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152回 アンケート集計結果

「人生100年時代の働き方」について

82%のミドルが「定年後も何らかの形で働き続けたい」と回答
「人生100年時代」を見越した上での一番の不安は「貯蓄が不十分」であること
今回は「人生100年時代の働き方」についてお聞きしました。

「定年後も何らかの形で働き続けたい」と考えている方は82%。想定している働き方として1位は「起業・独立」、2位は「再雇用制度を利用し、現職企業で働き続ける」、3位は「別の会社への再就職」、4位は「定年前に、複数の仕事を持ち、定年後の仕事とする」という結果になりました。

80%の方が「人生100年時代」を見越した将来に不安を感じていて、そのうちの半数以上の方が『お金』『健康』に関して不安を感じていることが分かりました。具体的には、子どもの教育費や家族の介護費、定年後の年金や退職金や雇用延長等への不安に加え、健康維持や治療の為の支出だけでなく、健康でも長生きすればするほど生活費がかかるといった、お金と健康問題と絡めた不安の声も見受けられました。

他にも、皆さまから頂いたご意見を多数掲載しております。
ぜひ、ご一読ください。

「人生100年時代」とは … 英国ロンドンビジネススクールのリンダ・グラットン教授著の「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」にて提唱された言葉です。人類の平均寿命が延びるこれからの時代は、「100年生きる」ことを前提にして、生き方を考えなければならないという考え方です。
アンケート実施期間 : 2018年8月1日 ~ 2018年8月30日有効回答数 : 740名
Q1.「人生100年時代」を見越した上で、いつまで働くことを想定されているか教えてください。
その他と答えられた方の回答より
  • 継続して働くというよりは、趣味の延長や人助け(の対価としてお金が発生する)で都度活動をし続けると思う(40代・男性)
Q2.Q1で「定年まで/早期退職を考えている」と回答された方にお聞きします。
退職後、どのような過ごし方を想定されていらっしゃいますか?(複数選択可)
Q3.Q1で「定年後も何らかの形で働き続けたい」と回答された方にお聞きします。
どのような働き方を想定されていらっしゃいますか?(複数選択可)
Q4.Q1で「定年後も何らかの形で働き続けたい」と回答された方にお聞きします。
何歳まで働くことを想定されているか教えてください。
~65歳までと答えられた方の回答より
  • 子供はあと数年で手を離れるので55歳には扶養が無くなる。後は妻と二人の生活だがこの時に今まで挑戦できなかった独立or店を出したいと思っている。周りにとって老害になるのは避けたいので、引退するなら65位が人に迷惑を掛けなくて良いかと思う。(40代・男性)
  • 想定は65歳までですが、働けるのであれば65歳を過ぎても働きたい。年金支給額や貯蓄に不安があるため。(50代・男性)
  • そのくらいの年齢である程度の生活設計ができていればいいなと思っている為。(40代・女性)
  • 最低でも、年金の満額支給開始時期までは働きたい。また、気力体力が続き、社会が必要とされるのなら可能な限り長く働きたい。(50代・男性)
65歳~80歳までと答えられた方の回答より
  • 生きがいがあったほうが良いとおもっていまして、その中でも、規則正しく生活もでき、責任も発生する仕事をしていきたいと考えています。(40代・女性)
  • 新現役人として、社会との関わり持ち続けたいと考えており、そのため、多くのシニア層が社会関与できるビジネスを立ち上げたいため。(50代・男性)
  • 親を見ていたら、70過ぎると体も弱くなるため、体が動く元気なうちにリタイアできるといいなと思う(40代・男性)
  • 可能な限り働き続けたいから。少子化もあり退職後も需要があると思う。(40代・男性)
  • 子供の教育費のためと、生活レベル維持のため。(40代・女性)
  • 年金、医療費等に対する不安。(30代・男性)
81歳以上と答えられた方の回答より
  • 価値が提供できなくなるまで働き続けるのが一般的になっていると思っている。(終身雇用制のパラダイムは一時的なものだった)(40代・男性)
  • お金を得るというより、生涯のライフワークとして仕事をしたい。農業や職人のように日々淡々とこなせる仕事が理想。(30代・男性)
  • 収入を得ること死ぬまで技術を追いかけたい、成長したい技術の進歩発展に貢献したい(40代・男性)
  • 生活の為にだけでなく、人生の経験を活かせる、社会貢献などを仕事にしたい。(50代・女性)
Q5.Q1で「定年後も何らかの形で働き続けたい」と回答された方にお聞きします。
働き続けることを可能にするには、何が必要だと考えていますか?(複数選択可)
(現在具体的な行動を起こせていないものも含みます。)
その他と答えられた方の回答より
  • 共に学び合う仲間づくり(40代・男性)
  • 「この人はすごい」と思わせるだけの実績。(50代・男性)
Q6.Q1で「定年後も何らかの形で働き続けたい」と回答された方にお聞きします。
定年後も働き続けるために、現状ネックに感じることや、希望することを教えてください。
  • 周りを見ても、高齢の方がバリバリ働いている企業はあまりない。高齢の方も含めて働ける環境を整えることも必要、または高齢の方だけで働く環境。(30代・男性)
  • 法令等の未整備、企業側の認識が問題。逆説的には、これらがクリアされれば、雇用環境も大いに変化し、定年後雇用も促進されると思われる。(50代・男性)
  • 多くの会社が副業を認めていないのがネック。職を複数もって、定年後にも仕事ができるように経験を積めるようにしたい。(40代・男性)
  • 現職は専門職であるため、その職業がなくなったら働くことを維持するのは厳しくなります。そうなる前に選択肢広げられるようにしたい。(30代・女性)
  • 希望するのは柔軟な労働環境。必ずしも一つの会社で定時間労働である必要はないと思うので、例えば、行政や人材会社などが働きたい人を取りまとめて単発的に仕事を割り振るようなもカタチでも良いと思う。(40代・男性)
  • 管理職を長くやっていると実務能力が衰える。何らかの形でITやテクニカルスキルを伸ばすことが必要になる。(40代・男性)
Q7.「人生100年時代」を見越した上で、将来に不安を感じますか?
Q8.Q7で「はい」と回答された方へお聞きします。
具体的にどのようなことに不安を感じていますか?(複数選択可)
その他と答えられた方の回答より
  • 仕事が機械にとって代わり、仕事そのものが減りそう(40代・男性)
  • 少子高齢化による年金制度の崩壊(40代・女性)
よろしければ、その理由をお聞かせください。
貯蓄が不十分と答えられた方の回答より
  • 年金もいつもらえるか分からないため、貯蓄がどれくらいあれば良いかは不安(40代・男性)
  • 子どもの学費にお金がかかっており、なかなか貯蓄できていない。(40代・男性)
  • 退職金制度がない為、退職までにまとまった資金を作っておかないと生き残れない気がする。また役職定年等で収入が減る可能性もある。(40代・女性)
  • 定年後に〇〇万円必要、という記事を目にするが、そんなに溜まっていないし、そこまで貯まるか自信がない。また、転職回数が多いとその分退職金が少なくなるので。(40代・男性)
新たな収入源がないと答えられた方の回答より
  • 健康で過ごせればいいが、それはそれで長生きすればそれだけお金も必要となり、子や孫の負担にもなるのは間違いない。人生100年と国が煽るのもよいが万人に合致するものでもない。国として推進するのであれば、シニア層でも体に負担なく就業でき、多少の収入を得られる様な抜本的な施策を検討してほしい。(50代・男性)
  • 寿命が延び、年金支給年齢が上がっているのに、雇用側に変化がない。(50代・男性)
健康問題と答えられた方の回答より
  • 健康は年々衰えていくものだし、生活習慣病等の問題も予想される。そもそも健康を害すると思うように働けなくなり、健康維持や治療の為の支出は増える。健康に問題が無くても長生きすればするほど生活費は必要。(50代・男性)
  • 頼れるのは自分の身体(健康)と金だと思っている。綺麗ごとではなく、自助努力で生きていく気力、体力、財力は大切。(50代・男性)
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