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130回 アンケート集計結果

「地方で働くこと」について(2016年版)

地方で働くことに興味がある方は、2015年に比べ5%減67%
第130回は「地方で働くこと」について伺いました。

67%の方が地方で働くことに興味があるという結果に。具体的に働きたい場所をお聞きしたところ、「1位:福岡県」「2位:北海道」
「3位:沖縄県・長野県」
の順でした。

理由としては、福岡県は「インフラが整備されて、アジアに近い」といったコメントが多く、北海道と長野県は「自然豊かでストレスがなさそう」といった声が多く見受けられました。

地方で働く上での不安や懸念についてお聞きしたところ、1位は「働き口が少なく、転職先が見つからなさそう」63%

地方で働くことに興味がない方に興味を持つ条件をお聞きしたところ、最も多い回答は「やりたい仕事内容である」でした。

妥協できる条件の1位は、「給与の減少」39%。前年度と変わらず、ある程度の給与減少は妥協可能ではあるが、やりたい仕事ができる転職先が見つかるのかという不安が、依然として地方勤務の最も大きな課題であると伺えます。

他にも、皆さんから頂いたご意見を多数掲載しております。
ぜひ、ご一読ください。

アンケート実施期間 : 2016年9月30日 ~ 2016年10月31日有効回答数 : 1,383名
Q1.地方で働くことに興味はありますか?
Q2. 地方で働くことに興味があると回答された方にお聞きします。
具体的に行きたい都道府県はどこですか?
よろしければ、その理由を具体的にお聞かせください。
福岡と答えられた方の回答より
  • 1.アジア特に中国に近いこと。輸入輸出共にゲートウェイとして商機がみこめる2.関東関西と異なる文化があるのに、九州人はその良さに気づいていないこと、陶磁器と酒、肉、魚、果物、鉄道、温泉、組み合わせ次第で付加価値を増す可能性をはらんでいる3.熊本の援護射撃、玉名、天草、小国は地震の被害が最小限です、ここに人をさばくキャパシティのある福岡が観光客を送り込んだら、九州の援護射撃ができる。(48歳 男性)
  • 東京と離れていながら独自の需給バランスを持ち、アジアに近い商業集積地であること。地元の人たちが、豪快で 単なる損得感情で動かない人的魅力がある方が多いから。効果効率ばかり追求するグローバル ビジネスの先を発見できるかと。(57歳 男性)
  • 空港からの交通の利便性や過ごしやすさ。県民性なのか、たまたま自分の周囲の方だけなのか分かりませんがストレートに物事を伝えてくれる文化・性格が好きなので。(42歳 女性)
  • 九州出身であることに加えて、生活面、文化面でのインフラが整っており、アジアに距離的に近いという、ダイナミックな面もあって、魅力を感じる。(56歳 男性)
北海道と答えられた方の回答より
  • 経済的に生活が担保されることを条件に、自身の生涯全うしたいと思う生活スタイルを求めたい。(56歳 男性)
  • 楽農業など、自然をおおらかに感じながらお仕事ができるのなら業種など関係ないと思います。(38歳 男性)
  • 食べ物がおいしいのと大自然が好き。雪国も好きなので寒いのは気にならない。(43歳 男性)
  • 雄大な大地、自然環境、経験のない雪国の中で生活してみたい。(53歳 男性)
Q3. 地方で働くことに興味があると回答された方にお聞きします。
地方で働く上で、不安や懸念はなんですか?
Q4. 地方で働くことに興味があると回答された方にお聞きします。
地方で働くにあたり、妥協可能な条件はなんですか?
Q5. 地方で働くことに興味がないと回答された方にお聞きします。
どのような条件であれば地方で働いても良いと思いますか?
Q6. 既に地方で働いている方にお聞きします。
都心で働きたいと思いますか?
よろしければ、その理由を具体的にお聞かせください。
はいと答えられた方の回答より
  • 自分の知識レベルは結局「経験」だけに頼っているので、更に上がいる環境のほうが吸収する機会が増える。都心部は上が沢山いる。(41歳 男性)
  • 現実的に地方でのポジションや給与等を含めた待遇を比較すると、都心で仕事をするしかない。また、ビジネスの市場も違うため。(48歳 男性)
  • 都心は交通の便もよく、人口も多い上、回転率も早い、仕事は大変だと思いますが、地方より頑張り次第では、お給料も良い。(38歳 女性)
  • 求人が多く、働く場所や幅が広そうだし、給料は増えると思う。家賃等の固定費も多くかかってしまうのが難有り。(40歳 男性)
いいえと答えられた方の回答より
  • 近々、自宅で仕事をするというスタイルの会社が増えてきそうな為、働く場所は自分で好きな場所を選ぶ環境になってくると考えています。(35歳 男性)
  • 人が多いのが苦手。仕事への荷重が大きく、ワークライフバランスがくずれる。(43歳 男性)
  • 通勤が厳しい。地元のほうが地理や地域の特性を理解しており仕事に有利。(46歳 女性)
  • 給与が上がっても家賃等の負担が増えるのであまりメリットが見えないから。(42歳 男性)
Q7.今後、地方の労働人口を増やすにはどうすればよいと思いますか?
  • 民間(企業、個人)は経済合理性を高めるような行動をとる為、ビジネスの盛んな都市に行かざるを得ない。その民間の都市流出の為、地方のビジネスが減り人口も減ってしまうという悪循環に陥る。一方で、政府の役割は国民全体の生活を守る事が使命であり将来の発展を目標に唯一非経済合理的に動ける。その政府がまず地方に投資をし仕事を作ることが必要。まずはインフラ。東京都と例えば鳥取県を比べた場合、様々な場所へのアクセス、通信網、物流等々、雲泥の差がある。そこを改善する投資をする事で仕事が生まれる。仕事が生まれれば人が集まり、人が集まればその人たちを目当てにサービス業が集まる。サービス業が始まれば、そこにまた雇用が生まれる。新たな雇用が生まれれば、また人が集まり、その人たちを賄うサービスの需要があがり新たに企業が集まる。この好循環が生まれれば、人はどんどん集まってくる。この好循環を作る事が人口を増やす方法論。
    (42歳 男性)
  • 大都市との給与格差が大きいと聞いています。しかし、都市部とは違い、住宅費や食費等の生活費が安いこと、教育費用(塾など)をかけずに地域で教育に取り組んでいること、共働きしやすい環境であること、などの良い面がアピールできれば、Uターン、Iターンを検討する世代が増えるのではないかと思います。PC1台と通信環境があれば、どこでもできる仕事はありますが、やはり、都市に出向くことを考えると、空港やターミナル駅までの安価な交通手段の確保は必要だと思います。不便を感じないように、ある程度のインフラ投資は必要だと思います。地方に行くと、乗り捨てのレンタカーを安くしてほしい、空港までのシャトルバスを増やしてほしいと、感じます。それから、Uターン、Iターン者に対して、受け入れ側が歓迎する態度も必要でしょう。おそらく、外部から来たものにとっては、これが一番ストレスとなるでしょう。(47歳 男性)
  • 元々地方の人間の働き口を増やすにしても、都市部からの移動を誘致するにしても、インターネットを基本にデジタルのインフラが整備されていることでしょうか。あとは、集合住宅など、安い家賃で住める住居がなければ、人は安心し出来て移住を決断できないでしょう。そのPR活動も積極的に行う必要があると思います。超高齢社会では、高齢者が地方に移住し、しかも仕事が出来るとか。職業訓練や、職業創成が出来る環境や設備を作るなど。成果物が、最初はやはり都市部に戻っても、人が住み、生活し始めれば、町が出来て、飲食店や小売業が発展し始めるのではないでしょうか。(47歳 女性)
  • 地方は首都圏に比べて非常に求人が少ないと感じます。IT技術を使って遠隔会議や社内SNS等を活用する事により、東京一極集中を止める事が先ず、すべき事と思います。この事により、地方の雇用や労働に関する状況が変わるものと考えております。(49歳 男性)
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