×
書類選考に通る、職務経歴書のコツ

職務経歴書のコツ 機械系エンジニア編

ポイントはここ!
機械系エンジニアの書類は「面接への扉を開くための鍵」です。

この職種の書類選考では、今回の求人で求める「経験・スキル」のチェックが最初に行なわれることが一般的です。そのため、経験・スキルについてはしっかりと記載しておく必要があります。記載していないと、経験なしと扱われる恐れも。

そのため、まず求められるのは情報の「網羅性」です。経験したことや保有しているスキルは、もれなく記載してください。たとえピンポイントの経験はなくとも、「近い経験を保有している」と判断されれば、面接への扉は開かれます。まずは、自分がやってきたことをきちんと棚卸ししておきましょう。

ただし、網羅性を高めるなかで、情報量が多くなり読みづらくなることがあります。網羅性を確保しつつも、分かりやすさ・見やすさの感じられる書類作成を意識しましょう。
コツはここ!
コツ1書類選考でまず問われる技術力棚卸ししたスキル・経歴を、過不足なく詳細に!
エンジニアの職務経歴書にありがちなケースとして、「大まかな技術・業務経験の羅列」にとどまっていることが挙げられます。それでは、採用担当者に冷たい印象を与えかねず、また本当に伝えるべきことも伝わりません。「読み手への配慮」を心がけ、採用担当者が求めていることを詳しく分かりやすく記載しましょう。例えばどんな業務に携わったのか、細かいところまで押さえておくことがポイント。レイアウトに関しても、表組みの形式を取り入れると一気に読みやすい書類になります。
コツ2人事による選考がある場合に備えて専門性の高い用語・言い回しを避け、素人でも分かるように!

技術者の方の傾向として、専門用語を多用するケースが見受けられます。技術者同士であれば問題ありませんが、人事担当が書類をみて判断する場合も多いです。また、役員による選考の場面でも、現場の専門用語が理解されないこともあります。その業界で一般常識として使われている用語は大丈夫ですが、最近使われるようになった用語については気をつけましょう。

コツ3今後どんなことに取り組んでいきたいか自己PRでは、将来のビジョンを語る!
自己PRでは、まず技術面の得意分野・実績をアピールしましょう。あわせて、今回の転職を通じて将来的にどうなっていきたいか、という点も伝えるようにしてください。現在の経験・スキルをどう活かしていくか、そしてそれが求人企業の目指すビジョンと同じ方向をむいているかどうかが大事なポイントです。