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163回 アンケート集計結果

「第4次産業革命」について

「第4次産業革命」の認知度は、年収の高さに比例。
働き続けるために必要なもの、第1位は「ヒューマンスキル」
今回は「第4次産業革命」についてお聞きしました。

「第4次産業革命」とは、AIIoTなどの技術革新を指し、将来あらゆる産業分野に大きな変革が起きることが予想されています。「第4次産業革命」という言葉の認知度については、年収の高さに比例して上がる傾向が見られました。

「第4次産業革命」によって職を失うことへの不安については、年収の高い層ほど「ない」と回答する方の割合が増えています。現在年収1000万円以上の「不安はない」という方からは、理由として「判断が必要な仕事だから」「対人間(交渉・教育など)の仕事だから」「仕事を作る立場だから」と回答する方が多く、「人」が強みを持つ分野の仕事を担っているかどうかが、不安の有無に関係していると言えそうです。

働き続けていくために必要だと思うものを伺った結果についても、「ヒューマンスキル(対人関係力)」が1位に。回答者の方からは、「結局ビジネスは人対人で成り立つ」「人間にしかできないことに集中することは重要なこと」といったコメントが寄せられ、よりよい未来を迎えるために人としてどう成長を目指すか、考えさせられる結果となりました。
アンケート実施期間 : 2019年7月1日 ~ 2019年7月31日有効回答数 : 2,404名
Q1.「IoT」「AI」などのコアとなる技術革新を指す“第4次産業革命”についてご存知ですか?
Q2.第4次産業革命によって、働き方や雇用にどんな変化が起こると思いますか?
その他と答えられた方の回答より
  • 大して変わらない。(40代・男性)
  • 創造的な仕事の増加。(希望的観測)(40代・男性)
  • 日本経済の国際的な地位低下。(50代・女性)
  • 特化した専門的な能力を持った人材の活躍。(40代・男性)
  • 新事業の増加。(趣味や娯楽の延長が事業化)(40代・男性)
  • 働くという考え方が変わると思います。(30代・男性)
Q3.第4次産業革命によって、職を失うことへの不安を感じることはありますか?
Q4.Q3で職を失うことへの不安を感じることが「ある」と回答された方にお伺いします。
その理由を教えてください。
その他と答えられた方の回答より
  • 機械学習などの、コントロールする側のスキルが無い。(40代・男性)
  • 新しいスキルを習得する機会がない。(50代・男性)
  • どの職業であっても置き換わる可能性は0では無い。(40代・男性)
  • 発注側の事業形態に変化があり、その影響で仕事の依頼が減る可能性がある為。(40代・男性)
Q5.Q3で職を失うことへの不安を感じることが「ない」と回答された方にお伺いします。
その理由を教えてください。
その他と答えられた方の回答より
  • 特定業界知見に自信及び実績があるため。(40代・男性)
  • 不安ではないだけで、危機感は持っている。(40代・男性)
  • 浸透する会社としない会社があり、又、それ以外に理由があると考えるので。(50代・男性)
  • デジタル化に伴い新しい仕事が生まれるから。(40代・男性)
  • 利用する立場になればよい。(30代・男性)
  • 直接的には関係のない分野なので。(40代・男性)
  • 第4次産業革命が、自分が働いている間にどれくらい現場にまで普及するかわからないため。(40代・女性)
  • 何事も人間が行うことだから。必ずどこかに人の手が入る。(40代・男性)
Q6.働き続けていくために必要だと思うものを教えてください。
その他と答えられた方の回答より
  • 徹底して楽しむ、楽しませるためのホスピタリティとスキル。(30代・男性)
  • 読解力・要約力。(要諦や全体を把握できる力)(50代・女性)
  • 好奇心。(40代・男性)
  • 複数の業界の経験値をつなげられる能力。(50代・男性)
  • オーナーシップとプロジェクトをやり遂げる強い意志。(40代・男性)
  • 情報とリスクに対する危機意識の向上。(40代・男性)
よろしければ、その理由を教えてください。
ヒューマンスキル(対人関係力)について
  • 対人関係はまだAIに置き換われない。(50代・男性)
  • 周りの環境は変わっても、仕事で必要とされるベーシックなスキルは変わらないと思うし、基本が出来ていればどのような環境でも何でもできると思うので。(50代・男性)
  • AIも所詮、まず人間が設定をしないと学習していかない。起点はあくまで人間である。人間にしかできないことに集中することは重要なことだと感じる。(40代・女性)
  • AI、IoTの普及により、人間は人間にしかできないことに注力することになる。それは単純作業や単なるITスキルではなく、ヒューマンスキルやクリエイティビティなど。それに関連するスキルは習得した方がよい。(40代・男性)
  • 最低限の先端技術を知ることは必要、その上でその技術をより効果的に使うための論理的思考力や、今以上に人との関係が希薄になるであろう世の中において、ヒューマンスキルは最重要になると感じるため。(40代・男性)
  • 様々なこ技術革新は全業界において必要ではあるが、結局ビジネスは人対人で成り立つため、確固たる人間力を持ってる人が勝ち残っていけると思うから。(30代・男性)
変化に対応できる柔軟な思考について
  • 今後は今までと同じ事や過去の実績を捨てないと、その次に進まないと考えてる。結局は、時代に生きれるやり方を柔軟に考えられる、また、実行できる事が出来なければ生き抜くのは難しいと思う。(50代・男性)
  • AIは膨大なデータの解析から行動を決定するが、人には過去に例のない新たな発想をし柔軟に考えて対応する力があるから。(40代・女性)
  • 時代の変化に対応できる柔軟性とビジネスパーソンとしての本質的な力の双方が必要と考えるため。(40代・男性)
  • 専門知識の習得や十分な情報収集など、事前準備は重要ですが、それでも必ず予想出来ない不特定なことは発生するため、柔軟に対応して、解決できることが必要だと思います。(30代・男性)
マネジメントスキルについて
  • 淡々と日々こなす業務が無くなっていくだけと認識している。そういう意味では楽な仕事は残らないのでマネジメントスキルを先頭に、新しい価値を築く事を何らかの形でしていかないといけない。と考える為。(40代・男性)
  • 管理職的位置付けであり、組織マネジメントはシステム化できないから。(40代・男性)
学び続ける姿勢について
  • 特に時代の変化に対応するためには学び続ける姿勢が大事だと思います。時代の変化も所詮、人間の学びから生まれるものなので、学び続けていれば問題ありません。(40代・男性)
  • 今までの経験と常に先端の技術に対して学ぶ姿勢を持つことが大切で幅広く知識を持って適切な判断をできる人材はめったに見られない。(50代・男性)
コンセプチュアルスキル(論理思考力・問題解決力)について
  • 非定型の業務の遂行には専門領域の知識や経験だけでなく、メタな問題解決能力、抽象化能力が必要。(50代・男性)
  • オペレーション分野の業務は減少する。その分、問題解決型の業務が増えると思われる。(40代・男性)
Q7.Q6で選択されたことを身につける・磨くために取り組んでいることを教えてください。
その他と答えられた方の回答より
  • 副業はじめ、社外のプロジェクトへの積極的な参画。インプットばかりしている時間がもったいない。(30代・男性)
  • 日々の職務を遂行していく中での実戦学習に重きを置いております。(30代・男性)
  • 本を読み、考え抜くこと。(50代・男性)
  • 海外の人たちとの交流。(40代・男性)
  • 異業種の方とも積極的にコミュニケーションをとり、情報交換をする事で視野が狭くならないようにする。(40代・女性)
Q8.新時代に期待すること、不安なことなどがあれば教えてください。
期待の声
  • どこまで技術が進んでいくのか、先がというより底が読めないという観点で、期待感があります。→想像がつかないというワクワク感のイメージ。と同時に、本当にAIが人類を超えてしまったらどうなるのかという不安めいた恐怖感があります。(40代・男性)
  • 国家としての日本の未来は不安だが新時代には期待しかない。便利で感動するような発明をどんどん見たい。(30代・男性)
  • 単純な労働集約型業務は自動化して、人が人らしく生き仕事が出来る時代を期待している。(50代・男性)
  • 退屈なルーチンワークが減り、性別や年齢や見た目に関係なく、その人なりの能力を発揮できて、みんながそこそこに幸せな生活が出来る世の中になればいいと思う。(50代・女性)
  • 働き方の多様化には期待しています。自分の強みを磨く時間も生み出せるし、ワークライフバランスも取りやすくなる。いい休みをとれれば働く力も向上する。楽しみなことばかりです。不安なことは特にありません。(40代・男性)
  • 答えがない曖昧な所で自分を表現できるながら楽しみでしょうがないです!(30代・男性)
不安の声
  • 人が変わらないと新技術も活かせない。変われるだけの柔軟性を持った「精神の若い人」はしかし、日本的な会社ではなかなか本流にはなれず、登用が遅れればいい方で、疎まれ弾かれることも多い。結果、日本は世界からますます取り残されていくのではないかと危惧している。(50代・男性)
  • ボーダレス化の更なる進展は期待すべきことだが、老若問わずそれについていけない人々も増加すると思われ、社会の荒廃が進むと懸念する。(50代・男性)
  • 40歳台後半以降、社会で求められているスキルがあるか不安。(40代・男性)
  • 生産性を低下させるのは昔の慣習に囚われた古い世代。それが時代の変化の阻害にならなければ良いと思う。(40代・男性)
  • 新時代に合わせ、また海外の成長に置いて行かれ無いための、企業マインドの変化が出来るか、不安。(50代・男性)
  • 仕事とは切り離して、人間関係がさらに希薄になっていくのではないかと危惧します。(40代・男性)
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