みなさんの声を活かすためのユーザーアンケート集計結果
194回 アンケート集計結果

「ミドルのAI活用」について

「ChatGPT」他、業務において生成AIを「使用している」ミドルは18%
使用メリットは「生産性の向上」が最多。8割弱が今後AIを「使っていきたい」と回答。
今回は、ミドル世代に「生成AI活用」について伺いました。

業務において生成AIを「使用している」と回答した人は18%。年齢別では、「30代」「60代」が多い結果になりました。職種別では「マーケティング・販促企画・商品開発系」「コンサルタント系」の活用率が群を抜いて高いことが見て取れます。

生成AIの用途は、「ドキュメント要約・議事録作成・文字起こし」が最多の54%「挨拶文・返信文などメール作成」。利用している生成AIは「ChatGPT」83%「Bing」25%となっています。

生成AIの使用メリットは「生産性の向上」「労働時間の削減」が多く挙げられました。懸念点は「誤情報の発信」「審議の確認に手間がかかる」という声も。

また、仕事を失う等、AI進化の影響を「不安に感じる」と回答したのは、全体の27%。年代別では「30代」、職種別では「クリエイティブ系」職種で56%もの人が「不安」と回答しています。

最後に、今後生成AIの利用意向を聞くと、「積極的に使っていきたい」「必要に応じて使っていきたい」 と回答した人が8割弱。「使わないと淘汰される」というコメントの一方、「使いたくない」派からは「自分で考える力が減る」 というコメントが散見されました。

今月もご回答ありがとうございました。現在実施中のアンケートにもぜひご参加ください。

アンケート実施期間 : 2023年9月11日 ~ 2023年11月9日有効回答数 : 1,434名
Q1.ChatGPT他、「生成AI」をご自身の業務において使っていますか?
在籍企業の従業員規模別
職種別
年収別
Q2.Q1で「使用している」「使用を検討している」と回答された方にお伺いします。
「生成AI」を、どの用途で使用(または検討)していますか?(複数回答可)
その他と答えられた方の回答より
  • 自分が作った曲のタイトルやSEO的なキーワードの案を提示してもらっています。(40代・男性)
  • エクセルの数式、関数作成。(40代・男性)
  • アイデア抽出の補助。(60代・男性)
  • 情報翻訳と要約。(50代・女性)
Q3.Q1で「使用している」「使用を検討している」と回答された方にお伺いします。
具体的に何の「生成AI」を使用(または検討)したことがありますか?(複数回答可)
その他と答えられた方の回答より
  • Adobe Firefly、Stable Diffusion。(50代・男性)
  • oapnsea、canva。(50代・男性)
  • 社内LLM基盤。(50代・男性)
Q4.Q1で「使用している」「使用を検討している」と回答された方にお伺いします。
「生成AI」を使う上での、メリットは何ですか?(複数回答可)
その他と答えられた方の回答より
  • 思考のヌケモレを補う。(30代・男性)
  • 海外の人(主に英語話者)の感覚で英語で提案してもらえるので助かっています。(40代・男性)
  • 自分になかった視点の発見と、体系だったアウトプットの作成。(50代・男性)
  • 問い合わせへの迅速な返答。(40代・女性)
Q5.Q1で「使用している」「使用を検討している」と回答された方にお伺いします。
「生成AI」を使う上での、懸念点は何ですか?(複数回答可)
その他と答えられた方の回答より
  • プロンプトスキルを上げていく必要がある。(40代・男性)
  • 情報が古い。(60代・男性)
  • 自身のクリエイティビティの衰退。(40代・女性)
Q6.Q1で「使用している」「使用を検討している」と回答された方にお伺いします。
実際に「生成AI」を使ってみた感想や成果のエピソード、もしくは使用検討する理由について教えてください。
「生成AI」を使ってみた感想や成果のエピソード
  • 間違いもチラホラ見る。ファクトチェックが手間。BingAIは出典も合わせて表示されるので比較的ラク。文書の滑らかさや速さはchat GPTが良いか。(30代・男性)
  • 自身がコードを入力する手間と修正手直しの時間が削減される。社内ナレッジの作成も属人化を脱却したい企業にはうってつけではないでしょうか。(40代・男性)
  • あくまでAIの回答であり著作権等の様々な権利の侵害がないかどうかチェックしてます。ですが、チェックしきれる自信がないため参考程度に留めてます。(40代・男性)
  • 文書作成における構成や単語に悩まずに済む。確かに自身でチェックは必要だが書き出しの参考には非常に便利だ。(50代・男性)
  • ピープルアナリティクスでの活用。ChatGPT APIとPythonで対話型AIの実装が可能になる。(60代・男性)
「生成AI」を使用検討する理由
  • 時間短縮が魅力的な一方で未だ実際の使用にあたっては懐疑的な面あり。(50代・男性)
  • 実務で使用するには、まだチェック体制が必要であり、時短に直結しない(50代・男性)
  • 仕事で使ったことはありませんが、私用では頻繁に使っており、特にプログラミングをする時に便利で助かっています。(40代・女性)
Q7.Q1で「使用していない(使う予定もない)」と回答された方にお伺いします。
「生成AI」を使用しない理由を教えてください。(複数回答可)
その他と答えられた方の回答より
  • 対人接客業のため使う場面が思いつかない。(40代・男性)
  • やはり作り物より生身で対応が心がこもるから。(50代・男性)
  • 元請けにAIどころかマクロまで禁じられているため。(40代・女性)
Q8. 「生成AI」の進化により、今後職を失ったり、会社・業界への影響など、不安を感じますか?
在籍企業の従業員規模別
職種別
年収別
あると回答した方の理由
  • 作業の短縮化または効率化により人員削減出来る為。(40代・男性)
  • 事務的な単純作業は生成AIが吸収するから。(50代・男性)
  • 自分の居場所がなくなる可能性を考えると不安になる。(30代・女性)
ないと回答した方の理由
  • 結局は人間が管理する部分があると思うので仕事の内容が変わるだけだと思います。(40代・男性)
  • 強み弱みがあり 必ずしも万能でない。出来ないやつはいくら教えようとしても覚えない 教え方、使い方の問題あり。人と一緒の部分もある。(60代・男性)
  • 昔から電話や洗濯機など便利道具が世に出る際には必ず反対意見が出たが、どれも非生産的な意見ばかりで労働その物に価値を置くものであったが、しかし、その労働時間や労力を幸福感を高める事に代用できているのが実際。(50代・女性)
わからないと回答した方の理由
  • 情報の信頼性にまだ不安がある。使用に関するルール作りによってどうなるかまだ不透明。(50代・男性)
  • どうなるか予想がつかないが、インターネットみたいに必須のものになると思う。(50代・男性)
  • やはり感情をもった人間でないと対応できないことは、たくさんあると思いましたので。(40代・女性)
Q9.今後、「生成AI」の利用についてどう考えますか?
また、その理由を教えてください。
積極的に使っていきたい・必要に応じて使っていきたいと回答した方の理由
  • 「使ったらいいことがある」というよりは、「使わない・使えないと淘汰される」という危機感。(30代・男性)
  • 自身が行う必要のある業務に自信のリソースを集中させるため、重要ではない(ただし時間がかかる)業務エリアに生成AIを活用していきたい。(40代・男性)
  • 確実に業務の効率化に繋がっているため。今後はさらに加速するコトが予測される。(50代・男性)
  • 今使わず、将来も使いこなせなかったら、世の流れにもついていけず、希望の職を失う事にもなると思われる為。(60代・男性)
  • 苦手だった部分を補足してもらうという意味では利用したいが、すでに自分が持っている技術や現在学習中の技術が意味のないものになるのかもしれない.という不安。(50代・女性)
あまり使いたくない・まったく使わないと回答した方の理由
  • 現在の職がとってかわられるかもしれないから。(50代・男性)
  • 生成AIに関する法律が不安。もともと日本は法律の適用において相当に曖昧な箇所が多い。欧州は政府のトップ連中がAIへの警戒感を口にしているのに日本の政治家には全くそれが見受けられない。(40代・女性)
  • 生成AIを利用することで、自身で考え、調べる機会が減り、みんな同じ答えになるような気がするため。いろんな答えがあり、1つではないと思う。(40代・女性)
わからないと回答した方の理由
  • 必要なら覚えるが、今は必要性を感じないので。(50代・男性)
  • 一般的に広まれば使うことになると思うが今は何とも言えない。(50代・男性)
[ 本アンケートに関するお問い合わせ先:en-press@en-japan.com ]
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