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131回 アンケート集計結果

「労働生産性」について(2016年版)

自社の労働生産性が低いと感じる:64%
生産性の妨げになっていることは「1人あたりの業務量過多」「1回の打ち合わせ時間が長い、打ち合わせが多い」
第131回は「労働生産性」について伺いました。

自社の労働生産性について、他社よりも低いと感じている方は意外に多く64%

低いと感じる理由は、「刷新を嫌う」「トップダウン経営」「改善意識がない」といったコメントが多く見受けられました。

生産性の妨げになっていることについて、お聞きしたところ、「1人あたりの業務量過多」「1回の打ち合わせ時間が長い、打ち合わせが多い」という回答が最も多かったです。

次に、職場の労働生産性を上げる為にはどうすれば良いのかお聞きしたところ、「業務フロー・業務システムを見直す」が全ての年代で最も多い回答となりました。

個人個人の労働生産性を高めることは重要です。しかし、まずは組織全体で労働生産性・業務効率を意識し、業務フロー並びにシステムを見直すことが会社全体の労働生産性を上げるために最優先ですべきことなのかもしれません。

他にも、皆さんから頂いたご意見を多数掲載しております。
ぜひ、ご一読ください。

アンケート実施期間 : 2016年11月1日 ~ 2016年11月30日有効回答数 : 1,094名
Q1.自分は生産性の高い仕事をしていると思いますか?
Q2.1ヶ月の残業時間はどれくらいですか?
Q3.自分の仕事の生産性を上げたいと感じていますか?
よろしければ、その理由を具体的にお聞かせください。
強く感じている感じていると答えられた方の回答より
  • 生産性をあげることで、プライベートの時間を確保しやすくなり、バランスの取れた働き方が出来、その結果、さらに仕事の効率があがると考える。生産性をあげることを意識して仕事をすることで、効率の良いやり方や、自分の仕事のやり方を常に振り返る意識を持てる。
    (46歳 女性)
  • 自分個人だけで閉じた仕事であれば、生産性が高いレベルにあることは自他ともに認められるところですので、生産性を上げることにはほとんど必要性を感じていません。組織としての生産性を上げることには、強く必要性を感じています。(45歳 男性)
  • 機械やITができることが増えて、人間ならではの業務が限られて来ていると感じ、自分に任されている仕事に対して生産性を最大限に上げて、自分の貢献度合いや存在価値を高くしたいと思うから。(40歳 男性)
  • 経営者側の立場になって考えれば 効率が良い人材を評価するのは明らかですし、評価されればモチベーションも上がります。同じ仕事をするのであれば 楽しく仕事をしたいと私は考えます。(41歳 男性)
  • 一つ一つの業務についてでも生産性向上が図れれば、他の仕事に対しても良い影響が及ぶと考えられる為、また、周りの方との相乗効果も期待出来る=会社全体の活気に繋がると思います。(35歳 女性)
  • 組織で仕事をしているが、役割分担の適正化を図れば、組織のパフォーマンスはもっと上がると考えており、そのためには自分の仕事の生産性を最大化することが必要であるため。(48歳 男性)
あまり感じていないほとんど感じていないと答えられた方の回答より
  • 基本給が安く、残業代でなんとか世間並みの給料になっているので、本音では生産性を上げて、仕事を早くしたいけど、それをすると生活できないくらいに給料が下がってしまうので。本気になればなるほど、給料が下がる仕組みなので。(45歳 男性)
  • 一時期、不必要な会議が増えすぎて困っていたが、施策のお陰で効率化出来ていると感じている。ただしまだまだ無駄があることを感じてはいる。(38歳 男性)
  • 現在の仕事では拘束時間で既に残業が40時間~くらいになり、生産性を上げたところで状況が変わるわけではないので。(39歳 男性)
  • もう既に十分生産性をあげてきたので、現在の年齢やポジション(個人)で生産性をあげる限界を理解出来ているため。(51歳 男性)
  • 既に生産性は高いレベルにあると思うので。(これ以上はかえってマイナス効果が懸念される)(49歳 男性)
  • 自分が生産性を上げても、上層部がそれを認識できていないので、やるだけ損。(55歳 男性)
Q4.過去に仕事の生産性を上げるために取り組んだことで、効果のあったものがあれば教えてください。
  • システマティックに仕事を進めることは効率性の向上になるが、やはり営業職としては人相手の仕事なのでなるべく一件一件丁寧に扱うようにし人間関係を築き上げる努力をした。結果その顧客から次々と新規顧客の紹介をしてもらえるようになった。ある意味紹介の連鎖につながりコミュニケーションスキルの重要性を再認識した。(42歳 男性)
  • マネジメントに少し携わっており、うまく部下に仕事をまかせられず、納期が間に合わず結局自分がやることになったり、口を出しすぎたりしてしまった。(1)手続き的なことはマニュアル化する(2)仕事の中身を棚卸しさせ、納期を細かくきるようにする、の二つを気にするようになり、生産性が少しずつあがったように思う。
    (30歳 女性)
  • 私のモットーは もののついで です。 一つの仕事をする時には必ず他に一緒に出来ることはないかを考えてから行動します。 もう一つの方法は、仕事を終えた時点でこのやり方でよかったのかを振り返ることです。 この2つを意識して仕事をする事で生産性が上がりました。(41歳 男性)
  • 事前準備(計画作成)の時間をしっかりと取り、全てが計画通りには行かないはずだから、必ずバックアッププランを持つようにした。そこも踏まえた上で、常に80%のキャパだけを持ち、進捗を見極めながら業務を前倒し調整して100%の対応が出来るように心掛けていた。(43歳 男性)
  • 個々による作業の手順や、ルールに未認識による手戻りを減少するため、各作業に関する手順書の作成。(主に新人やチーム内メンバーに展開用)手順書の作成により、作業者への指示に関わる時間短縮、何度も同じ内容に説明を省くことができる。(46歳 女性)
  • 規模の大きな作業はToDoリストを細分化する。その細分化において、ロジックツリーやマインドマップを使って、抜けをなくす、あるいは注意が必要な作業を明確にする。(35歳 男性)
Q5.自分の仕事の生産性を最も妨げているものはなんだと思いますか?
Q6.仕事の生産性が高い人に共通する特徴はなんだと思いますか?
Q7.あなたの会社は他社と比べて、労働生産性が高いと感じますか、低いと感じますか?
よろしければ、その理由を具体的にお聞かせください。
高いと感じると答えられた方の回答より
  • 一人当たりの業務量が多く裁量もあるため、ある程度経験を積んだ担当の生産性は高い。ただし、会社が過渡期で中途若手問わず人を増やしている中で、担当により生産性に大きなばらつきがある。経験を積んだ担当が、もともとの業務量の多さに加え、他担当の育成とフォローを請け負い、会社がまわっている状況である。業務拡大に対して、経験のある担当が足りていない状態である。きちんと後進を育てるためにも、育成ステップを明確にしていくことが必要でる。(30歳 女性)
  • 同業他社との比較で、単純に従業員数が少ないにも関わらず、同様の業務量をこなしているから。(44歳 男性)
  • 成長企業に在籍している為、新しい仕事が毎日発生し、昨年の非常識を今年常識にしている。(44歳 男性)
  • 生産性向上のためのナレッジなど共有が多い。生産性向上を基に会話されていることが多い。(44歳 女性)
  • 仕事をいかに早く合理的に仕上げるかに重点を置いているからです。(47歳 男性)
  • あらゆるプロセスを度々、効率化の観点で、見直す機会がある?(45歳 男性)
低いと感じると答えられた方の回答より
  • 進んで時間外労働をすると言っているものがおり、そのことが社員全員の報酬を食いつぶしているという感覚がなかったり、せっかく一元管理されている情報があるのに、会議や組織の数だけ、専用の書式を導入して、参加者がそれに合わせるよう、都度情報の見せ方を調整していたりするため。(40歳 男性)
  • 組織としてなりたってない。上司一人が全てを握り、情報の提供や的確な指示をださない。そのため期日が迫ったり、自身が対応できないことをギリギリで丸々仕事を投げるので、結局、後追いの尻拭いになる。(43歳 男性)
  • 生産性をあげるには先ずプランやフローが必要だと思います。この2つが無い状態でただ頑張れと連呼している状況です。トップダウンで現場からのプランやアイデアを完全に受け入れない為だと思います。(41歳 男性)
  • マニュアルがほぼなく、各々が1から考えて実行しているため。そのあと検証して修正できる人はまだいいが、できないままほったらかしにして、結果グダグダになっていることがおおいため。(32歳 女性)
  • 刷新を嫌う(何かあったら困る)という保守的な体質のため、最新のツールを導入すれば一瞬で終わるような作業を手作業でしなければならないなど、無駄な作業が多い。(41歳 女性)
  • 一人が出来る業務量を正しく把握してくれない。また長期で働きつづけるメリットを作らないので、いい人材を引き止められないで居るのに改善案がまるでない。
    (39歳 女性)
Q8.どうすれば職場の労働生産性を上げられると思いますか?
Q9.最も生産性の低そうな職種はなんだと思いますか?
よろしければ、その理由を具体的にお聞かせください。
  • ルーチン業務が多く工夫改善がしづらい。売上に直結しないため、努力や成果が認められにくい。1日中社内にいることが多いため、雑用も含めた差し込み業務に振り回される。(49歳 女性)
  • メインがルーチン業務であるため、生産性を高めてもそうでなくとも、業務が変わらないと考えている人が多いため。特に意識改革が必要である。(48歳 男性)
  • ルーティンワークが多く、現状の業務(過程も含め)に疑問を持たず行っている気がする。(38歳 女性)
  • 管理部門は直接的売り上げがないため。(充実させすぎるとコストがかかる)(45歳 男性)
  • 会社の利益に直結しないためそこに、多くの労力をかけるのは、ムダ。(53歳 男性)
  • 成果が数字や目に見えるものとして表れにくいので評価しづらい。(46歳 女性)
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