聞きします。
30代を振り返って、キャリアにおいて「やっておいてよかった(40代以降のキャリア構築に役立った)こと」はありますか?
Q4.Q3で「ある」と回答された方にお伺いします。
それは、どんな経験ですか?
その他と答えられた方の回答より
  • 大学院進学。(50代・男性)
  • 結婚・出産・育児・離婚。(50代・女性)
また、その経験が40代以降のキャリア構築にどう役立ったか、詳細を教えてください。
マネジメントと回答した方のエピソード
  • 視野が広がり様々な意思決定の幅ができたことに加えて、他者が出来ないアサインを受けられるようになった。(40代・男性)
  • 海外でのマネジメント経験は、本社よりも1段・2段上の責任範囲・業務範囲となることが多く、また、異文化・異言語の社員のマネジメントをことは日本人のマネジメントよりもハードルが高いと感じており、それらの経験が、現況に繋がっていると考えております。(50代・男性)
  • あらゆるチャンスに積極的に挑戦した結果、出世していた。同時にマネジメントの経験が得られた。(50代・女性)
資格取得と回答した方のエピソード
  • 学位取得により企業の選択可能性が広がり、社会人での進学だったことから意欲的な人間との評価を得たと思う。ISOの審査員資格を得たことで、現職(品質管理等)に転職できた。(50代・男性)
  • 建築士ですが一級施工監理の免許をとってよかった。勉強した、施工の知識が設計にもいかせてる(50代・男性)
  • 国家資格を取得したことで、仕事の幅を広げることが出来た事。また、異業種へ転職した際も経験を活かすことが出来た事。(50代・女性)
転職と回答した方のエピソード
  • マネジメントをしていた事で、部下の育成や転職後のポジションに有利に働いた。転職をした事で、新卒時には見えていなかった事や仕事を知る事が出来た。(40代・男性)
  • 転職により他社の企業風土・常識を目の当たりにして、視野を広げ柔軟な思考へと少しで意識付けるきっかけになったのは、プラスである。(50代・男性)
  • 一つの企業・業界でなく視野を広められた。一つの国でなく世界を軸にしたビジネス視野・感覚を得られた。「リスクを取る」事を自分ごととして実践できた。仕事やビジネスを「与えられる」のではなく「自分で作り出す」経験ができた。(60代・男性)
新規事業の立ち上げと回答した方のエピソード
  • 従前とは異なる分野のデジタルニュースの立ち上げに携わることで、従前より複数の視野で業務を遂行することができるようになった。また収益化に成功したことで、社内での新たな自分の居場所を確保することができた。(40代・男性)
  • 組織運営をすることで、マクロ的な視点でビジネスをみることが出来るようになり、市場環境や競合状況も踏まえて判断し必要なときには、事業を閉じて、そのリソースを新たな分野に投じ、持続的に伸びていけるような組織にできたと思います。(50代・男性)
語学力取得と回答した方のエピソード
  • 比較的負担の軽い部署に在籍していた頃に英語を勉強したことで、興味のあった国際関係部署に異動することができた。(40代・男性)
  • 複数の企業での海外子会社でのマネジメント経験は、自身の業務の幅を広げ、また不採算事業からの撤退のような非常にセンシティブな業務を海外の弁護士等と綿密に打ち合わせながら進めることにより、語学力はもとよりプロジェクトマネジメントのスキルも獲得できたと考えている。(50代・男性)
Q5.30代を振り返って、キャリアにおいて「やっておいたほうがよかった(やらずに後悔している)こと」はありますか?
Q6.Q5で「ある」と回答された方にお伺いします。
それは、どんな経験ですか?
その他と答えられた方の回答より
  • MBA取得。(40代・男性)
  • プログラミングスキル。(40代・男性)
また、その理由を教えてください。
語学力習得と回答した方の理由
  • 外資でなくとも英語力があると出世につながるが、自分は語学が苦手。部課長以上は英語力が必要な日系企業に勤めていたため、転職することでキャリアアップを狙うしかなくなってしまった。(50代・男性)
  • 正直、語学力だけで(転職時の)報酬基準がアップする傾向がある。(50代・男性)
  • 40代から語学の勉強をしたが、海外に行くには歳をとってしまったため、赴任叶わず。そこで、海外ではなく、営業のキャリアを極める目的で転職した。(50代・男性)
  • 英語(TOIEC等)は努力する甲斐は十分あると思う。国内であっても、外国語を用いて仕事ができることは選択の幅を確実に広げる。(50代・男性)
資格取得と回答した方の理由
  • 結局、分かりやすい評価は必要な資格をどれだけ保有しているかで判断する会社ばかり。(40代・男性)
  • 資格がものをいう業界なので、若く、まだ頭が柔らかいうちに難関資格に挑戦すべきだと感じた。(40代・男性)
  • アメリカで一緒に留学していた友人がCPAを努力して取得し、その後外資系企業でずっと高い報酬をもらい続けた。自分はMBAだが、外資系企業で勤められる程、英語力がなかったので、上記の友人と違い、思った程のキャリアパスを描けなかったので。(50代・男性)
  • 役職がついてくると、自由な時間が減ってきて、資格取得にさける時間の確保が難しい。できるだけ早いタイミングで資格取得を目指しておけるとよい。(50代・男性)
海外での勤務と回答した方の理由
  • 子どもが小さく身軽な頃に海外勤務を経験したかった。受験生を抱えた現在、海外勤務を希望することは難しい。(40代・男性)
  • やはり海外勤務の経験はしたかった。語学の壁が行動に制限をかけた。これは経験しておくべき事だった。(50代・男性)
  • 海外勤務は結局50歳直前となり、体力的に厳しかった。語学以外にもう一つスキルを身に付けておくべきだった。(60代・男性)
転職と回答した方の理由
  • 年齢的にマネジメントが求められるが、立場も含めて経験が浅い点がネックになっている。転職するなら早い時期の方が良いというのを痛感している。(40代・男性)
  • 自身の技術を、他社に評価してもらえる機会だった考えております。実際に転職するか、しないかは、採用側の評価を参考に、考えてみても良かったと思います。(60代・男性)
  • 当時は、まだ転職は悪い事だと言う思いがありましたが、今、考えると30代であれば色んな可能性があったと思います。(50代・女性)
マネジメントと回答した方の理由
  • 転職活動をしている際に40代ともなればマネジメント経験が求められるケースが多く、その経験知識を持っていればキャリアチェンジも可能であると感じた。語学力はあるに越したことはないが資格取得など勉強の習慣が身についていれば十分取返しが付くと思います。(40代・男性)
  • 社内のポジション不足に巻き込まれ、マネジメントや経験を養うことができなかった。(40代・男性)
  • マネジメントをすることで仕事を大局から見る癖がつくから。また、語学力は仕事の幅を大きく広げられるため。(50代・女性)
Q7.「30代の方」にお聞きします。
あなたが今、積んでいる(もしくは積もうとしている)キャリアについて教えてください。
また、そのキャリアは将来に役立ちそうですか?所感を教えてください。
転職と回答した方の理由
  • 複数の企業に勤めたことは、別の視点、実践方法を知ることができたため役立てられると考えている。(30代・男性)
  • 新しい事にチャレンジしたいので、役に立つと信じています。(30代・男性)
マネジメントと回答した方の理由
  • マネジメントという職種はドメインが違えど共通する部分だと感じる。(30代・男性)
  • マネジメントに関しては、年齢が高くなり職位も上がっていくにしたがって必ず必要となる。責任は重くなるにしろそれ以外の裁量なども大きくなることもあり、役立つと考えている。(30代・男性)
資格取得と回答した方の理由
  • 資格取得に関しては無駄にはならないと思いますが、今の会社では役立たない・活用する場面がない可能性が高いと思います。(30代・男性)
  • 現状よりは確実にキャリアアップにつながると思われるので、必ず取得するつもりである。(30代・男性)
Q8.自分の積みたいキャリアや将来像を考える上で、「大事なこと」は何だと思いますか?ご自身の考えに近いものを3つ以内で選択してください。
また、その理由を教えてください。
自分のやりたい仕事やキャリア像について明確なイメージを持つことと回答した方の理由
  • キャリア形成において明確なイメージと主体性がないと、自分の望む方向に行かないと考えるから。(30代・男性)
  • 自分のキャリア像に明確なビジョンがあることで最短で進むべき道が見えるとともに、今やるべきことに主体的に取り組むことができるため。(40代・男性)
自分のキャリアの責任は自分にあると捉えることと回答した方の理由
  • 自身のキャリアは会社に委ねるのではなく、長期的なキャリアの考えやビジョンを持ち、持って自身でハンドリングすることが必要。(40代・男性)
  • 仕事や生活、または価値観の多様化やIT化が進むにつれて、自分自身で生き方を選び進んでいく事が重要だと認識した為。(50代・男性)
社外でも通用する専門性を身につけることと回答した方の理由
  • 今いる会社のだけで通用することだけ考えていたら、井の中の蛙となってしまう。(40代・男性)
  • どれも大事。ただ、その中で最も大事だと個人的に感じてるのは「専門性」です。ジェネラリスト、よりスペシャリスト。何でもできるは、高く評価されない時代になってしまいました。(50代・男性)
新しいことにチャレンジし、自ら成長機会を作ることと回答した方の理由
  • 年を取ると保守的になる。(40代・男性)
  • 自分がしっかりと目標を持ってスキルを積み上げていかないと、会社は必ずしも自分の希望する経験をさせてくれるわけでは無いため。(40代・女性)
[ 本アンケートに関するお問い合わせ先:en-press@en-japan.com ]
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