みなさんの声を活かすためのユーザーアンケート集計結果
177回 アンケート集計結果

「ワーケーション」について

「ワーケーション」の認知度は69%
30代の63%、40代の58%、50代の52%がワーケーションを「してみたい」と回答。
今回は「ワーケーション」についてお聞きしました。

「ワーケーション」の認知度は69%(「内容も含めて知っている」37%、「概要だけ知っている」32%)、ワーケーションをしてみたいと「思う」「どちらかと言えば思う」方の合計は57%でした。年代別で見ると30代が最もワーケーションへの興味が強いと言え、ワーケーションをしてみたいと「思う」「どちらかと言えば思う」の和は63%に。40代では58%、50代では52%でした。

ワーケーション経験の有無については「したことはないし、これからするつもりもない」と回答した方が最も多く66%に。理由の1位は「旅行・帰省先でまで仕事をしたくない」53%2位「社内で認められていない」36%3位「出勤しなければできない仕事である」32%となり、仕事とプライベートを分けたいと考える方、実現は難しいと考える方が多いようです。

アンケートでは、ワーケーション経験者にそのメリットやデメリットなども伺っています。ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。

今月もご回答ありがとうございました。現在実施中のアンケートにもぜひご参加ください。
アンケート実施期間 : 2020年10月30日 ~ 2020年12月24日有効回答数 : 2,528名
Q1.「ワーケーション」という言葉をご存知ですか?
Q2.「ワーケーション」とは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、旅行や帰省先で働きながら休暇を過ごす新しい働き方です。
ワーケーションをしてみたいと思いますか?
よろしければ、その理由も教えてください。
思うと回答された方
  • ワークライフバランスを保つために、いい環境下で仕事が出来、 休暇も取れれば作業効率も上がると思われるから。(30代・男性)
  • 伸び伸びと創造的な仕事をするためには、自宅やオフィスではなく、普段いない場所に行って刺激を得る必要がある。(30代・男性)
  • クリエイティブな発想が生まれそう。また、地域活性化の一助となりそうだから。(50代・男性)
  • 実際にはワークのみの日常であり、バケーションがあったとしても頭から仕事が離れない。いっそのこと、組み合わせて出来るならばやってみたい。(40代・男性)
どちらかと言えば思うと回答された方
  • 働きながら旅行するというのは夢のような話でぜひやってみたい一方、同僚や取引先との仕事も欠かせないので、実際にはハードルが高そうな気がしてしまいます。(30代・男性)
  • 旅先で仕事になると、一人であれば問題ないがパートナーと一緒だと「旅先でも仕事?」と聞かれ険悪なムードになる恐れが考えられる。ただ、仕事と休暇をうまくスケジュールすれば滞在時間を長く確保できるメリットも!(30代・男性)
  • 関心はあり体験してみたいものの、旅行などしながら仕事をすることで結局どちらも中途半端にならないか心配な面はある。(40代・男性)
  • みんなが仕事をしている時に、自分だけ完全に休んでいると後ろめたい気持ちがしてかえって気が休まらない。ワーケーションという形で仕事を少しこなしつつ休暇も取るという形なら、通常休暇以外に休みを取りやすいのではないかと感じている。(50代・男性)
どちらかと言えば思わないと回答された方
  • 出来れば仕事とプライベートは分けたい。本人の意思でバケーション中に仕事をするのはアリと思うが、それを期待されるように、または、普通になってしまう可能性が高いから。(50代・男性)
  • 仕事柄、普段から自席以外でも常に周りを注意して見るのが当たり前の状態なので、完全に休日は仕事を離れたいから。(50代・男性)
  • ネット環境などの保証がないので実際の業務ができるか不安。ホテル等の宿泊施設のネット環境(特にwifi)は室内や部屋の位置などで安定していない場合があり不安がある。ワークスペースの確保ができるか不安。(40代・男性)
  • 魅力的には感じるが仕事は仕事、プライベートはプライベートで分けて考えたい。(30代・男性)
思わないと回答された方
  • 休暇中は仕事のことを忘れて遊んでいる方が仕事につながる気づきがある。なのに仕事をしながら休暇を楽しむと気づきが少なくなる。(40代・男性)
  • 集中できないと思うし、気持ちの切り替えが難しいので業務精度と効率が下がる気がする。(50代・男性)
  • 仕事にも旅行にも集中できない。一緒に旅行している家族や友人にも失礼。(50代・女性)
  • 仕事を頑張る為に取得しているリフレッシュ休暇中に仕事をするのはナンセンス。(30代・男性)
Q3.ワーケーションをしたことがありますか?
Q4.Q3で「したことがある」と回答された方にお伺いします。
ワーケーションのメリットだと感じることを教えてください。
その他と答えられた方の回答より
  • 移住とは違って現状の生活を維持しながら出来ること。(40代・男性)
  • 休暇中に溜まる仕事を減らせ、帰ってからの仕事量が増えない。(50代・男性)
  • 時間ロス機会ロスが無い。(40代・男性)
Q5.Q3で「したことがある」と回答された方にお伺いします。
a) ワーケーションのメリットだと感じた具体的なエピソードがあれば教えてください。
  • スマホやタブレットさえあればどこでも出来る仕事なので、遊びに行った先での少しの空き時間で仕事ができ時間に無駄が無かった。(40代・男性)
  • なかなか休みが取れない仕事だったが、旅先で仕事をする前提で休暇を取得した。結果、両方楽しむことができた。(30代・男性)
  • 平日の安く空いている時にバケーションできる。(50代・男性)
  • 家族の予定に合わせられる。以前は仕事があるので家族で旅行できなかったが、仕事もできるリゾート施設を探しそこへ家族で旅行に行った。(50代・男性)
  • 家族やパートナーと休みが合わない場合でも一緒に出かけることができる。二日以上の休みが取れない場合でも、観光を一日、残りの日程は旅先で仕事、業務外の時間は観光や地元の食事、というフレキシブルな予定が立てられる。(30代・男性)
  • 休みの合間をぬって仕事ができるので、家族の要望も満たせて便利です。(40代・男性)
  • 一時期両親が海外で生活をしており、仕事はネットにつないで作業ができたためひと月ほど遊びに行った。作業が行き詰まったら建物内にあるプールでひと泳ぎし、リフレッシュしてから再度作業を再開。煮詰まっていた作業がスムーズに進んだ。(40代・男性)
  • ネットワークが繋がるキャンプ場で実施してみました。リフレッシュもできてアイデアも浮かび、良い仕事ができたと思います。(40代・男性)
  • 会社の制作物などを見る際に、クライアントと同じような目線でチェックすることが可能になり、おかしい点や足りない点に気付くことができる。(40代・男性)
  • ホテルで数日間環境を変えて仕事をするだけで、リラックスできて効率が上がり、やる気も出てくると感じた。(40代・男性)
  • 海の音を聞きながら仕事するのは気分がリフレッシュできて良かった。(30代・男性)
  • 余暇を過ごすことが前提のため、限られた時間の中でタスクの優先順位を付けて効率良く行なうようになる。また、余暇中の気分転換として仕事を行うことで平常心に立ち返れる。(40代・男性)
b) ワーケーションのデメリットだと思ったことがあれば教えてください。
  • 短期滞在だと、行きたい場所があったりと遊んでしまう。(30代・男性)
  • どちらつかずの印象を家族に与えてしまった。(50代・男性)
  • 通信環境が常に整っている保証がなく、業務上の関係者に迷惑を掛けてしまうことがある。(50代・男性)
  • 休みに来ているのに仕事をし過ぎてしまうことがある。バランスの自己コントロールが重要だと思う。(30代・男性)
  • Web会議が立て続けに入っているとリフレッシュがしづらい。一人で行くと問題ないが、家族と行くと会議がしづらい。(会議場所が確保しづらい)(40代・男性)
  • イレギュラー(トラブル等)発生時に対応しにくい。(40代・男性)
  • 仕事を予定通りに片付けられないと、リフレッシュどころか逆にストレスになる。(40代・男性)
  • 向いている人と向いていない人、向いている職種と向いていない職種がある。(40代・男性)
  • あくまで仕事基準で休暇のスケジュールを組むため、制限も生まれる。(30代・男性)
  • 家族などとの旅行だと観光スケジュールを詰めすぎるとワークができない。(50代・男性)
  • 原本にサインや押印が必要な場合は、コンビニ等でのプリントアウトし、スキャンデータを送付する等、余計に時間を要す場合があること。(40代・男性)
  • 常に仕事が頭の片隅にある。(40代・男性)
Q6.Q3で「したことはないし、これからするつもりもない」と回答された方にお伺いします。
その理由を教えてください。
その他と答えられた方の回答より
  • 公私のメリハリをつけたいため。(40代・男性)
  • 今の会社にそのシステムがない。(30代・男性)
  • 宿泊地のネットワークに不安がある。(30代・男性)
  • 旅先や帰省先で出社時と同じパフォーマンスを発揮出来るとは思わない為。(50代・男性)
Q7.出社した場合と、会社以外の場所で働いた場合とで、生産性に差があると感じますか?
選択された内容についてその理由を教えてください。
感じると回答された方
  • 短時間で認識合わせが必要な局面だと、出社以外(オンラインミーティング)が非効率になるケースがある。特に、OJTも含むような場合は、トレーニーに配慮する必要があると考えており、オンラインで業務指示、課題収集、課題解消法立案と実行を効率的効果的に実施するのは難しいと感じることがある。(30代・男性)
  • 相談や報告等で手が止められやすく、重要度の低い会議に時間を取られることが少ない在宅勤務等の方が生産性は上がる。ただ、家族より自宅の用事等こまごましたところを言われやすく、家族の理解が必要。(40代・男性)
  • 会社以外の場所での業務の方が生産性は高い。集中力が増し生産性は高いと感じる。(30代・男性)
  • 出社した場合のほうが圧倒的に効率が良い。仕事するしか無いから気持ちが切り替わる。(50代・男性)
どちらかと言えば感じると回答された方
  • 苦手としている仕事や、気分の重い仕事は出社している方がやりやすい。(30代・男性)
  • 仕事の種類による。一人で考える仕事は電話や打ち合わせの邪魔が入らない在宅の方が集中できるが、話し合って進めていくものはやはり対面で出社してやった方が良い。(30代・男性)
  • 在宅勤務の場合、通勤時間の無駄がなくストレスが軽減するのは良いが、ちょっとした確認事項もメールやチャットに頼るため仕事のスピード感に影響がある。また自宅にスキャンやコピーなどのOA機器が揃っていない点もデメリット。(40代・男性)
  • 出社した場合、気分的にも緊張感があり同僚と同じようなペースで仕事をこなせるが、会社以外の場合ではマイペースになりがちでけじめが付けづらい。(50代・男性)
どちらかと言えば感じないと回答された方
  • どちらかというと感じないが、顔を合わせること、同じ空間にいることによるノンバーバルから感じ取れる・汲み取れるも多く、そこに価値があると感じるため。(40代・男性)
  • 時々、直接顔を合わせて話がしたい場合もあるが、多くの仕事は、会社のネットワークにアクセスできる環境であれば、問題なくできることが多いため。(50代・男性)
  • ネット環境や在宅勤務の体制を会社が積極的に整えていれば、あまり支障がないことを実際に在宅勤務をして感じた。(30代・男性)
  • 出社した際にすべき仕事と、そうでない仕事を区別すれば問題はない。(50代・男性)
感じないと回答された方
  • モチベーションが高ければ関係ないと思います。逆に低ければ差は出ると思います。(30代・男性)
  • 出社した方がメリハリがあって仕事が捗る感じがする。しかしながら、移動時間を加味すればトータルの生産性は変わらない気がする。(30代・男性)
  • それぞれのメリット、デメリットがありほぼ相殺されるように思う。(50代・男性)
  • 基本パソコンさえあればできる仕事なので。(40代・男性)
Q8.今後、ワーケーションという働き方は広がっていくと思いますか?
選択された内容についてその理由を教えてください。
思うと回答された方
  • コロナによって、出社しなくてもできる仕事が顕在化してきたから。(30代・男性)
  • 企業も国もワーケーションを推奨しようとしている。また、コロナ禍で今までの働き方が一掃される可能性もあり。職場だけではなく、自宅や旅行先、出張先などでも効率的に働ける環境を作る必要があるため。(30代・男性)
  • 「オフィスにいなければできない仕事ではない」という前提条件はあるが、休日の分散取得・観光需要の拡大などメリットは総じて大きい。(50代・男性)
  • コロナを経験して、やむを得ずテレワークを導入した多くの会社が「思ったよりも業務がスムーズに進む」という感覚を持ったはずである。こうなると「仕事」と「プライベート」の境界線は曖昧になる可能性はあるものの、敢えて境界線を作らない方が上手くいくこともあると感じるため。(40代・男性)
どちらかと言えば思うと回答された方
  • 今までは長期休暇を取得しなければ行けなかった・できなかったことが、ワーケーションをうまく取り入れることによって可能になり、自分の時間を好きなように設計できることは人生の豊かさに繋がる。興味の無い人はしなければいいだけで、選択の自由が大切だと思う。(30代・男性)
  • ワーケ-ションでも生産性・効率性について問題がない業種、職種においては、世の中の経済を活性化できるし、企業にとってもメリットがあるので広がっていくと思う。(50代・男性)
  • 世間的には、多様性や個人の自由を尊重する時代になっているので増えると思います。ただし、企業のルール作りがボトルネックになる可能性があります。(30代・男性)
  • 今後、社員を業務委託として雇う企業が増えてくると思う。即ち、休暇など関係なく仕事しないと契約を解消される恐れが増加するため、嫌でもワーケーションせざるを得ない人が増えるのではないかと思う。(40代・男性)
どちらかと言えば思わないと回答された方
  • 多様性を認めるのは良いが、周りが寛容になる必要があるため。(40代・男性)
  • 日本の文化に合わないと思う。そもそも休みを取ることすらまだ簡単じゃないと思う。(30代・男性)
  • ワーケーションではなく地方や実家の近くに半永久的に移住する人が増えるため、必ずしもワーケーションが広がるとも言えない。また、サービス業などデスク作業でない職種ではほとんど増えないと思われるため。(40代・男性)
  • 従業員の時間管理を重視している企業が多いから。成果のみで評価できる企業が増えれば状況は変化するだろう。(50代・男性)
思わないと回答された方
  • 現状、テレワークが管理出来ず戻す企業が多い中広がるとはとても考えられない。(40代・男性)
  • 仕事と休暇の境がなくなると逆に労働者にとって負担。(50代・男性)
  • 働きながら休むという考えに賛同する人が多いとは思えない。(30代・男性)
  • ワーケーションができる職種・業態が限られる。プレミアムフライデーと同じく浸透しない。(40代・男性)
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