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164回 アンケート集計結果

「男性の育休」について

男性の育休取得について、「賛成」85%
取得率が低い理由、第1位は「社内に休暇自体を取りやすい雰囲気がない」で71%。
今回は「男性の育休」についてお聞きしました。

男性が育休を取得することについては、85%が「賛成」と回答。「賛成」の方からは、男性の育児参加の必要性や、少子化の是正、女性の社会進出などを理由に挙げる声が多く寄せられました。

男性の育休として妥当な期間を伺った結果では、第1位は「1ヵ月~3ヵ月未満」で23%に。一方で、これまでに育休を取得したことのある男性の休暇期間は、「3日~5日未満」が最も多く(26%)、「1ヵ月~3ヵ月未満」の休暇を取得した方は9%に留まりました。

男性の育休取得率が低い理由を伺った結果では、第1位は「社内に休暇自体を取りやすい雰囲気がない」で71%、次点は「社内制度が十分でない」で60%でした。取得率向上には、社内の環境整備が肝と言えそうです。

今月もご回答ありがとうございました。現在実施中のアンケートにもぜひご参加ください。

アンケート実施期間 : 2019年8月1日 ~ 2019年8月29日有効回答数 : 2,404名
Q1.男性が育休を取得することについて賛成ですか、反対ですか?
賛成の声
  • 今や女性もフルタイムの仕事を持っている確率も高くなり、夫婦両者間での差異は減りつつあります。育児休暇は女性だけのものでもなく、夫婦共にあるべきだと思います。(40代・男性)
  • 必要に応じて、家族で相談して育児休暇を取得すべき。女性だけが育児する時代では無いと考えます。(40代・男性)
  • 育児休暇は男性でも取る権利はあるし、父親であると言う責任もうまれると思う。また育児は大変なので、その大変さを女性だけに押付けることが少なくなると思うため。(30代・女性)
  • 核家族化が進み、近くに育児を助けてくれる親族がいない場合も多い。女性1人で育児と家事をこなすことは大変だと思うから。(20代・女性)
  • 実際に自分が育児を経験して、こんな素晴らしいことをやらないのは勿体ないと思います。(40代・男性)
  • 社会的には賛成、但し、収入面や家事能力などを考えると現実的にはハ-ドルが高い。(50代・男性)
  • 協力しなければ少子化を止められない。(50代・男性)
  • 女性管理職の積極的な登用など、男女の仕事の領域に差はなくなってきつつある。企業が有能な人材を確保し続けるためも、育児が仕事に影響しないよう、制度を整える必要がある。(40代・男性)
反対の声
  • その制度が整った会社はごく一部、世間に認知されていない、取得すれば風当たりが強い。(40代・男性)
  • 男性ができることは限られているので、かえって手間をかける可能性もある。そうなるくらいなら、仕事に専念して収入を得た方がよい。しかし、職場が許容するなら、他者がとやかくいうものでもない。(30代・男性)
どちらでもないの声
  • 会社規模や家庭環境によって、一概には言えない。近くに親が住んでいれば子供の面倒を分散できるが、そういう環境でなければ、夫婦が協力する必要がある。(40代・男性)
  • その時の自身の状況と、勤務先の状態を考えてからしか決断出来無いから。(60代・男性)
  • その家庭の状況により担当を決めればよいから。(40代・男性)
  • まだまだそんな企業風土が根付いていないところが多く、環境的には賛成できないが、将来的には取得すべき。(40代・男性)
Q2.男性が育休を取得する際の妥当な期間はどのくらいだと思いますか?
Q3.男性の方にお伺いします。
もしこれからお子さんが生まれるとしたら、育休を取得したいと思いますか?
Q4.男性でかつ、お子さんをお持ちの方にお伺いします。
これまでに育休を取得したことはありますか?
Q5.Q4で「ある」と回答された方にお伺いします。
育休の期間を教えてください。
育休の取得に際して、上司への相談の仕方や仕事の引継ぎなどで工夫したことがあれば教えてください。
上司や同僚とのコミュニケーションについて
  • 先ずは自分の置かれている家庭環境を隠さず話し、育児休暇が必要な時があるかもしれないと相談しました。引き継ぎが極力発生しないように、在宅勤務できる環境を整えるように工夫しております。(50代・男性)
  • 早めの相談を心掛けた。関係者には一対一の話し合いで伝えた。(30代・男性)
  • 家族を如何に大切に思ってるかを伝え、仕事に戻って来たら その気持ちと同じぐらい真面目に仕事に打ち込むであろうと思わせる様に対人に対する真摯な姿勢を伝える。(40代・男性)
引継ぎ方法について
  • 取り引き先の特性についてレクチャーしておく。(40代・男性)
  • 10営業日取得したが、誰に何を引き継ぐかのプランを事前に自身で用意した上で、基本的には決定事項として上司へ相談した。(30代・男性)
  • 数ヶ月前から育休中の仕事の引き継ぎを計画的に進めました。とにかく、早めに上司に報告して下準備をするのが一番重要。(30代・男性)
休み方について
  • プロジェクトの切れ目にあわせて、有給と育休を合わせて取得することにより、周囲への影響を最小限に抑えた。(30代・男性)
  • 連続して取得ではなく、毎週3日で取得を数ヶ月取得した。(50代・男性)
  • 休暇の必要性を証明できる様な、何らかの証明書や、計画書等を添付する。(50代・男性)
働き方について
  • 私の場合は夏季休暇+αという形で取得しましたが、私が担当している海外との電話会議は自宅から行う等、テレワークを積極的に活用することで、仕事への影響を最小化しました。(40代・男性)
  • ゼロか100という考え方ではなく、必要不可欠な時は出社するなど、結局バランスの取り方が大切。(40代・男性)
  • 職場には勤務せず、リモートで緊急な連絡は取れる状態、且つ、メール処理や企画書作成など、自宅でも可能な業務や必要だった時間をリモート勤務扱いにトライさせてもらうべく事前に了解を得て、のちに制度ができた。(50代・男性)
育休を取得してよかったと思うことがあれば教えてください。
  • 乳児期の子供を相手にすることの大変さと喜びを身をもって体験できたこと。また、後輩が続く空気を作れたこと。(30代・男性)
  • 仕事に対するモチベーションと会社に対する感謝が増した(40代・男性)
  • 2人目出産の時に取得したが、当時2歳だった長男と向きあうことできて、とても楽しかった。(40代・男性)
  • 赤ちゃんとの生活は楽しいだけでなく、大変なことも色々あることを、出産直後に夫婦で一緒に経験することで、互いへの理解と絆が深まったと思います。また、仕事の面でも、育児休暇を取得したことで、家庭を犠牲にしているという負の感情を抱くことなく仕事へのモチベーションを高める結果になりました。(40代・男性)
  • 育児の苦労を体験することと、自分の体験を活かして部下や周囲へも配慮出来るようになったこと。(30代・男性)
  • 仕事での会話の幅が、ひろがりよかった。(40代・男性)
  • 産後直後から、夫婦二人で育児に携われたので、育児だけでなく家事も一通りのことは私(夫)も出来るようになりました。何よりも自分の子供を奥さん任せにせず、お風呂やミルクなどやることによって、父親と言う自覚が出来たと思います。さらにはそのことで、仕事にも一層やる気が増しました。(40代・男性)
  • 子どもの成長をすぐそばで見られた事と妻との関係、絆が強まった事です。(50代・男性)
  • 産前産後の、精神的・肉体的に最も大変な時期(母親が)に母親の負担を軽減することができたこと、夫婦で育児と向き合えたこと、夫婦間で育児観への温度差が生じなかったこと等。(30代・男性)
  • 次男の出産時だったので、妻の入院中は長男と二人で暮らし、いわゆるワンオペも経験でき、長男との絆も深まった。また、妻の復帰後の働き方や家事等について、夫婦ともに実体験に基づき相談ができ、とても良い時間だった。メディア、マスコミでは、すぐに父親が母親がとそれぞれのトピックにしたがる傾向があるが、親と子という関係性においては何ら違いがなく、子育てについては何ら特別なことではなく、食事をとるのと同じくらい、当たり前のことであると実感した。(30代・男性)
Q6.男性の育休の取得義務化についての議論が活発化していますが、義務化することについて賛成ですか、反対ですか?
賛成の声
  • 本来義務化する事では無いが、普及させるためにはルール化が有効と考えているから。(40代・男性)
  • 仕事も大切ですし、キャリアパスも重要ですが、いったん1~3ヵ月程度であれば、仕事を離れて子供や奥様との関係構築をするというのは、その後の人生が変わると思います。(50代・男性)
  • 取得しにくい環境は、義務化すれば変わると思う。(40代・男性)
  • 一定期間の義務化により取得率が上がる効果があると思われるため。取得率が上がって来たら義務化する必要は無く、キャリアを重視するか家族を重視して育児休業を取得するか自分で選べることが望ましいと思う。(30代・男性)
  • 定着させるには必要な手段だと感じる。(40代・男性)
  • 雰囲気面でまだ取得しずらい状況があるため、義務化したほうが取得しやすく、また取得への抵抗感が少なくなる。(40代・男性)
  • 男性の育児参加がなければ女性活躍はなりたたないから。(30代・女性)
  • 旦那が家にいて助かった経験がある。(40代・女性)
  • やはり育児休暇は男性は取りにくいので。(40代・男性)
  • 出産のない男性が親としての認識と愛情を深め、子供の世話というスキルを身につけるにはそれ相応の時間が必要だから。(30代・女性)
反対の声
  • 義務ではやる気が起きない。本人の意志がないのに義務的に行うのは非常に辛いことになると思うから。(40代・女性)
  • 子供を作るのは任意であるが、その後の子育てのための休暇が義務になるのは、子供を持たない人との差が生じるため。(50代・男性)
  • 国民休日や夏季休暇と同じで皆が同じようにシステムとして休ませることが国民性として幼稚。(40代・男性)
  • 生活費、会社での処遇などの実態がついてきていない。女性より男性の方が休んだ後の影響は大きい。(40代・男性)
  • 日本の企業全体に義務化するのは無理である。(50代・男性)
どちらでもないの声
  • 会社でどのようにみられるか、特に継続性のある仕事についている人ほど取得できないと思います。(50代・男性)
  • 取得には賛成だが、義務とするにはそれぞれの事情が異なる、画一的に決めるできではないと考えるため。(50代・男性)
  • 仕事とのバランスが守れるなら賛成。(40代・女性)
  • 義務化しなければ浸透しないと思うが、仕事内容やタイミングによっては長期間の育児休暇の取得が個人や会社の不利益になることもあると思うから。(20代・女性)
  • 義務は、男性側の意思や家族の意思が関係なくなっている様な感じがします。権利で十分だと思います。義務化しなくても会社が気持ちよく育休を取得することを応援して欲しいです。(40代・女性)
  • 取得するか否かは、当人とその配偶者(妻)で決めることなので、男性が・・・と議論するのもおかしい感じがする。(50代・女性)
Q7.男性の育休の取得率が低い理由は何だと思いますか?
その他と答えられた方の回答より
  • 馬鹿にされそうで、怖い。(40代・男性)
  • 仕事が回らなくなるため。(30代・男性)
  • 上司の理解がない。(世代間の意識の違い)(40代・女性)
  • 生活費確保のメイン担当が夫であることが多いため。(40代・男性)
  • そんなに誰もが育児に協力的にいたい男性ばかりでもない。(40代・男性)
  • 仕事を引き継ぐのが簡単では無く、取得後の立場が不明。(40代・男性)
  • そもそも取得することができない人員配置であるところが多いのではないか。(40代・男性)
  • 役職者など許可を出す方の考え方に育児休暇の考え方がないケースが多い。(40代・男性)
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