みなさんの声を活かすためのユーザーアンケート集計結果
第175回 アンケート集計結果

「ミドルの転職理由」について

ミドルの転職理由、第1位は「会社の将来に不安がある」。
転職で実現したいこと、30代・40代は「給与・待遇のアップ」、50代は「経験・能力が活かせるポジションへの転職」。
今回は「ミドルの転職理由」について伺いました。

ミドル世代の転職理由として最も多かったのは「会社の将来に不安がある」で40％。アンケートでは転職を考え始めた時期がコロナ禍以前からか、以後からかも伺っていましたが、時期別に見ても「会社の将来に不安がある」が転職理由の第1位でした。

転職で最も実現したいことを伺った結果では、第1位は「給与・待遇のアップ」で27％。年代別に見ると結果は異なり、30代・40代では「給与・待遇のアップ」が、50代では「経験・能力が活かせるポジションへの転職」が第1位でした。年代が上がるにつれて、重視することが衛生要因から動機付け要因へとシフトしている様子が伺えます。

集計結果内では、アンケートに寄せられた生の声を多数ご紹介しています。
転職活動の合間にぜひご覧ください。
アンケート実施期間 : 2020年7月1日 ～ 2020年8月31日有効回答数 : 2,950名
Q1.転職を考え始めたのはコロナ禍以前ですか、以後ですか？
Q2.Q1で「コロナ禍以前から」「コロナ禍以後から」と回答された方にお伺いします。
転職を考えたきっかけ・理由を教えてください。（複数回答可）
その他と答えられた方の回答より
  • 定年後の仕事を考えて。（50代・男性）
  • プロジェクトが一段落ついた。（40代・男性）
  • 地元へのUターン。（50代・男性）
  • 通勤時間の改善。（30代・男性）
Q3.Q1で「コロナ禍以前から」転職を考えていると回答された方にお伺いします。
コロナ禍以前と以後とでは、転職理由に変化はありますか？
Q4.Q3で「ある」と回答された方は、どのように変化したか具体的に教えてください。
  • コロナ禍の中、私のスキルが社会に役立てることができないだろうかと強く思うようになった。そして、1人でできることには限界があり、チームや人との繋がりによってより良い環境が創出されるということに気づかされ、組織やチーム結束が強い企業を希望する思いが強くなった。（40代・男性）
  • より会社の体制に疑問を持った。また、社会に貢献したい気持ちが強くなった。（40代・男性）
  • 以前は特に理由とはしていなかった「多様な働き方・柔軟な働き方を会社が積極的に採ろうとしているか」という点が強く意識されるようになった。（40代・男性）
  • コロナ禍においてリモートワークの導入などが消極的で、働き方や待遇に対してもっと社員を大切にする会社が良いと思った。（30代・女性）
  • 待遇や環境の改善が主だったが、収入の維持がメインに変わった。会社としての安定や、維持するモチベーションがあるかどうかを見るようになった。（30代・男性）
  • 自分が試してみたいと思っていた業種の募集が極端に減った。どのような経済状況になってもある程度立ち回れる企業(不況に強い)を選ぶ意識が強くなった。（40代・男性）
  • 社会貢献に関われる、また社会貢献されている方達を支える業種の選択ウェイトが増した。（50代・男性）
  • コロナによる経費削減が給与面に影響を及ぼしている為、転職理由の内で給与面の改善が占める割合が大きくなった。（40代・男性）
Q5.今後、転職をした場合に実現したいと思うことは何ですか？（複数回答可）
Q6.Q5で選択されたものの中で“最も”実現したいことは何ですか？
その他と答えられた方の回答より
  • 企業価値向上に寄与できる仕事への転職。（40代・男性）
  • 社会への貢献。（50代・男性）
  • 企業ビジョン・経営者のビジョンへの共感。（40代・男性）
  • カルチャーフィットする会社での就業。（40代・男性）
  • 地元への貢献。（40代・男性）
  • 「一番」はない。（40代・男性）
よろしければ、実現したいと思う理由も教えてください。
給与・待遇のアップについて
  • 社会的に先行きが不安な為、出来るだけ貯蓄したい。（40代・男性）
  • 昇給は見込めず、今のままでは老後の資金に心配がある。（40代・女性）
  • 家族が増え、今後、子供たちに示せる可能性（進学や留学など）を少しでも増やしたい。（30代・男性）
  • 現状はいくら働いても、成果を上げても給与基準が低い会社なので、もっと収入が得られる会社で目一杯働きたいからです。（40代・男性）
  • 年齢的に働ける時間が少なくなってきている。老後の備えを最大限にするためにも、収入が多いことに越したことはない。（50代・男性）
  • 自分の力を発揮し、評価され収入に反映されれば言うことないから。（40代・男性）
経験・能力が活かせるポジションへの転職について
  • 今までの経験やノウハウを活かして、新たな環境でチャレンジしたい。また同時に人材育成に貢献していきたい。（50代・男性）
  • 自分自身が経験してきたことが、どこに行っても再現性がある結果を出すことが出来る事を証明したい。（50代・男性）
  • これまでの経験と業務に携わってきた備えた能力を持って、これからは経営に直結する成果にチャレンジしてみたい。（50代・男性）
  • これまでの転職においても経験や知識を生かすことを通じて、さらなる知見を広げたり、活躍できる場面に出会ってきたから。（40代・男性）
やりたい仕事ができる環境での就業について
  • 現在管理職でありながら実務に負われ、本来やるべき制度改革などの業務に取り組む時間的余裕がないことにジレンマを感じているため。（50代・女性）
  • やりたい仕事でないと、成果が上がらずストレスになる。（40代・男性）
  • 毎日する仕事だから、好きな事で働きたい。仕事がプライベートと同じくらい楽しいのが理想。そうすれば自ずと給与も上がっていくと思うので。（30代・女性）
  • 現職では不本意な仕事に従事せざるを得ず、結果として大幅にモチベーションが下がってしまった経験から、やはりやりたい仕事ができることが重要だと感じているから。（40代・男性）
安定的・長期的な就業の確保について
  • 一般的な定年年齢が近づいてきているので、定年年齢の高い企業で安定して働きたい為。（50代・男性）
  • 今は難しいかもしれないが、現在の業界がシュリンク傾向にある。安定的な業界が望ましい。（50代・男性）
自分が成長できる環境での就業について
  • 専門職としてのスキルをより高めることで、不況が来ても存在価値がある人材となれるから。（30代・男性）
  • キャリアを維持向上し続けるには、自分が成長するしかないと考えているため。（30代・男性）
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