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書類選考に通る、職務経歴書のコツ

職務経歴書のコツ メディカル業界編

ポイントはここ!
業務の高度化、専門化が進んでいるメディカル業界。

以前より幅広い範囲の経験をカバーしている人材のニーズがある一方、専門領域での深い経験を持つ人材が求められる傾向も強まっています。そのため書類選考では、業務遂行に必要な「スキル・経験」の有無について確認されます。

つまり、書類作成に当たっては「スキル・経験が、過不足なく網羅されていること」が重要なポイントのひとつになります。特に、求人票などで応募先企業が求めているスキルについての実績は、必ず記載しておかなければいけません。

また、網羅性を考えすぎると、ごちゃごちゃと分かりにくい書類になる懸念があります。「一目でわかる見やすさ」を備えていることも重要です。網羅性とわかりやすさを兼ね備えた書類を理想と考えて書類作成に取り組んでください。
コツはここ!
コツ1業務の高度化・専門化が進むメディカル業界経歴には「専門領域」と「地区(MRの場合)」を明記!
業務が高度化・専門化することで、求人において求められる経験・スキルが細かく規定されるようになりました。求人企業が求めている「スキル・経験」を保有していても、記載がなければ、経験はないものとして扱われます。「スキル・経験」については、抜けもれのないように記載することが必要です。また、MRの場合には、担当地区・担当病院なども記載しておくのがいいでしょう。
コツ2「経験・スキル」が問われる書類選考必要な要素を整理して、見やすい書類に!

網羅性を高めると、要素が多くなりすぎて逆に見づらくなる可能性があります。書類選考に必要な要素だけに内容を絞り込むことで、一目でわかりやすい書類になります。この業界の書類でもっとも重要なものは「スキル・経験」です。逆に退職理由は、書いていてもいなくても面接で確認される点です。

書類では省いてしまっても構いません。これらの情報を整理して、枚数は2枚以内に収めるようにしましょう。

コツ3ポジション・役割の転換点は重要なポイントキャリアの「変化」のタイミングは必ず明記!
役割の変化、特に実務担当からマネジメントポジションへの変化は重要なポイントです。MRの方の場合、ご自身の成果等に力点を置いて、マネジメントへの役割の変化などをかかれない方もいますが、この点は求人企業にとってアピールできるポイントになることが多いです。役割の変わり目は、ぜひ記載しておきましょう。
コツ4「これからどうする?」「その会社で何をしたい?」自己PR欄では未来を語る!
職務経歴で過去を伝える一方、最後の「自己PR」「まとめ」では、その経験を活かして何をしていきたいかを記載しましょう。転職の目的として「キャリアアップ」を記載される方も多いですが、企業の求めるものはキャリアアップの結果出していただく「実績」。どんな実績をあげたいかという「目標」を語ってください。