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書類選考に通る、職務経歴書のコツ

職務経歴書のコツ 流通・外食・サービス編

ポイントはここ!
飲食業界を例にとると、現在の市場においていわゆる大手企業のシェアはわずか数%。そういう業界なので、市場には参入の余地が大きくあり、実際急速な成長を遂げている企業も数多くあります。成長企業の多くは、チェーン展開を行い拡大しています。そこには、店長・エリアマネージャー職を中心に数多くのポストがあります。

そのため、店長職として優秀な実績をあげてきた方は、現在の転職市場において高く評価されます。書類選考の段階では、店長としての腕前を分かりやすく具体的に、説得力をもって伝えることが肝心です。そのために重視して欲しいのが「実績数字」です。

書類に目を通す採用担当者があなたの仕事ぶりをイメージできるくらい、具体的な数字でアピールしてみてください。
コツはここ!
コツ1具体的に数字で成果を表す「経営者」の視点で売上・コスト・利益を明らかに!

店長の職務経歴書では、「具体的な数字を語ること」が非常に強い説得力を持ちます。売上だけでなく、コストそして利益も含めた、P/Lをイメージできる内容がベストです。飲食店であれば、売上、席数、客単価は必須項目といえます。販促・広告・人件費、FL比率など、管理可能経費でアピールできるものがあれば、ぜひ入れておきましょう。

また、改善した実績も「人件費○%→○%へ改善」「原価○%→○%へ改善」と具体的に記載することが大切です。

コツ2メリハリのある職務経歴書を勤務店舗数が多い場合は、整理してコンパクトに!
新規立ち上げ店を任される方など、これまでに働いてきた店舗数が多くなるケースがあります。その場合、全てを羅列するのではなく、高い成果を残した店舗や長い間働いていた店舗の内容をしっかりと記入してください。数多くの職務経歴書を見ている採用担当者にとって、パッと見てわかる職務経歴書はサービスマインドの表れといえます。
コツ3実績+αの成果を明記表彰実績・PCスキルなどをアピールポイントに!
多店舗展開をしている企業において、自分が任された店舗が表彰されるのは大変名誉なことです。表彰の重みは企業によって違うとは思いますが、表彰の実績は書いておいたほうがいいでしょう。また受発注・予実管理をPCで行なうケースもあるため、WordやExcelを使えるのであれば記載しておくことをおすすめします。
コツ4サービス業に求められるホスピタリティ自己PRでは、仕事に対する考え方・姿勢を明記
ホスピタリティが強く求められる世界だからこそ、自分の仕事に対する考え方や姿勢が重視されます。自己PRの中では、ぜひその点に触れておきたいところです。例えば「リピート客を増やすために、○○という工夫をした」「クレーム対応には、◯◯という取り組みをした」といった点は、大きなアピールポイントになります。