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19回 アンケート集計結果

「労働条件」について

平均労働時間は「9.9時間」。理想的なのは「個人の業績や能力が影響する給与体系」。
( ※ 一番多かった回答より )
第19回目は「労働条件」について伺いました。今回は、現在の状況と理想についてお聞きしたのですが、不満・要望・希望などたくさんの熱いご意見をいただきました。希望する勤務体系や理想の働き方は人によって本当に様々。いろいろな意見を参考にしながら、今後の働き方について考えていただければと思います。
今回もたくさんのご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
実施期間:2007621日~ 2007718
有効回答数:898
担当:事務局 いとう
どのような働き方が理想的ですか?
よい条件であれば転職してキャリアアップをしていく:79%、1社で定年まで働き続ける:15%、その他:6% [その他のコメントより]独立・起業、やりたい仕事ができればよい、どちらとも言えない
【職種・年齢別グラフ】
「よい条件であれば転職してキャリアアップをしていく」と回答された方の理由より
キャリアを身に付け、価値観も変わり、時代も変わり、家庭や会社の環境も変わります。ひとつの会社の中でも変化に応じて対応ができ、夢が持て充実できる場所が見出せれば、それは幸せだと思います。しかし、そうでないことのほうが多いので、一度しかない人生、いろいろなことを追いかけながら仕事をしたいです。(29歳 男性) 特定の会社に長く居続けると、悪い意味での慣れが発生し自分を甘やかすことになると思います。自分自身を甘やかしているということは、自分で自分の成長を止めていることだと考えるからです。(34歳 男性)
1社で定年まで働き続けることは理想ですが、現実的に自分の描くキャリアを1社で実現することは不可能だと思いますし、不可能でした。自分の生き様を実現するには転職しながら実現するしかないと思います。(45歳 男性) 会社が一生、面倒を見てくれる時代は終わった。自分を高く売れるのであれば1つの会社にこだわる必要はないと考えるから。ただし、正当な評価をもらえるのであれば、1つの会社に定年まで勤めるほうが良いとも思う。(49歳 男性)
条件もよく働きやすい環境であれば、転職する必要はないと思いますが、今の会社では出来ないことが他社で出来るのであれば、転職はキャリアアップにもつながるから、良いと思う。(48歳 男性) 会社の経営状況で社員に有無を言わさずにリストラがあるご時世なのに、会社に骨をうずめる覚悟で入る必要はない。むしろ、ステップにしてキャリアアップをしていくべきである。(37歳 女性)
ライフスタイルに併せて、仕事を変えても良いと考えます。例えば、給与は下がっても時間に自由が利く方が良いとか、休日は少なくとも給与が高いほうが良いなど。(44歳 男性) 自分自身が会社に求める条件が一生同じとは限らない。また、会社が自分自身に求めるものや与えてくれる環境は常に変化するから。(39歳 男性)
一つの企業にいた場合、業績不振や倒産による失業のリスクが高くなるため。(34歳 男性) 一番怖いのは慣れ。楽かもしれないが、リスクの中にあえて身をおき続けていたい。(37歳 男性)
現在の会社が必ずしも自分を最大限評価してくれるとは限らないので。(46歳 男性)  
「1社で定年まで働き続ける」と回答された方の理由より
転職にはいい面と悪い面がある。キャリアアップも可能だが、その逆もありうる。危ない橋を渡るより、安定を求める生き方もある。(46歳 男性) 地方の場合は会社の数が少なく、転職は転居を伴うことが多い。会社と生活環境の双方が同時に変化するのは、年齢を重ねる毎に対応が厳しくなる。(45歳 男性)
今回転職活動中ですが、やはり辞める時にかなり苦労し、こんな苦労は二度と味わいたくないなぁという気持ちがあるから。(30歳 男性) 理想としては、1社で定年まで働くことです。同じ会社の中で、いろいろな仕事を経験できるだけの会社規模があればの話ですが。。(40歳 男性)
転職して一時的に所得が増加しても長い目でみたら、長く勤め上げたほうが得だし、転職の度に人間関係の構築をするのは大変だから。(47歳 男性) 長く働き続ければ、それだけ愛着が湧き、より高いモチベーションを持って働けると思います。あくまで理想ですが。(32歳 男性)
転職でのキャリアアップが全員に可能ではないので、条件が合っていればそのまま勤められるのが良いのではないかと思います。(49歳 男性) 歳を取れば取るほど、良い条件の職はなくなる。同じところで続けられれば少しづつでも昇給していくし、仕事も順に覚えて幅が広がるから。(32歳 女性)
転職の度に環境が変わると、順応するのに余計な時間を要してしまうから。理想は1社だと思う。(43歳 男性) 自分が成長し会社が繁栄し、それを後継者に伝えることが生涯の勤めと思っているため。(39歳 男性)
私の予想に反し、「よい条件であれば転職してキャリアアップをしていく」という方が8割にも上りました。やはり転職サイトに登録している皆さんだけあって、転職意向が高いですね。(転職を考えていない方にアンケートを取ると、また違った結果になるのでしょう。)特に、中高年の方は「今の会社で定年まで勤めたい」という志向が強いのではと予想していたのですが、50代の方でも7割を超えています。理由は、これまでの経験から1社で自分のキャリアを築いていくのは難しいという考えに至ったという方が多くいらっしゃいました。また、終身雇用がなくなりつつある現在、自分自身でキャリアアップし給与を上げていかなければならない、という危機感をもつ方も増えてきているようです。

一方、「1社で定年まで働き続けたい」と回答した方の多くは、これまでに苦い転職経験があり、転職が必ずしもキャリアアップや給与アップにはつながらないということを、身をもって体験している方でした。何ごとにおいても、理想と現実は大きく異なるもの。理想に近づくためのひとつひとつの過程を大切にすることで、結果的に納得のゆく働き方ができるのではないかと、たくさんの方の転職体験談を通して、感じています。
給与体系についてお伺いします。
a)現在勤務している会社はどのような給与体系ですか?---個人の業績や能力が影響する給与体系:40%、業績や能力より年齢・経験を重視した給与体系:42%、その他:18% [その他のコメントより]派遣のため時給制、日給、社長の独断で決まる、個人事業主
b)どのような給与体系が理想的ですか?---個人の業績や能力が影響する給与体系:68%、業績や能力より年齢・経験を重視した給与体系:21%、上記の2つを組み合わせた給与体系:7%、その他:4% [その他のコメントより]会社業績をベースとしたもの、部門単位の業績連動を軸にする、所属部門の実績に応じて
「個人の業績や能力が影響する給与体系」と回答された方の理由より
一生勤めて退職金をもらうという場合は年功序列型でもいいが、転職する可能性があるので、もらえる時にもらいたい。また、実績に対する評価をタイムリーにしてもらったほうが、公平性・納得感を感じる。一回失敗しても、次年度にはクリアされるほうが気分的にいい。(38歳 男性) 理想は業績能力主義。そのほうが、自分の目標管理も明確になり、社員の方向性と会社の方向性の一致を見出しやすく、人材が伸びていく可能性が高いと思う。(33歳 男性)
残業して給与を稼ぐよりも、きっちりと仕事をしてさっと帰宅することが評価される体系だと思うから。家庭や自己研鑽にも時間をちゃんと取りたいです。(42歳 男性) 現在の会社では、管理職はあまり働かず若い人ばかり遅くまで働いている。それなのに、給料は管理職にたくさん支払われているので、理不尽な気がするから。(29歳 女性)
やってもやらなくても同じではサラリーマンになってしまうので、プロのサラリーマンになるには、業績連動がよい。(30歳 男性) 年功序列は社員のモチベーションを奪うだけでなく、会社そのものの決定を遅らせかねないと思います。(50歳 男性)
個人的な業績・能力が影響する給料体系だと、成果が目に見えて分かる。だが、正当な評価ができる会社と上役の采配にも因ると思う。(34歳 男性) 努力をすれば報われる、という可能性は大切だと思います。現状の私はその逆で、何をしても変わらないという意識は仕事に対するモチベーションを下げるだけだと考えます。(34歳 男性)
業績や能力が影響する給与体系のほうが、働く人にいい刺激を与えられるからです。(36歳 女性) ある程度の公平さは必要であるが給与にはシビアさがないとモチベーションの維持ができないからです。(40歳 男性)
年齢順で給与体系が偏ると、新しい人員が入りにくいのと、考えや行動が会社の中で閉鎖的になる。(36歳 女性) 自分のスキルや能力の確認が定期的にできるから。(42歳 男性)
「業績や能力より年齢・経験を重視した給与体系」と回答された方の理由より
個人の業績や能力重視という給与体系を経験していたが、常に疑問が残る査定も多く、目に見える成果ばかりに評価があつまることにもフラストレーションが溜まっていたため、縁の下の力持ち的存在にも給与体系が適応される年齢・経験重視の給料が良いと思う。(40歳 女性) 業績や能力は誰が評価するのか、その評価は正当なのかなど納得のいかないことが多い。また、他人の評価と比較できないので、評価が低かった場合、心理的に独りで悩みがち。給与体系が不透明なことも不満。(42歳 女性)
ある程度は業績や能力が影響してもいいとは思うが、そうでない部分も必要。能力主義も行き過ぎると会社の雰囲気が悪くなります。(46歳 男性) 日本人の良さは「気付き」や「優しさ」や「おもてなし」だと思います。個人や業績を追及すると、それらが失われ「自己主義」となってしまう危険性が大きいからです。(33歳 男性)
業績で判断されるのは、調子が良い時はいいが、需要がなかったとか調子が悪かった時、激減してしまっては生活ができない。ある程度少なくても、安定した月給がほしい。(32歳 女性) 私は技術職なので業績給を今は重んじるが、長い目で見ると年齢給的なものも会社や文化を守るためには必要だと感じます。(39歳 男性)
業績・能力を適正に判断できる制度があるとは思えないから。(48歳 男性) 能力主義は社内の人間関係がギクシャクしてしまう。(33歳 男性)
労働時間についてお伺いします。
a)1日の平均労働時間はどのくらいですか?---【年代別平均】全体:9.9時間、20代:9.8時間、30代:10.2時間、40代:9.9時間、50代:9.4時間
【年代別グラフ】
b)現在の労働時間についてどう感じますか?---【年代別グラフ】
c)魅力を感じる働き方はどれですか?---フレックス制:45%、裁量労働制:25%、在宅勤務:18%、魅力を感じるものはない:9%、その他:3% [その他のコメントより]直行直帰、始業と終業時間が一律
「フレックス制」と回答された方の理由より
自分のすべき範囲の仕事を守っていれば、出社退社時間は関係ない。他の社員や、顧客、業務関連会社に迷惑をかけなければ、出社退社は何時でも良いと思う。(37歳 女性) 人によって朝が強い人もいれば、夜のほうが強い人もいるから。自分がもっとも効率良く働ける時間に働くのがベスト。(42歳 男性)
コアタイムをはずさなければ労働生産性が向上するので、精神的にも肉体的にも負担が軽くなり労働衛生管理上のメリットが大きい。(42歳 男性) 意味のない付き合い残業が減り、業務を効率よくこなして密度の高い働き方ができるから。(45歳 男性)
体調がよければ早く出社し早く切り上げ、すぐれなければ遅めに動く。その自由度がある働き方は魅力と考えます。(43歳 男性) ほんの1時間だけ出社を遅らせたり、帰社を早めるだけで、済む用事はたくさんあるので、わざわざ休みを申請しなくて済みます。(29歳 女性)
仕事の少ない日は勤務時間を少なく設定でき、仕事の多い日は自身で調整しながら勤務できるので。(35歳 男性) 海外とのやりとりが多く、仕事の進み具合が時差に影響を受けるため。(32歳 女性)
通勤ラッシュ・渋滞などでの疲労を少しでも改善出来れば良いと考えるから。(35歳 男性) 朝型人間なので人より早く出社して早く帰りたい。(46歳 男性)
「裁量労働制」と回答された方の理由より
成果がちゃんと認められるという前提でですが、仕事に要する時間は個々の能力に依ると思うので、時間よりも成果で評価される裁量労働制を支持します。(42歳 男性) ラインでの仕事ならともかく、本当に効率よく働くためには裁量労働の方が知的生産効率は高まるから。(49歳 男性)
自分は仕事はダラダラ時間でこなすのではなく、密度を重視するタイプだから。(45歳 男性) 目標を達成することが大切で、時間や組織に拘束される必要はないと考えます。(47歳 男性)
長時間労働になることが多いが、ある程度時間に融通が利くため。(43歳 男性) 仕事の範囲が明確で、責任と権限がバランス化されているため。(30歳 男性)
業績、目標への責任を果たすためには今のところ、最良の働き方だと思います。(45歳 男性) 時間をかければいい仕事ができるわけではないので。(46歳 男性)
「在宅勤務」と回答された方の理由より
担当する顧客が海外であるために日本時間の勤務ではリアルタイムでコミュニケーションをとることが不可能。会社のシステムに自宅からアクセス可能となれば在宅で勤務をすることが理想的です。(44歳 男性) 通勤が無いだけで、随分と楽になると思う。現在のIT企業では、在宅勤務でも充分に仕事をこなせると感じるから。(50歳 男性)
高齢の両親がすぐ近くに住んでいるので、何かあったときに駆けつけられる距離にいたい。また、通勤によるイライラから解放されたい。(34歳 女性) 現状の業務はパソコンと電話、社内ネットワークにアクセスできればほぼ事足りるため。(30歳 男性)
わざわざ会社にこなくても今はネット上で仕事ができ、通勤時間も有意義につかえるので。(46歳 男性) 完全在宅勤務は望まないが、週の2~3日を在宅、残りを出社勤務として、体力を温存できればよいと思う。(38歳 女性)
女性の場合でも結婚・出産にかかわらず、同じ仕事が続けられるから。(28歳 女性) 自宅の方が集中でき、通勤時間分仕事ができるから。(37歳 男性)
勤務地についてお伺いします。
a)職場までの通勤時間はどのくらいですか?---全体平均通勤時間:49分、15分以内:13%、30分以内:19%、30分~1時間:40%、1時間~1時間半:21%、1時間半~2時間:5%、2時間以上:1%、自宅勤務:1%
b)勤務地にこだわりはありますか?---できれば同じ場所で働きたい:60%、転勤してもかまわない:40%
c)b)で「転勤してもかまわない」と回答した方にお伺いします。海外勤務を希望しますか?---希望する:46%、希望しない:54%
皆さんのご意見を見ていると、給与とモチベーションは密接にリンクしているようです。「がんばって結果を出した分が、給与に反映されないとモチベーションが下がる」という声が、年代を問わず上がっています。一方、「業績や能力だけではなく、年齢・経験も重視してほしい」という方の理由は、業績・能力が適切に判断されないのではないか、や、行き過ぎると社内の雰囲気が悪くなるなどの不安点をあげています。どちらが良いということはありませんが、できる限り自分に合った環境で働くためにも、入社前の情報収集は念入りに。人材紹介会社を通して応募する場合は、担当コンサルタントに給与体系や評価制度についてしっかり確認しておきましょう。

最後に「海外勤務を希望しますか?」という質問をしました。というのも、[en]転職コンサルタントで時々行う「海外で働く求人特集」の人気が非常に高く、個人的にナゼだろう~と疑問をもっていたからです。今回のアンケート結果でも、海外勤務を希望する方が46%もいらっしゃいました。20代の方は、若いうちにいろんな経験を積んで可能性を広げたい!という理由。40代以降は、日本での経験やノウハウを海外で活かしたい!家族がいても、海外でもうひと花咲かせたい!という意欲的な方が多くいらっしゃいました。

私は大学卒業後、1年ほど海外で働いた経験があるのですが、やっぱり、海外は旅行で行くのが一番!というのが正直な感想です(笑)。海外への転職をお考えの方は、求人情報だけでなく現地の風土や気候など生活情報の収集もお忘れなく。
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