ホワイトカラー・エグゼンプション制度は必要:26%
今回は
「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」についてアンケートを実施しました。
制度の導入に必要性を感じている方が26%と、
実に4人に1人しか必要性を感じていないという結果に。
制度に感じるメリットとデメリットを伺ったところ、メリットの1位は
「そもそもメリットを感じない」で40%。デメリットの1位は
「サービス残業の助長に繋がる」と答えた方が70%に上りました。制度のメリットを感じておらず、残業削減どころか、むしろサービス残業の助長に繋がると多くの方が感じられているようです。
具体的なご意見では、
「現状では雇用主が体よくタダ働きさせる制度にしかならない」「今の状態だと、残業代を如何にして削減していくかという法案の色彩が強い」など、厳しい声を頂いています。
前向きなご意見として、ホワイトカラーの生産性を上げる方法を伺ったところ、1位は
「業務の優先順位を明確にする」で55%、2位は
「打合せ時間を短縮する」で43%、3位は
「スケジュール管理の徹底」で38%。個人でできる時間管理や業務管理で生産性を高めることができるという意識が強く感じられました。
他にも、皆さんから頂いたご意見を多数掲載しております。ぜひ、ご一読ください。
ホワイトカラー・エグゼンプション制度(残業ゼロ法案)について
ホワイトカラー・エグゼンプション制度とは… 原則1日8時間(週40時間)という労働基準法で定められた労働時間規制を廃止し、働いた時間の長短に関係なく賃金を支払う仕組み。
アンケート実施期間 : 2014年7月1日 ~ 2014年7月31日有効回答数 : 1,883名
Q1.現在勤めている企業(もしくは直近で勤めていた企業)で月間残業時間はどの程度ありますか?
Q3.この制度を入れた場合、どんなメリットがあるとお考えですか?
Q4.この制度を入れた場合、どんなデメリットがあるとお考えですか?
Q5.ホワイトカラーの生産性を上げる方法があるとすれば、どのようなことだと思いますか?