みなさんの声を活かすためのユーザーアンケート集計結果
176回 アンケート集計結果

「パラレルキャリア(副業)」について(2020年版)

パラレルキャリア・副業を実施している方は26%
73%が今後の働き方として「本業以外にも第2の仕事・活動をしたい」と回答。
今回は「パラレルキャリア(副業)」についてお聞きしました。
同テーマのアンケートは2019年6月にも実施しています。今回は過去の調査結果との比較も交えながら集計結果をご紹介します。

パラレルキャリア(本業以外での活動)もしくは副業の実施状況については、「している」26%でした。2019年調査時の24%から2ポイント上昇したものの、実施している方はまだまだ少数派であると言えます。

パラレルキャリア・副業を実施している方にその理由を伺った結果では、第1位は「報酬が得られる」62%。得られた年収は「5万円未満」が最も多く28%でした。

今後の希望する働き方については、「本業以外にも第2の仕事・活動をしたい」73%となり、2019年調査時の68%から5ポイントアップしています。第2の仕事・活動をしたい理由として、コロナウイルスを例に挙げ「リスクヘッジの必要性を感じる」といった声の他、「自身の成長のため」「本業でさらに成果を出すため」などの声が多く寄せられました。

今月もご回答ありがとうございました。現在実施中のアンケートにもぜひご参加ください。
アンケート実施期間 : 2020年9月1日 ~ 2020年10月29日有効回答数 : 4,028名
Q1.現在、本業以外での活動(パラレルキャリア)もしくは、副業をしていますか?
年収別
昨年との比較
Q2.Q1で「している」と回答された方にお伺いします。
本業以外の活動(パラレルキャリア)もしくは、副業をされている理由を教えてください。(複数回答可)
その他と答えられた方の回答より
  • レジャーの延長上にたまたまあった。(40代・男性)
  • ほぼボランティアで、頼まれて仕方なく。(50代・男性)
  • 元々やりたかった仕事なので。(40代・男性)
  • スキルを活かしたい。(50代・男性)
Q3.Q1で「している」と回答された方にお伺いします。
本業以外の活動(パラレルキャリア)もしくは、副業により得られている年収を教えてください。
その他と答えられた方の回答より
  • 収入は無い。(50代・男性)
  • 活動を始めたところのため収入はこれから。(50代・女性)
  • 売り上げによってまちまち。(40代・男性)
Q4.Q1で「している」と回答された方にお伺いします。
本業以外の活動(パラレルキャリア)もしくは、副業が、本業で役に立ったことはありますか?
Q5.Q4で「ある」と回答された方にお伺いします。
具体的にどのような点で役に立ったのか教えてください。
  • 副業での取引先が本業のお客さんになってくれた。(30代・男性)
  • プログラミングスキルが得られ、プログラミング思考が養われた。そのため、業務の効率化や理論的な施策立案ができるようになった。(30代・男性)
  • 本業とは異なる視点で事象をとらえる事ができるようになった。(40代・男性)
  • 本業では身に付かない、経験、知見、財務管理、リスク管理などが身についた。(50代・男性)
  • 本業は昭和の雰囲気の製造業で、副業は新しいインターネット通販サイトの物流倉庫のため、システムの作り方、業務フロー、人材管理、など学べる点が多い。(40代・男性)
  • 仕事をお願いする立場とお願いされる立場、双方の気持ちを汲み取れるようになった。(30代・男性)
  • 視野が広がった分、精神的に楽になりました。また、思考が豊かになりました。(40代・男性)
  • ひとつのプロジェクトを、他の社員とは違った視点で捉えることができる点。(40代・男性)
  • 副業を通じて専門性を高めることによって、本業の品質向上に役立てることができる。(50代・男性)
  • 慣例や風習など一辺倒になりがちな考え方などを改めることが出来たこと。(50代・男性)
  • 本業では出会えない人と出会えたことで、新規事業を立ち上げる際にすぐにアポイントメントが取得できた。異なる組織に属する人に、本業での人間関係等の悩みを相談できた。(30代・男性)
  • 自分の知見や経験を人に伝えることで、自分の知見の整理に役立つこと。(50代・男性)
Q6.Q1で「していない」と回答された方にお伺いします。
本業以外の活動(パラレルキャリア)もしくは、副業をされていない理由を教えてください。(複数回答可)
その他と答えられた方の回答より
  • 自分のスキルや経験が副業出来るレベルのものか不明。(40代・女性)
  • 本業に集中したいため。(50代・男性)
  • 転職活動中のため。(50代・男性)
  • 転職したばかりなので、まだ余裕がないが、興味はある。(50代・女性)
  • やりたい仕事が副業の範囲内で収まるサイズのものではない。(40代・男性)
  • いい副業がない。(50代・男性)
Q7.Q1で「していない」と回答された方にお伺いします。
本業以外の活動(パラレルキャリア)もしくは、副業に興味はありますか?
年収別
昨年との比較
Q8.Q7で「ある」と回答された方にお伺いします。
どのようなことに興味がありますか?(複数回答可)
その他と答えられた方の回答より
  • 書籍執筆。(40代・男性)
  • 基本的に在宅で可能な副業に関心あり。(50代・男性)
  • 農業。(40代・男性)
  • 金投資。(50代・男性)
  • コンサルタント業。(50代・男性)
Q9.Q7で「ある」と回答された方にお伺いします。
どのようなことに興味がありますか?(複数回答可)
年収別
昨年との比較
その他と答えられた方の回答より
  • 本業を固定せず、出来るだけ多くの分野で活躍したい。(50代・男性)
  • 本業・副業と定めない働き方。(50代・男性)
  • 本業で定年まで勤め、定年後は隠れ家的なマッサージサロンを経営したい。(40代・男性)
  • 安定した収入が確保出来れば海外(台湾、中国)で仕事したい。(50代・男性)
  • 起業、副業ともに考えている。(50代・男性)
  • 求職中のため、まずは本業を固めたい。(50代・男性)
それはなぜですか?理由を教えてください
本業以外にも第2の仕事・活動をしたいと回答した方の声
  • コロナで世の中が一変してしまい、以前にまして不確実性の時代となったから。将来に備えたい。(50代・男性)
  • 今回のコロナ禍のように、万が一の場合に備える為。一方が駄目でも、もう一方で生活を維持できる。また、様々な角度から物事を捉える事が出来、広い視野や人脈も作ることが出来る。(40代・男性)
  • 収入面での安定、本業と違った職種で仕事する事で楽しさを発掘出来る可能性がある。今以上にやりがいのある仕事に出会えるチャンスと思う。(40代・男性)
  • 収入のベースとなる本業はしっかり確保した上で、空いた時間を有効に使いたい。(50代・男性)
  • 違うコミュニティと接点を持つことで考え方も変わるだろうし、自分の居場所が複数あるのは精神衛生上も良いと思う。(50代・男性)
  • メインの仕事とは異なるプロジェクトで仕事をする中で、メインの仕事にも通じるアイディアに気付き、活かせることを多く経験したため。(40代・男性)
  • 本業に偏ることなく、広く社会貢献していくと共に自分の更なるスキル向上に繋がると考えているため。(50代・男性)
  • 業務の専門知識を高め、社外で通用するかどうか確認したい。または、セカンドキャリアに繋がる本業とは別の専門知識を身につけたい。(50代・男性)
  • これからの社会では、企業に勤めるだけではない時代と考えているため、スキルを活かした働き方、社会コミュニティーとの関係など多岐に渡る活動していきたいと考えているため。(40代・男性)
  • 不確実な時代なので、金銭的な意味でも長期的なリスクヘッジでも本業以外で稼げる可能性を持っておいた方が良いと考えるため。(40代・男性)
起業したいと回答した方の声
  • 生涯現役で働き続けたいから。(40代・女性)
  • 起業することで、定年の心配等なく活動出来るから。(50代・男性)
  • 自分のスキルを活かして新しい事業にチャレンジし、自己実現と収入の両方の満足を得たいからです。(40代・男性)
  • 企業で働いているだけでは仕事の幅に限界がある。(40代・男性)
本業1本で定年まで勤めたいと回答した方の声
  • コロナによる収入減により、現時点では副業もしたいが、できることなら本業一本が理想。(40代・男性)
  • 本業に専念することで大きな成果をあげたいため。(40代・男性)
  • 器用に本業と副業を行える自信がない。家族との時間が犠牲になってしまいそう。(40代・男性)
  • 興味はあるが、本業が忙しく、体力的に副業をやる自信がない。(40代・女性)
その他と回答した方の声
  • コロナ状況下で、副業が許可され、次の仕事を考えて副業を始めました。現在の業界の先行きが不透明な中、どのように就業していくのか、就業の形態も多角化(リモートなど)しており、様々な可能性を模索しております。(50代・女性)
  • その時々で環境が変化したり、自分自身の考えも変わるから。(30代・女性)
Q11.現在(もしくは直近)の会社の就業規則で兼業・副業は許可されていますか?
その他と答えられた方の回答より
  • 事前に申告すれば認められている。(40代・男性)
  • 原則禁止だが内容によっては認められる。(40代・男性)
  • 入社3年経過したら許可される。(30代・男性)
  • 原則、報酬を得るような活動は禁止だが、申請すれば活動内容によっては許可される。(30代・男性)
  • 例外的に認める規程があるが、例外が明示的でなく絶対禁止と同義になっている。(40代・男性)
  • 本業で役に立つことが条件、事実上の禁止に近い。(40代・男性)
Q12.Q11でお伺いした就業規則について、思うことがあれば教えてください。
副業が許可されている方の声
  • 許可はされているが、「実家の家業の手伝い」など制限が厳しく許可されているとは言えない。(30代・男性)
  • 同僚に迷惑がかからない範囲では問題ないと思うが、堂々と副業のために休み同僚に仕事を負担させるような人も見かけたので、会社としてある程度規則(本業に影響のない範囲だけ、同僚に迷惑をかけないような形で、など)は必要だと思う。(40代・女性)
  • 副業可能だが、土日や本業時間外が規則である。本業の〇〇%は新しいことへのチャレンジに正式に時間を割くような環境ではないと、会社でいくら新しいことへのチャレンジを掲げても、実現しなく、対外的なアピールにしかないため、その会社の本質が見抜かれる。(40代・男性)
  • コロナ以降会社が副業を認めているが承認が必要。なかなか言いにくい。(40代・男性)
原則禁止だが、容認されている方の声
  • 曖昧で不公平感がある。(50代・男性)
  • 業務に関連する副業は禁止されているが、境界が明確化されていないのでそこをハッキリさせてほしい。(40代・男性)
  • 本業に支障をきたさない程度になるが、支障をきたすかどうかは本人次第でもあり、やはり基準が曖昧。(30代・男性)
  • 容認しているのであれば、禁止事項としなければ良い。競合する業種に限り禁じるのは理解するが、むしろ技術向上や知識習得と前向きに捉えて副業を認めたら良いと思う。(40代・女性)
明確に禁止されている方の声
  • 本業に支障がなければ禁止すべきことではないと思う。今後、終身雇用がどうなるか見えない中、副業を禁止する理由が見えない。(40代・男性)
  • 本業に集中してほしいと考える経営者の気持ちも理解できるが、従業員の多様性を伸ばす効果もあるので、柔軟な考えに切り替えてほしい。(40代・男性)
  • 今の時代、特にコロナ禍においては副業認めるべき。ただし本業に支障をきたさないようにする仕組とチェックが必要。(50代・男性)
  • 職種として守秘義務な内容が多いので納得している。(50代・男性)
  • 副業は本業にも多くのメリットが生じることがあるため、今のこの時代に副業禁止をしていることは、現代社会からの遅れを非常に感じている。(50代・男性)
  • 外部の知見を活用したり、新たな気づき(学び)を得る機会にもつながることが会社の発展にも寄与できると考え見直しを期待したい。(50代・男性)
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