みなさんの声を活かすためのユーザーアンケート集計結果
183回 アンケート集計結果

「リファレンスチェック」について

44%の方が「リファレンスチェック」を知っていると回答。
リファレンスチェックのメリット、第1位は「面接内容や職務経歴書の裏付け」
デメリットだと感じることは「転職がわかってしまうこと」
今回は「リファレンスチェック」をテーマにアンケートを実施しました。

リファレンスチェックとは
企業が採用候補者の許可を得て、候補者と一緒に働いたことのある現職や前職の上司・同僚・部下に、過去の業務内容や仕事ぶり、人柄、経歴などをヒアリングして採用選考の参考にすることです。

リファレンスチェックを知っていると回答した方は全体の44%。 年収別に見ると、現在年収1000万円の方の認知度が高く、68%が知っている(内容も含めて知っている:43%、概要を知っている:25%)と回答しました。

リファレンスチェックについて説明した上で、メリット・デメリットだと感じることを伺ったところ、メリットとしては「面接や職務経歴書が事実であることの裏付けができる」(40%)、デメリットとしては「同僚や上司に転職を考えていることがわかってしまう」(60%)でした。

アンケートでは、職場の同僚や後輩から「リファレンスチェック」の回答依頼を受けたことがある方に大変だったことや困ったことについても伺っています。ご興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

今月もご回答ありがとうございました。現在実施中のアンケートにもぜひご参加ください。
アンケート実施期間 : 2021年11月15日 ~ 2022年1月4日有効回答数 : 1,263名
Q1.「リファレンスチェック」という言葉をご存知ですか?
Q2.志望企業の選考プロセスにリファレンスチェックがある場合、実施に関してどんな印象を持たれますか??
その理由も教えてください。
対応に問題はない、どちらかといえば問題はないと答えられた方の回答より
  • 仕事ぶりや、人柄に関しては一緒に働いた事のある方々からヒアリングしてもらった方が、伝わりやすいように思う。(30代・男性)
  • 採用においてプラスになる。企業側の求める人物像と、面接だけで見えない人物評価のミスマッチが起きづらい。ミスマッチは企業にとっても求職者にとってもよくないことだと思うため。海外では当たり前なので(海外勤務時、リファレンスチェック実施していた)。また、職務経歴書に記載した前職での実績を、第三者から裏付けしてもらえるメリットが大きい。(30代・女性)
  • 過去の仕事ぶりや人柄を知ることは、企業にとって大切なことだと思うから。(30代・女性)
  • 自分のことを聞いていただくことは問題ないが、現職や上司・同僚・部下の時間を使うことになってしまうのが申し訳ないため。(40代・男性)
  • 職場では能力を認められているから。年齢、性別から若年層より不利なため、却ってリファレンスチェックを行って貰ったほうが、転職に有利になると思うため。(40代・女性)
  • 人柄や仕事ぶりを知ってもらった上で採用するかどうかを決めてもらった方が雇用者にとっても就労者にとっても良いと思われるため。(40代・女性)
  • 転職する側にとってもプラスになる可能性がありますし、企業側にはかなりの参考になるのは間違いないと思います。もちろんヒアリング対象者にもよりますが。(50代・男性)
  • 採用する前に前職の状況を確認できれば、人柄など応募書類や面接で見えにくい部分を予め知ることができるから。(50代・女性)
どちらかといえば問題がある、対応をしたくないと答えられた方の回答より
  • 選考期間中は現職場の上司に退職の意思表明前であるため。万が一、選考から落ちた場合に、現職場に籍を置き続けることに居心地の悪さを感じそう。(30代・男性)
  • 採用が決まっていない段階で現職の上司に活動が露呈するため。(30代・男性)
  • ヒアリング相手の選択が難しい。候補者寄りであれば偏向された情報のみしかヒアリングできない可能性もある。(30代・男性)
  • 関係性によって好き嫌いによって、良くも悪くもなる可能性があるので、公平性に問題が生じる印象がある。(40代・男性)
  • どんな内容、目的で実施するのか不明瞭だから。選考対象としてどのくらい、何に影響するのか不安だから。経歴書や面談で、必要十分と思うから。(40代・女性)
  • 転職活動をしていると言う事実が現職の会社に知られてしまうため。現状の日本の風土ではそれはあまり歓迎されるべきことではないと考えられる。(50代・男性)
  • 前の会社を辞めた後なら良いが、在籍中で転職活動中の場合はもめる。また、逆の立場で辞めたスタッフを良く言う人は少ないのではないか。(50代・男性)
  • 現職の関係者となると、転職活動が露見してしまい、今後の職場関係に影響が出ると考えられる為。現職でなければ良いと思います。(50代・男性)
  • 現職に不満があって転職するわけだから、少なからずわだかまりがある関係性を持ち込みたくない。依頼される上司・同僚・部下の負担も大きいと思われる。(50代・男性)
Q3.リファレンスチェックのメリットだと感じることを教えてください。
その他と答えられた方の回答より
  • 自分が気づいていなかった実績や評価があるとプラスに働く。(40代・男性)
  • 人付き合いを大切にしていたことがわかる。(40代・女性)
Q4.リファレンスチェックのデメリットだと感じることを教えてください。(複数回答)
その他と答えられた方の回答より
  • 現職で低評価だと、次の職場で活躍可能でもリファレンスチェックによって落されてしまう可能性がある。(30代・男性)
  • 上司との関係が悪い場合には、不利になることがあるだろうと予測される。(40代・女性)
Q5.転職のご経験はありますか?
Q6.「転職のご経験がある」と回答された方にお伺いします。
リファレンスチェックの経験はありますか?
Q7.最も入社を希望する企業の選考にリファレンスチェックがあった場合、どのように対応をしますか?
その他と答えられた方の回答より
  • 現職場以外であれば受ける。(40代・男性)
  • チェックの結果、プラスに働く要素があったら待遇をあげてもらうことを条件に受ける。(40代・男性)
  • リファレンスチェックの必要性が社内的にどれくらいのプライオリティーかを質問する。(50代・男性)
Q8.転職希望先の企業に職場での成果を伝えるために行なった(行なっている)ことがあれば教えてください。
  • レジュメでは定性的にだけではなく定量的に成果をきちんと書き、面接でも同じ内容を両方の観点から伝えることを心がけている。(30代・男性)
  • 企業調査と想定課題の設定によりできることを伝える(40代・男性)
  • 職務経歴書とは別にプレゼンテーション資料を用意する。成果物がある場合、面接に持参する。(40代・男性)
  • 実績を数値化してのアピール。但しその数値自他の裏付けは明確にはない状態なので、そこに至るまでのプロセスなどを説明し、納得を頂ける説明の仕方をするなど工夫をした。(40代・男性)
  • どれだけの企業ベースで、どれだけのパーソナルパフォーマンスを成し得たかを細かくステージスピーチ感をもって伝える。(50代・男性)
  • 具体的なエピソードを提示して、実績および人物を伝える。(50代・男性)
Q9.職場の同僚や後輩からリファレンスチェックの回答依頼を受けた経験はありますか?
Q10.職場の同僚や後輩からリファレンスチェックの回答依頼を受けたことがある方に伺います。記入に際し困ったこと、大変だったことがあれば教えてください。
  • リファレンスチェックは通常複数人から取らないといけないので、自分の転職を知っている限定的なメンバから適切な人を選び、且つその人たちに協力を仰がないといけないことが本人だけではなく、協力者の手間にもなる。つまり、完全に信頼関係から成り立っている制度だと思われる。(30代・男性)
  • 外資に在籍してた際の本社の同僚が日系企業を受けたときに依頼された。その日系企業への自分のアピールにもなると思ったのでウェルカムだった。(40代・男性)
  • 電話で受けたので、特に大変ではなかったが、その場で質問に答えるので言い回しに考えることはあった。(40代・男性)
  • 本音として、現職に留まって欲しいヒト、そうでないヒトにより、コメントは変わる。いずれにせよ、信頼をして依頼されているので、ネガティブなことはコメントしづらい。また、一緒に働いた時間が比較的、短かった際。(40代・男性)
  • 給与や日本の労働基準法の話まで行き、人の人生も含めて、今後の人間関係や人生を左右してしまうので、あまりにも給与に対して露骨に言ってきたり、センシティブなことは、ただでさえ「言葉」は難しいため、差額などあると死活問題になりかねないと思いました。(40代・女性)
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